- 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への出場を目指すアスリートのサポートを通じ、挑戦するすべての人の夢を応援
- 東京2020大会に向けての活動を支援、専用ウェブページ開設へ
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、オリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、スポーツの世界で高い目標を掲げて日々努力を重ねるアスリートたちの挑戦、そして自分自身への挑戦を続けるすべての人の夢を応援していきます。
このたび東京2020大会へ出場するための道のりを力強く歩む「グローバルチームトヨタアスリート」を紹介するべく専用ウェブページを立ち上げました。東京2020大会への出場内定の状況についても随時更新し、大会での多くの夢の実現に向けて応援してまいります。
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トヨタの「Start Your Impossible」というメッセージには、自動車業界がかつて類を見ないほどのスピードで変革期を迎える中、人々に寄り添い、皆がそれぞれの可能性にチャレンジできる社会づくりへのサポートを通じて、お客様の生活や社会全体の改善に貢献したい、というトヨタの強い想いが込められています。このチャレンジ精神を共有し体現する存在として、トヨタは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への出場を目指すアスリートを世界43の国と地域から「グローバルチームトヨタアスリート」として選定しています(8月22日現在 約240名)。トヨタはこれら「グローバルチームトヨタアスリート」を雇用、車両提供、用具開発支援、スポンサーシップ等、様々な形でサポートしていきます。
「グローバルチームトヨタアスリート」は、従業員アスリートに加え、各国で選出したトヨタの理念や価値観(「チャレンジ」「改善」、「質実剛健」「チームワーク」「謙虚・感謝」「素直・正直」等)をともにするアスリートから構成されています。彼らが自身の競技において「Start Your Impossible」を実践することは、従業員を始め、トヨタに関わるすべてのステークホルダーに勇気や活力を与えてくれるものです。
スポーツとトヨタの歴史は創業の1937年にさかのぼり、同年の陸上部発足以来、トヨタはつねにスポーツと共に歩んできました。スポーツを通じて得られる個人の成長やチームワークの大切さは、アスリート自身のみならず、それを応援するトヨタの従業員の力にもなっています。
社長の豊田章男は、創業者の豊田喜一郎が運動部を作った理由について、「もっとよくするために決してあきらめない『ネバーギブアップ』の精神。仲間のため、自分以外の誰かのために闘う『フォア・ザ・チーム(For the Team)』の精神を、クルマづくりに格闘する自分たちの姿と重ねていたのでは」と語っています。
2011年11月、タイでは大洪水によりサプライチェーンが寸断し、生産活動が実質停止していました。この時現地入りし、陣頭指揮を執っていた豊田に、日本リーグ2連覇をかけ決勝を戦っていた女子ソフトボール部の試合経過の連絡が入りました。その内容は、ゼロ対ゼロからの延長戦で2点を失ったという劣勢を伝えるものでしたが、結果は、逆転サヨナラ勝ちで2連覇を達成しました。豊田は、「東日本大震災、タイの大洪水と続き会社が戦っている時だったからこそ、決してあきらめない姿に勇気づけられた」と当時を振り返ります。
オリンピック・パラリンピック競技大会においては競い合うアスリートたちが主役です。彼らが大きく輝けるために、トヨタはトップパートナーとして最先端モビリティ、モビリティとしてのロボット、トヨタ生産方式等の技術提供で大会をサポートし、トヨタのお客様を含むすべてのステークホルダーとスポーツの感動を共有することを願っています。
以上