クルマをつくる工場を見てみよう
1台のクルマは、小さなネジまで数えると約3万個の部品からできています。
それらの部品はトヨタの工場だけでなく、部品をつくる会社でもつくられています。
1台のクルマをつくるために、たくさんの会社の人が関わっています。
必要なものを必要なだけつくる
トヨタでは徹底(てってい)的にムダをなくして、品質のよいクルマを短い時間で、より安い値段でお客様にお届けできるようにしています。
そのため、「必要なものを必要なときに、必要なだけつくる=ジャスト・イン・タイム」や「ラインを止めてでも品質を優先する」という考えかたでクルマづくりを行なっています。
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プレス
プレスは、長い鉄の板を切って、圧力をかけ、
車体やドアなどクルマを構成する部品をつくる工程です。 -
溶接(ようせつ)
電気を流すことで発生する熱を利用して鉄板と鉄板をくっつけていきます。
プレス工程でつくられた、さまざまな部品をつなぎ合わせて、クルマの形にしていきます。 -
塗装(とそう)
ようせつされた車体を洗浄(せんじょう)し、自動でとそうを行います。
クルマをきれいに仕上げるために、何度もとりょうをぬっていきます。 -
組み立て
とそうした車体にさまざまな部品を取り付けていきます。
組み立て工場では一定の速度で動くコンベアの上に車体をのせて、
多くの作業者の手によって、お客様の注文に合わせて部品を正確に取り付けていきます。 -
検査(けんさ)
部品の取り付けが終わったら、1台のクルマで約1,500~2,000項目(こうもく)ものきびしい検査を行います。
すべての項目に合格したクルマだけをお客様にお届けします。 -
輸送(ゆそう)
すべての検査に合格したクルマは、キャリアカーや専用の船を使って大切に運びます。