トヨタ、新型車アイシスを発売－卓越したユーティリティを備えた次世代ミニバン－

トヨタ自動車(株)（以下、トヨタ）は、ミディアムクラスの新型ミニバン「アイシス“Isis”^＊1」を開発し、全国のトヨタ店（大阪地区は大阪トヨペット）を通じて、9月28日より発売した。

新型車は、「アクセスとスペースの革新」を目指し、使う人がより快適に、思いのままに使える空間を追求するため「柔（じゅう）・空間」をテーマに開発した、卓越したユーティリティが特長のクルマである。
パノラマオープンドア（助手席側センターピラー内蔵ドア）による大開口と多彩なシート機能の採用により、優れた乗降性・積載性、フレキシブルに使える室内空間を実現するなど、ユニバーサルデザインの視点を踏まえ、ユーティリティを徹底的に追求している。さらに、スタイリッシュな中にも品格を備えた上質なデザイン、先進技術の採用による快適で安心感のある走りを実現し、これからのミニバンのあり方を提示している。

主な特長

1. パノラマオープンドアと多彩なシート機能による画期的なユーティリティ

• パノラマオープンドアの採用により、開口幅1,890mmの大開口を実現し、ミニバンの乗降性と積載性を画期的に革新
• 助手席タンブルシート、チップアップ機構付セカンドシート、後方床下格納機構付サードシートなど、使いやすさにこだわった多彩なシート機能を備え、フレキシブルに使える室内空間を創出
• 3列全ての席で、十分なヘッドクリアランスとレッグスペースを確保するなど、大人7人がゆったりと座れる快適な室内空間を実現

2. スタイリッシュな中にも品格を備えた上質なデザイン

• トヨタデザインのフィロソフィ「VIBRANT CLARITY（活き活き・明快）」に基づき、「ソリッド＆モダン」をデザインテーマとし、力強い造形にシンプルな線と面を構成することで、スタイリッシュな中にも品格を備えた新しいミニバンフォルムを創出

3. 先進技術の採用による快適で安心感のある走り

• 高性能の2.0L VVT-i^＊2D-4^＊3エンジンと1.8L VVT-iエンジンの搭載、NAVI・AI^＊4-SHIFT制御を備えたSuper CVT-i^＊5（2.0Lエンジン搭載車）の採用、高いボディ剛性の確保などにより、優れた操縦性・走行安定性と快適な乗り心地を高い次元で両立
• クルマが進む方向において、障害物に接触する可能性がある場合に、ウォーニングで知らせる世界初^＊6のステアリング感応式クリアランスソナーを採用し、運転のしやすさにきめ細かく配慮

販売概要

1. 販売店

   トヨタ店（大阪地区は大阪トヨペット）

2. 月販目標台数

   4,000台

3. 店頭発表会

   10月2日（土）、10月3日（日）

生産工場

関東自動車工業(株)　東富士工場

Super ECT

スーパーインテリジェント4速オートマチック

車両概要

1. パノラマオープンドア（助手席側センターピラー内蔵ドア）と多彩なシート機能による画期的なユーティリティ

• 自由で快適な乗降・積載スタイル

• 開口幅1,890mmの大開口による画期的な乗降性・積載性を実現したパノラマオープンドア
• 乗り降りしやすい両側スライドドア
• ボタン操作ひとつでスライドドアの開閉を可能にするパワースライドドア
• 軽く閉めるだけで確実にドアを閉めることができるスライドドアイージークローザー
• キーを取り出さずに全ドアロックの施錠・解錠を簡単に行うことができるスマートドアロックリモートコントロール

• 自由自在に使える、快適な空間

• 大人7人がゆったりと座れる室内
• 助手席タンブルシート、チップアップ機構付セカンドシート、後方床下格納機構付サードシートなど多彩なアレンジにより、自由に使える快適な空間

2. スタイリッシュな中にも品格を備えた上質なデザイン

• 「ソリッド＆モダン」をテーマとしたエクステリア

• モダン建築のような端正なキャビンと量感のあるロアボディを、ダイナミックなラインで融合し、品格と力強さに溢れるフォルムを実現
• 低重心の構えとシャープなフード造形によるスタイリッシュなフロントビュー
• 立体的で力強い造形のランプを四隅に配置したワイド感のあるリヤビュー

• 「エモーショナル＆ジオメトリック」をテーマとしたインテリア

• 非対称のインストルメントパネルにより、パノラマオープンドアから招き入れる感覚を表現するとともに、ドアトリムの造形にも連続感を持たせ、室内の伸びやかさと心地よい包まれ感を演出
• モダンな造形と質感の高い素材により、品格を感じさせる室内を表現

• 専用エアロパーツを装着し、スタイリッシュな個性をより際立たせたグレード「プラタナ」を設定

3. 先進技術の採用による快適で安心感のある走り

• 高性能と低燃費を両立する2.0L VVT-i D-4と1.8L VVT-iエンジン
• 低燃費と静かで意のままの走りを実現するSuper CVT-i（2.0Lエンジン搭載車）

• アクセル操作に対するレスポンスを高める駆動力制御
• ナビゲーション情報をもとにコーナーリング時などのアクセルコントロール性を高めるNAVI・AI-SHIFT制御
• マニュアル車感覚のシフト操作が楽しめる7速スポーツシーケンシャルシフトマチック

• 滑らかな加速と低燃費をもたらすSuper ECT（1.8Lエンジン搭載車）
• フラットな乗り心地と安定感のある走りを支える高剛性ボディとサスペンション
• ステアリング感応式クリアランスソナー（世界初）

• ステアリング舵角とデュアルソナーの検知情報に基づき、障害物への接触の可能性を判断し、適切なウォーニングで告知

4. 高い安全・環境性能

• コンパティビリティの概念を取り入れ、さらに進化させた衝突安全ボディGOA^＊と歩行者傷害軽減に配慮したボディ構造

• パノラマオープンドアの採用に伴い、助手席側ドアにピラーを内蔵するとともに、ドア開口部まわりについても、補強部材で強化するなど、運転席側のセンターピラーと同等の強度と剛性を確保

• 全車、「平成17年基準排出ガス50％低減レベル」（国土交通省の低排出ガス車認定制度）ならびに「平成22年度燃費基準＋5％」（省エネ法に基づき定められている燃費目標基準）を達成（グリーン税制による減税措置対象車）
• LCA（ライフサイクルアセスメント）を実施し、走行段階だけでなく、生産から廃棄するまでの全段階で排出するCO2や大気汚染物質の総量を低減
• ラジエーター、ヒーターコア、ワイヤーハーネス被覆などから鉛をなくし、鉛使用量を2005年末までに1/3以下（1996年比）に低減するという業界目標を達成
• 車両解体作業効率を高める解体性向上マークの大型部品への表示や、ボディ各部に解体しやすい構造を取り入れたリサイクル設計により、解体・リサイクル性に配慮

ウェルキャブ（メーカー完成特装車）

• ベース車の特長である大開口のパノラマオープンドアを活かし、乗降性に優れた仕様を設定

• サイドリフトアップシート車（パノラマタイプ）“Aタイプ”／“Bタイプ”
• 助手席リフトアップシート車（パノラマタイプ）“Aタイプ”／“Bタイプ”

以上