トヨタ、エスティマTならびにエスティマLをマイナーチェンジ

トヨタ自動車(株)は、エスティマTならびにエスティマLをマイナーチェンジし、エスティマTは、全国のトヨタ店（大阪地区は大阪トヨペット）、エスティマLは、トヨタカローラ店を通じて5月6日より発売した。

今回のマイナーチェンジでは、フロントバンパーやヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ、ガーニッシュなどの意匠変更、新外板色4色の採用により、さらに先進的で洗練された外観とするとともに、新意匠オプティトロンメーター、新内装色の採用などにより、質感・高級感を向上させた内装としている。

また、スポーティな走りを実現する専用チューニングのローダウンサスペンション、パフォーマンスロッド、ステアシフトマチックなどを採用した新グレード「アエラス-S」、本革シート、運転席・助手席シートヒーターなどを採用した「G“レザーセレクション”」、車外へスライドダウンするセカンドシート（左席）を採用したうえ、求めやすい価格を実現した「アエラス“サイドリフトアップシート装着車”」「G“サイドリフトアップシート装着車”」を新設定し、バリエーションの充実を図っている。

さらに、万一の歩行者との衝突時の、歩行者の頭部および脚部への衝撃緩和に一段と配慮した歩行者傷害軽減ボディを新採用したほか、2.4リットル 2AZ-FEエンジンは、国土交通省の低排出ガス車認定制度における「超-低排出ガス車」を達成するとともに、「平成22年燃費基準^＊1」もクリアし、グリーン税制による減税措置対象車とするなど、先進の安全・環境性能を追求している。

このほか、DVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーションは、新情報ネットワークサービス「G-BOOK」への対応を可能としたほか、DVDプレーヤー、9スピーカー、後席9型液晶ワイドディスプレイなどを採用したシアターシステムを新設定している。あわせて、世界初^＊2となる車両前方直下の状況も表示する機能を付与したブラインドコーナーモニターを新設定するなど、最新の機能を備え、装備を一段と充実させている。

なお、月販目標台数は6,000台、店頭発表会は5月17日（土）、18日（日）を予定している。

車両概要

1. 先進的で洗練されたスタイリング、質感・高級感が向上した内装
   • 精悍でスポーティな丸型6眼ヘッドランプとテール＆ストップランプに反射式LEDを採用したリヤコンビネーションランプに一新
   • フロントバンパーは、「J」「X」「G」ではシャープな印象を与えるフォグランプを組み込んだ伸びやかなデザイン、「アエラス」「アエラス-S」では安定感のある台形型開口部と丸型フォグランプを組み合わせた精悍で力強いデザインに変更
   • 外板色には、グレーメタリック、ブラック、ベージュメタリック、ライトグリーンマイカメタリックの新色4色を設定
   • 内装色は、「J」「アエラス」「アエラス-S」ではスポーティで落ち着きのあるダークグレー、「X」「G」では明るく高級感あふれるアイボリーに変更
   • LED照明使用のブルーグラデーションオプティトロンメーターを新採用（一部グレード）
2. 充実したバリエーション
   • スポーティな走りを実現する「アエラス-S」を新設定
     • 専用チューニングのローダウンサスペンション
     • 走行性・操縦安定性を高めるパフォーマンスロッド（フロント・リヤ）
     • 応答性の高いシフト操作を実現するステアシフトマチック
     • 215／55R17タイヤ＆17インチアルミホイール（ハイグロス塗装）
     • ホールド性の高いスポーツシート（フロント・セカンドシート） など

   • 上質な室内空間を演出する「G“レザーセレクション”」を新設定
     • 本革シート表皮、VSC^＊1＆TRC^＊2、デュアルパワースライドドア（リモコン付）、運転席・助手席シートヒーターを装備

   ＊1	VSC Vehicle Stability Control
   ＊2	TRC Traction Control System

   • 車外へスライドダウンするセカンドシート（左席）を採用したうえ、求めやすい価格を実現した「アエラス“サイドリフトアップシート装着車”」「G“サイドリフトアップシート装着車”」を新設定
     • セカンドシート（左席）は、前後パワースライド、パワーリクライニングの採用、シート幅の拡大、ワイヤレスリモコンの標準装備など、装備を充実
3. さらに向上した先進の安全・環境性能
   • 歩行者傷害軽減ボディを新採用
     • ボンネット、フロントバンパーに衝撃吸収構造を新採用し、万一の歩行者衝突の場合、頭部および脚部への衝撃を緩和
   • ブレーキペダルを踏み込む速度と踏み込む量から、ドライバーの緊急制動の意思をくみ取り、制動力を高めるブレーキアシストを全車に標準装備
   • 低燃費・低エミッションを追求した2.4リットル 2AZ-FEエンジン
     • 電子制御スロットルECTS-i^＊3、超微粒化フューエルインジェクターなどの採用により10・15モード走行で11.0km／リットル（車両重量1,760kg以下の2WD、国土交通省審査値）の低燃費を実現。国土交通省の低排出ガス車認定制度における「平成12年基準排出ガス75％低減レベル（超-低排出ガス車）」を達成するとともに「平成22年燃費基準」をクリア（グリーン税制による減税措置対象車）

   ＊3	ECTS-i Electronic Throttle Control System-intelligent

4. 最新の機能を備え一段と充実した各種装備
   • DVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーションを充実
     • DVDプレーヤー内蔵タイプを新設定
     • 新情報ネットワークサービス「G-BOOK」にも対応（2003年8月よりサービス開始予定）
   • ダイナミックなサウンド＆ビジュアルが楽しめるシアターシステムを新設定
     • 高音質を再生する9スピーカー、後席9型液晶ワイドディスプレイを採用
   • 車両前方直下の状況も表示する世界初のブラインドコーナーモニター（フロント直下モニター付）を新設定
   • 音声ガイダンス機能の追加ならびにカラー化により使用性を向上したバックガイドモニターを新設定
   • ステアリングホイールから手を離すことなくオーディオのスイッチ操作が行えるステアリングスイッチを新設定
   • サードシートのチップアップをレバー操作で容易に持ち上がるよう変更するとともに、シートバック背面にもレバーを追加し、操作性を向上
   • 運転席パワーシート（スライド・リクライニング・上下アジャスター）を新設定
   • パワースライドドアを助手席側に加え運転席側にも設定
5. ウェルキャブ（メーカー完成特装車）

   ベース車と同様の改良を実施し、同日より発売した（サイドリフトアップシート車“脱着タイプ”は、7月中旬より発売予定）。

   • 助手席リフトアップシート車、サイドリフトアップシート車“標準タイプ”“脱着タイプ”
     • ウェルキャブ専用シートと専用ユニットを採用し、求めやすい価格を実現
     • パワーリクライニングの新採用など、使用性を向上
     • ベースグレードに「アエラス」を追加設定（サイドリフトアップシート車“標準タイプ”の「アエラス」は、パッケージオプションにて設定）
   • 車いす仕様車
     • ベースグレードに「アエラス」を追加設定
   • フレンドマチック車、フレンドマチック取付用専用車
     • デュアルパワースライドドアを標準装備

SuperECT

スーパーインテリジェント4速オートマチック

SuperECT

スーパーインテリジェント4速オートマチック

以上