トヨタ×道セレクション
福井県勝山市

北は北海道、南は沖縄まで、全国の道で行われるモータースポーツ、トヨタのラリーチャレンジ。
それぞれの開催地には独自の風土と文化が息づきまだ知られていない魅力がたくさん眠っている。
その舞台のひとつである福井県勝山市は古代から続く壮大な物語と、四季折々の美しさが調和する場所。
越前の奥座敷に佇む雅やかな里で、特別な時間を。

福井県北東部に位置し、白山連峰の麓に広がる恐竜の街。日本有数の豪雪地帯であり、ウインタースポーツのメッカとしても知られる。また、717年に泰澄大師が創建した平泉寺など貴重な文化遺産も点在。人口20,795人(2025年7月現在)、面積253.88㎢。

苔の絨毯が彩る白山信仰の聖地

平泉寺白山神社

717年に泰澄大師の手によって創建され、現在は白山信仰の要所として多くの参拝者が訪れる古社。ここの知名度を全国区にしたのは境内一面を覆う見事な苔で、早朝、樹齢300年におよぶスギやブナのほか、サラ、ヤマナシなどの木漏れ日が苔を照らす様子は、神秘的で心が奪われる。美しい参道は「日本の道100選」にも選定されている。

神々しい光に包まれる苔むした参道。
冬になると雪化粧がほどこされる。

平泉寺白山神社
住所:福井県勝山市平泉寺町平泉寺56−63
電話:0779-88-0033
時間:境内見学自由
heisenji.jp

太古の世界への扉が開く

福井県立恐竜博物館

カナダのロイヤル・ティレル博物館と中国の自貢恐竜博物館と並び、世界3大恐竜博物館と称されている「福井県立恐竜博物館」。銀色に光るドーム内部の常設展示室は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンから構成され、4,500㎡という広大な空間に恐竜の全身骨格標本が50体、千数百点もの標本が展示され、大型復元ジオラマや映像なども見ることが可能。勝山市北谷町の発掘現場から出土した貴重な化石も多数収蔵されており、太古のロマンに心躍る時間を過ごすことができる。

「恐竜の世界」のメインフロアで出迎えてくれるのは、
ティラノサウルスのロボット(実物の4分の3の大きさ)。

2024年には過去最高の来館者となる126万人を記録。
年々、その人気は高まっている。

福井県立恐竜博物館
住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11
電話:0779-88-0001
時間:9:00〜17:00(観覧は予約制)
www.dinosaur.pref.fukui.jp

勝山市の名産が一堂に集まる

道の駅
恐竜渓谷かつやま

博物館を筆頭に、市内のいたるところに「恐竜」の文字が踊る勝山市。「道の駅」にも恐竜が待ち構え、観光客をもてなしている。また、白山に抱かれる勝山市には名産が多い。肉質がしまった「妙金なす」や豪雪地帯の特徴を活かした「勝山水菜」をはじめ、近年人気となっている「西ヶ原にんにく」、裏手を流れる九頭竜川で獲れるアユなど挙げればキリがない。それらが集まる道の駅には、勝山の魅力が詰まっている。

産地直送の野菜や土産品をはじめ、フードコートも併設。

道の駅の裏手にあり、アユの漁場として知られる風光明媚な九頭竜川。

道の駅 恐竜渓谷かつやま
住所:福井県勝山市荒土町松ヶ崎1-17
電話:0779-89-2234
katsuyama-navi.jp/michieki/

製粉したてのそば粉を
心ゆくまで。

八助

越前そばで知られるように、福井県はそばの生産と消費が盛んだ。勝山市も例に漏れず、市内にはそば畑が広がり、そば店も点在する。なかでも「八助」は行列が絶えない名店。先々代が戦後に始めた粉挽き屋からはじまり、現在も勝山産のそばの実を挽きながら、その横では挽きたて、打ちたて、茹でたての蕎麦を提供している。越前そばといえば「おろし蕎麦」であるが、勝山市のおろしは、越前市や三国などよりも辛味が少ない大根を使用し、辛味が苦手な人でも食べやすい。職人の真心が込められた一杯を、ぜひ啜ってみてほしい。

1杯の量は少なめ。おろしそばなら2杯注文する人がほとんど。

臨時休業になることも多いため、訪問する前にSNSで確認を。

八助
住所:福井県勝山市栄町1丁目1-8
電話:0779-88-0516
時間:11:00~14:00(木・金は定休)

トヨタ×道セレクション

勝山やまのサーモン御膳

2500 ドリンクセット+ 400 コーヒー(HOT/ICED)または 和紅茶(HOT/ICED) *11時から14時まで / *カップまたはグラスでの提供となります

勝山市の特産品である「勝山やまのサーモン」と地元食材を掛け合わせた、勝山づくしの御膳。「勝山 やまのサーモン」を堪能できるだけでなく、地元で親しまれる「勝ち山おやき」をイメージしたおやき、春巻きやマリネ、旨みが凝縮されたあら汁など、御膳を通して勝山の恵みと食文化を感じることができる。

白山の山々に囲まれた河川の水で育った「勝山やまのサーモン」は、
良質な脂と、淡白でありながらしっかりと感じる旨味、
引き締まった食感が特徴。