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価格は誰がどのように決めていますか?

トヨタでは、新型車を発表することになると、アイデアが出されてから、実際に工場で生産が始まるまでに、だいたい3~4年くらいかかります。さて、新型車ができあがると、いよいよ工場でクルマをつくり始めます。

生産は、大きく分けると、プレス、ようせつ、とそう、組み立て、検査の工程をとおり、約17~18時間かかります(工場や生産台数によってちがいます)。

ただし、1台のクルマは、小さなネジまで数えると約3万個の部品からできていますので、その部品1つ1つをつくる時間まで考えあわせると、大変長い時間をかけて1台のクルマをつくっています。

また、その間には、研究・開発をする人や新車の企画をする人、試験をする人、部品をつくる人、工場でクルマをつくるまでの準備をする人、工場でクルマをつくる人、検査をする人、事務をする人、クルマを運ぶ人など、本当にたくさんの人々がかかわっています。
そして、できあがったクルマを売る人も全国にいます。

このように、かかった時間やクルマづくりにかかわった人々、研究・開発や生産(機械・ロボットなど)部品にかかったお金など、
いろいろなことを考えあわせて、価格を決める担当の人が決めています。

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