クルマは世界中でつくられています
トヨタは今までに3億台以上のクルマをつくり、世界中のお客様におとどけしてきました。
日本国内だけでなく、海外27の国や地域にも工場があります。
また、世界の主な国・地域に研究施設(しせつ)があり、研究・開発を行っています。
トヨタに関連する世界中の生産・販売(はんばい)・部品会社では、約38万人が働いています。
全世界の生産台数(2023年)
1,151.8万台(トヨタグループ全体)
1,003.3万台(トヨタ)
各地域の生産台数はトヨタのみの台数です。海外でクルマをつくる理由
トヨタでは、お客様に近いところでクルマを生産することを基本に、
世界中でクルマを生産しています。世界中のどこでも同じ、高い品質のクルマを、
より早く、より安く、お客様におとどけできるようにがんばっています。
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現地の人の働く機会が増え
その国・地域の発展につながる01海外に工場を建てると、現地の人びとの働く機会が増えるので、地域の経済が豊かになります。そうして、地域に貢献(こうけん)しながら、トヨタも発展していくことができます。
海外での生産に対応するために、トヨタでは国内外の工場で働く人を対象に研修を行い、クルマづくりの技能を伝えています。
研修を受けた人たちは、自分の国にもどって、ほかの働く人にクルマづくりの技能を伝えています。
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お客様へ早く、安く、
クルマをとどけることができる02その国で生産をすると、日本でつくったクルマを輸出するより、注文を受けてからお客様の手にとどくまでの時間を短くすることができます。
また、日本でつくったクルマを輸出する場合には、国によって高い税金がかかったり、為替(かわせ)レートによってクルマの値段が高くなってしまうことがあります。
できるだけその国の部品を使って生産すると、地域に貢献できるうえに、為替の影響を受けにくくなるので、安くクルマを買っていただくことができます。
その国・地域の要望にあわせた
クルマをつくる国・地域によって気候・交通事情・生活習慣・好まれるデザインや色などがちがいます。
例えば、デコボコ道でも乗りごごちが良い設計にしたり、暑い国ではエンジンを冷やすための工夫をしたりしています。
このように、トヨタでは、クルマをとどける国にあわせてクルマをつくっています。
日本国内のトヨタの工場
わたしたちの日本では、トヨタの工場は愛知県内に11カ所あります。
そのうち4カ所がクルマを組み立てる工場、7カ所がエンジンや部品をつくる工場です。
このほかにもトヨタのクルマは、全国にある関係会社で分担してつくられています。
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