トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、本日、2019年3月末までにトヨタの100%子会社である株式会社トヨタIT開発センター(以下、ITC日本)の研究開発業務をトヨタのコネクティッドカンパニーに、ITC日本の100%子会社であるTOYOTA InfoTechnology Center, U.S.A., Inc.(以下、ITC米国)の研究開発業務をToyota Motor North America(以下、TMNA)に融合することを決定しました。
今回の融合により、自動運転技術開発やモビリティサービス関連の事業進展が加速している中、コネクティッド技術を通して、お客様の要望に沿ったより役立つサービスの提供に向けた開発加速と早期実用化に取り組んでまいります。

トヨタは、2001年に新たなバリューチェーン構築を目指して、「ネットワークビジネス」領域の先端IT技術動向・マーケットニーズ把握を目的とした、ITC日本およびITC米国を、関係各社とともに設立しました。現在両社は、主にコネクティッドカーのサービス向上に直結する、大規模情報処理技術や高速ネットワーク技術などの「通信・情報処理」領域の先端・応用研究に特化して取り組んでいます。

今回は、お客様のニーズに対応したモビリティサービスを、より迅速かつ適切に提供することを目的に、両社とトヨタに分かれている「先端・応用研究」と「サービス・製品化」を同組織で行うことで、迅速かつ柔軟に開発を進めることができる仕組みを共有し、開発プロセスのスピードアップに繋げていきたいと考えています。

現在のITC日本およびITC米国の概要
  ITC日本 ITC米国
設立時期 2001年1月 2001年4月
出資 トヨタ100% ITC日本100%
資本金 1,727百万円 6.1百万米ドル
所在地 東京 米国カリフォルニア州
事業内容
  • クラウドコンピューティングやソフトウェアの基本設計に関する革新的技術の研究
  • 先端通信ネットワークに技術に関する調査、標準化、研究
  • MaaS関連技術の研究

以上

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