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2019年02月14日
トゥ・ウェイソン選手 :
「真の挑戦は、自分に勝つために自分と向き合うこと」

パラリンピック競泳シンガポール代表のトゥ・ウェイソン選手が横断性脊髄炎と診断されたのは2歳の時だった。両足を動かすことが不自由になる病気で、治療法は確立されていない。これまでのように走ることも遊ぶことも難しくなってしまった彼は、13歳の時に競泳の世界に飛び込んだ。それからというもの、国際大会にて多くのメダルを獲得し、実績を残している。2018年のコモンウェルスゲームズでは銅メダル、続くアジアパラ競技大会では2つの金メダルを手にした。「水の中では自由に動けるから楽しい。邪魔をされることなく動き回ることができる水泳が大好きだ」と彼は言う。