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なぜ海外に工場をつくったのですか?

トヨタでは、お客様に近いところでクルマを生産することを基本に、世界中でクルマを生産しています。
世界中のどこでも同じ、高品質のクルマをより早く安く、お客様におとどけできるようにがんばっています。

海外でクルマを生産するのは、次のような理由からです。

現地(げんち)の人の働く機会が増(ふ)え、
その国・地域(ちいき)の発展(はってん)につながる

海外で工場を建てると、現地の人びとの働く機会が増えるので、地域の経済(けいざい)が豊(ゆた)かになります。そうして、地域に貢献(こうけん)しながら、トヨタも発展していくことができます。

海外の工場が増え続けている今、トヨタではこうした状況(じょうきょう)に対応(たいおう)するため、国内外の工場で働く人を対象にした研修(けんしゅう)センターを設立(せつりつ)し、クルマづくりの技能(ぎのう)を伝えています。

お客様へ早く、安く
クルマをとどけることができる

現地生産をすると、日本でつくったクルマを輸出(ゆしゅつ)するより、注文(ちゅうもん)を受けてから販売(はんばい)するまでの時間を短くすることができ、早くお客様の手元にとどけることができます。

また、日本でつくったクルマを輸出する場合には、国によって高い税金(ぜいきん)が
かかったり、為替(かわせ)レートによっては、クルマのねだんが高くなってしまったりすることがあります。

しかし、できるだけ現地の部品を使って現地生産すると、地域に貢献できるうえに、
為替の影響(えいきょう)を受けにくくなるので、安くクルマを買っていただくことが
できます。

為替レート
国と国のお金(通貨)の交換比率(こうかんひりつ)のこと。
例えば「1ドル=100円」「1ユーロ=130円」など。お金の種類は国ごとでちがうので、海外で
お金を支払(しはら)うときは、その国のお金に交換しなければならない。さらに、お金の価値(かち)も
国ごとでちがい、経済状況(けいざいじょうきょう)などによって日々変わる。
そのため、お金の交換にかかる金がく(為替レート)も日々変動している。
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