このたび、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)において、海外向け車両の側面衝突試験における不正行為が判明いたしました。当該車両を現在ご利用いただいているお客様、販売店をはじめ、関係各所に大変なご迷惑、ご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。

弊社代表取締役会長 豊田章男のコメント

この度のダイハツ工業の不正は、クルマにとって最も大切な安全性に関わる問題であり、お客様の信頼を裏切る、絶対にあってはならない行為だと思っております。

ご迷惑、ご心配をおかけしている世界中のお客様、すべての関係の皆様に、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。

本件はトヨタブランドの乗用車で発生した問題でもありますので、ダイハツ工業だけではなく、トヨタ自動車も含めた問題であると考えております。これから詳細な調査を進めていくことになりますが、現場で何が起こっているのか、徹底的に事実を把握し、真因を究明し、再発防止に真摯に取り組んでいくことをお約束いたします。

そして、調査でわかった事実については、包み隠さず、タイムリーに世の中の皆様にお知らせしたいと思っております。

私自身、2009年に発生した大規模リコール問題の際に、世界中のお客様に対し、トヨタは「逃げない、隠さない、嘘をつかない」ということをお約束いたしました。それにもかかわらず、グループ会社で、こうした問題が発生したことを大変重く受け止めております。

今後、トヨタおよびグループ各社のクルマづくりのオペレーション上の問題については、執行トップである社長の佐藤が責任をもって改善に取り組み、ガバナンスやコンプライアンスに関する部分は、会長であり、リコール問題を経験した私自身が責任をもって取り組んでいきたいと思っております。

トヨタグループ一丸となって、一日も早く、お客様の信頼を取り戻せるよう全力で取り組んでまいります。

ダイハツ工業のリリースはこちら
https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20230428-3.html

以上

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