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かんばん方式とは何ですか?

トヨタでは、効率良く生産するために「トヨタ生産方式」をとっています。これは、よいクルマをより安く、はやくお客様にお届けするために、
あらゆるムダをてっ底的になくすことを目指している方法です。

その1つに「必要なものを必要な時に必要なだけつくる」という仕組みがあり、それを実現する道具として「かんばん」というものを
使っています。この「かんばん」にはいつ、どこで、何が、どれだけ使われたかが書いてあるカードです。

部品箱1つ1つに「かんばん」がついていて、部品を1つ使うと「かんばん」を外します。組み立て工場では定期的にこの外した「かんばん」を
回収して部品工場へ届けます。部品工場の人は、「かんばん」に書かれた数の部品をつくります。

こうすることにより、部品工場はつくり過ぎのムダがなくなり、組み立て工場は使わない部品を置くスペースのムダがなくなります。

現在は、電子化(でんしか)された「かんばん」データを、協力会社へ送る方法を行っています。

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