トヨタ×道セレクション
富山県高岡市
北は北海道、南は沖縄まで、全国の道で行われるモータースポーツ、トヨタのラリーチャレンジ。
それぞれの開催地には独自の風土と文化が息づきまだ知られていない魅力がたくさん眠っている。
その舞台のひとつである富山県高岡市は壮大な立山連峰と豊かな漁場に囲まれ古くから続く職人たちの技と誇りが息づく。
本物の価値を静かに語りかける、かつての加賀藩のお膝元へ。
富山県北西部に位置し、富山湾に面する加賀前田家ゆかりの城下町。高岡銅器や高岡漆器などの伝統工芸で知られ、鋳物の生産額は全国シェアの90%以上を占める。国宝をはじめとした歴史的建造物も数多い。人口約16万1千人(2025年12月末現在)、面積209.58㎢。
前田家の威光を今に伝える、
北陸の国宝伽藍。
瑞龍寺
戦国時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将であり加賀前田家当主・前田利長。彼の菩提寺として、三代当主・前田利常が20年の歳月をかけて建立したのが「瑞龍寺」。典型的な禅宗寺院建築の伽藍配置を持ち、なかでも山門、仏殿、法堂は国宝、総門、禅堂、大庫裏、大茶堂、回廊三棟が国の重要文化財に指定されている。前田家の財力と美意識、そして信仰心が結晶した空間は、訪れる者に深い精神性を感じさせる。
1997年に国宝に指定された山門。左右対称の造形が美しい。
瑞龍寺
住所:富山県高岡市関本町35
電話:0766-22-0179
時間:9:00〜16:30
www.zuiryuji.jp
海越しの立山連峰に息をのむ。
高岡市きっての景勝地。
雨晴海岸
荒々しい富山湾越しに、三千メートル級の立山連峰を望める雨晴海岸(あまはらしかいがん)。冬の晴れた日の早朝は、澄んだ空気のおかげで山々がくっきりと顔を覗かせる。また、この時期は、冷たい風があたたかい海面に触れることで発生する「気嵐」も見ることができる。海岸沿いはJR氷見線の列車が走り、その光景は鉄道ファンならずとも心を掴まれる。
雨晴海岸に浮かぶ「義経岩」と呼ばれる岩礁。
源義経が雨宿りをしたという伝説を今に伝える。
初冬の風物詩と言われる気嵐が立ち込める。
雨晴海岸
住所:富山県高岡市太田24-74
高岡市に古くから根付く生活道具を知る。
KISEN
400年の歴史を持つ高岡銅器の技術を、現代的な感性で再解釈する鋳物メーカー。ショールームには、香炉や茶道具といった伝統的なものから、デザイン性の高いモダンなインテリア雑貨まで、幅広い製品がずらりと並ぶ。一つひとつ手作業で生み出される製品には、機械生産では決して表現できない温もりと個性が宿っている。高岡の伝統工芸が、現代のライフスタイルにどう寄り添うか。その答えがここにある。
「KISEN」のアイテムのなかでも屈指の人気を誇る真鍮の花瓶「RAPPASLIM」と、
金属と木材で作られたぐい呑み「Guinomi Sake cup」。
KISEN
住所:富山県高岡市金屋町7-15
電話:0766-30-8108
www.kisen-life.com
富山湾の恵みを握る。
地元に愛され続ける名店。
すし貫
「天然のいけす」と称される富山湾に面した高岡市。ここのグルメといえば、なんといっても寿司だ。市内には回転寿司から高級寿司まで多くの寿司屋が存在するが「すし貫」はリーズナブルかつ、新鮮なネタを食べられる店として、地元の人たちから長年愛されている。白エビ、ホタルイカ、寒ブリ、バイ貝など、富山湾ならではのネタに、ぜひ舌鼓をうってほしい。
おまかせ握りの雪は9貫で5,000円。
地元で獲れたネタに加え、いくらやウニなども乗る。
すし貫
住所:富山県高岡市佐野840
電話:0766-21-3632
時間:12:00~14:00、17:00~21:00(木曜、第3水曜は定休)
高さ約16メートル。
日本三大大仏の優美な佇まい。
高岡大仏
奈良、鎌倉と並び、日本三大大仏に数えられる「高岡大仏」。初代の大仏が建立されてから、2度の火災があったため、現在の大仏は3代目。高さ約16メートルの阿弥陀如来坐像は、その端正な顔立ちから「美男の大仏」とも称される。台座の内部は回廊になっており、仏画や地獄絵図なども展示されている。もっとも特筆すべきは、この大仏が市民の寄進によって造られ、今も地域の人々によって大切に守られていること。
高岡の鋳物技術の高さを物語る、高岡の象徴的な存在。
内部の回廊は、貴重な仏画や2代目高岡大仏の焼け残りとされるご尊顔などが展示されている。
高岡大仏
住所:富山県高岡市大手町11-29
電話:0766-23-9156
時間:9:00~17:00