1台のクルマはいくつの部品からできているの?
1台のクルマは、小さなネジまで数えると約3万個の部品からできています。これらの部品は、トヨタでつくるものもありますが、
たくさんの協力会社でも分担してつくられています。
約3万個の部品は、それぞれ原料もちがえばつくり方もちがいます。より良い部品をつくるためには、いろいろな研究開発を
しなければなりません。それぞれ専門の会社で部品をつくることによって、高品質な部品ができあがるのですよ。
例をあげると、シート、タイヤ、ハンドル、ガラス、ヘッドランプ、メーターなどが協力会社でつくられています。
これらの部品は、必要な時に必要なだけつくるしくみになっています。部品箱には「かんばん」とよばれるカードがついていて、
これには、必要な部品の種類・数などが記入してあります。これを使って、部品工場はつくり過ぎのムダがなくなり、
組み立て工場は使わない部品を置くスペースのムダがなくなります。