TOYOTA、クラウンをマイナーチェンジ

TOYOTAは、クラウン（“ロイヤル”シリーズ、“アスリート”シリーズ）をマイナーチェンジし、全国のトヨタ店（東京地区は東京トヨタおよび東京トヨペット、大阪地区は大阪トヨペット）を通じて、10月4日より発売した。

クラウンは1955年の誕生以来、半世紀にわたり、日本の高級車をリードする伝統のブランドとして高い評価を得てきた。

今回のマイナーチェンジでは、高級感・スポーティ感を高めたエクステリア、新エンジンの搭載、先進装備の採用などにより、さらなる進化を図っている。

主な特長

• フロントグリル、リヤコンビネーションランプ、ヘッドランプなどの意匠変更により、“ロイヤル”シリーズは高級車にふさわしい存在感を、“アスリート”シリーズは精悍さとスポーティ感をより強調
• “アスリート”シリーズに、高い動力性能と低燃費・低エミッションを両立したV6・3.5L 2GR-FSEエンジンを新たに搭載するとともに、国土交通省の低排出ガス車認定制度における「平成17年基準排出ガス75％低減レベル」の認定を取得
• 走行時の車線内走行を維持できるようステアリング操作を支援し、運転負荷を軽減するレーンキーピングアシスト（“ロイヤル”シリーズの一部グレードにオプション）や、車内への不正な侵入を電波により検知する、侵入センサー付オートアラームなどの先進装備を採用

このほか、ウェルキャブ（メーカー完成特装車）についても、ベース車と同様の改良を施すとともに、ワイヤレスリモコンを標準装備し、使用性を高めている。

なお、月販目標台数は5,000台、店頭発表会は10月8日（土）、9日（日）、10日（月・祝）を予定している。

車両概要

1. エクステリアの進化

   “ロイヤル”シリーズ

   • 立体的で、精緻な上質感を強調したフロントグリル、スモーク調塗装を施したヘッドランプ、透明感と奥行き感のあるリヤコンビネーションランプにより、高級車にふさわしい存在感を表現

   “アスリート”シリーズ

   • バンパー開口部に3分割のロアグリルを採用したフロントバンパー、立体感と押し出し感を強調したフロントグリル、スモーク調塗装を強調したヘッドランプおよびリヤコンビネーションランプにより、精悍さとスポーティ感をより強調
   • 外板色はクォーツグレーパールマイカ、ジンジャーレッドマイカメタリックなどの新色を含む全8色を設定（“アスリート”シリーズは全6色）

2. 一段と洗練されたインテリア
   • 新たな加工を施した本革シート・ドアトリム表皮（“アスリート”シリーズ）、明るい色調とした内装色グレー、メーターまわりにメッキリング加飾を施したセンターメーターなどにより、洗練された室内空間を演出
3. 卓越した車両運動性能
   • “アスリート”シリーズにV6 3.5L D-4S^＊1 2GR-FSEエンジンを新たに搭載

     エンジン回転数などに応じて筒内直接噴射インジェクターとポート噴射インジェクターを最適制御する燃料噴射システムの採用とあいまって、高い動力性能と優れた環境性能を実現

   • 滑らかな変速フィールとスポーティな操作性を実現し、操る歓びを高める6 Super ECT＋シーケンシャルシフトマチックを2.5L 2WD車にも設定拡大
4. 先進の各種機能・快適装備
   • 白（黄）線をカメラで認識し、電動パワーステアリングを制御することで、車線に沿った走行をしやすいように、ドライバーのステアリング操作を支援するレーンキーピングアシスト（“ロイヤル”シリーズの一部グレードにオプション）
   • 車内への不正な侵入を電波により検知する侵入センサー付オートアラーム
   • 除菌効果のあるプラズマクラスターイオンやマイナスイオンをエアコンセンター吹き出し口から放出し、室内を爽やかな空気で満たすプラズマクラスター®^＊2
   • スイッチ操作により、顔まわりの花粉をすばやく減少させることができる花粉除去モード
   • 第三世代テレマティクス「G-BOOK ALPHA」対応のHDDナビゲーションシステム（除く一部グレード）
   • ドアの施錠・解錠や、ワンプッシュでのエンジンスタートなどを可能とする、スマートキー機能を腕時計に内蔵したキーインテグレーテッドウォッチ（販売店装着オプション）

6 Super ECT

スーパーインテリジェント6速オートマチック

以上