トヨタ自動車(株)は、「カローラシリーズ」および「スプリンターシリーズ」をフルモデルチェンジし、5月15日(金)からカローラは全国のトヨタカローラ店、スプリンターは全国のトヨタオート店を通じて一斉に発売した。
カローラは、日本のモータリゼーションの幕開けといわれた昭和41年に発売されて以来、国内全乗用車車名別18年連続ベストセラー(昭和44年~昭和61年)、我が国初の生産累計1,000万台(昭和58年)を達成するなど数多くの記録を樹立し、我が国モータリゼーションの牽引車として大きな役割を果たしてきた。また、現在130ヵ国に輸出され、文字どおり「世界のカローラ」として、多くのお客様から愛され親しまれている。
スプリンターは、モータリゼーションの進展に伴い、お客様の好みの多様化に応えるべく、昭和43年に発売し、以来高級でスタイリッシュな車として常に高い人気と評価を得ており、スプリンター誕生と同時に発足したトヨタオート店の主力車種となっている。
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- カローラセダン 1500SEリミテッド
(AE91-AEMEU) '87.5
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- スプリンターセダン 1500SEサルーン(AE91-BEMEU) '87.5
この様に、カローラおよびスプリンターは、トヨタの主力車種として、常に進化と発展の歴史を歩んできたが、お客様の生活様式が多様化し、価値観が大きく変貌している今日、車についても動力性能、走行性能から、内外装品質まで、従来このクラスに求められたレベルをはるかに超える高度なクォリティが要求されている。
6代目にあたる新型カローラおよび新型スプリンターは、こうした時代の要請に応えるため、トヨタ50年の技術の蓄積を生かし、これからの新しい時代・90年代に向けた-新しい車格を創造する車-クラスを超えた世界のハイクォリティ車として開発された。
そのために、特に重視した点は次のとおりである。
- お客様の幅広いライフスタイルにベストフィットする個性豊かなボデーラインアップ
- 新型カローラは、大人の感性にフィットする格調高いセダン、新感覚のファッショナブルな最上級2ボックスFX(3ドア、5ドア)、優美なライトウェイトスポーツクーペレビンを設定し、それぞれに高い質感のある美しさを追求した。
- 新型スプリンターは、ハードトップフィーリングのスタイリッシュなセダン、エレガントなスポーティクーペトレノ、スペシャルティ性の高い全く新しいタイプの5ドアシエロ(注)を設定し、お客様の幅広い要求に対応できるボデーラインアップとした。
(注)スペイン語で「天空」の意
- 抜群の車両性能によるFun To Driveの実現
- ハイメカツインカムを新開発し、ガソリン車全てにマルチバルブエンジンを搭載
- ハイメカエンジンシリーズ第3弾(注)として、1.5Lクラスとしては世界初のカムシャフト間シザーズギヤ駆動によるハイメカツインカム4バルブエンジン5A-F型および5A-FE型を新開発するとともに、1.6Lスポーティツインカムシリーズの頂点に立つスーパーチャージャー付ツインカム4A-GZE型を新搭載した。これにより、1.6Lツインカム4A-GE型、1.3L3バルブの2E型とあわせ、ガソリンエンジン全てをマルチバルブ化し、お客様にマルチバルブならではの高出力、低燃費、ハイレスポンス、心地良い音色を体感していただく画期的なエンジンラインアップを実現させた。
(注)第1弾 2.0Lツインカム3S-FE型、第2弾 2.0L V6フォーカム1VZ-FE型
- ハイメカエンジンシリーズ第3弾(注)として、1.5Lクラスとしては世界初のカムシャフト間シザーズギヤ駆動によるハイメカツインカム4バルブエンジン5A-F型および5A-FE型を新開発するとともに、1.6Lスポーティツインカムシリーズの頂点に立つスーパーチャージャー付ツインカム4A-GZE型を新搭載した。これにより、1.6Lツインカム4A-GE型、1.3L3バルブの2E型とあわせ、ガソリンエンジン全てをマルチバルブ化し、お客様にマルチバルブならではの高出力、低燃費、ハイレスポンス、心地良い音色を体感していただく画期的なエンジンラインアップを実現させた。
- 新設計ストラット式4輪独立懸架サスペンション
- 定評あるストラット式4輪独立懸架方式を踏襲し、エンジンのハイパワー化と車両の高性能化に対応するため、構成部品のほとんどを新設計し、ジオメトリー(寸法・配置)を改良した。これにより、剛性を大幅に高めたボデー構造、前後ともサスペンションを支持するサブフレームの採用などとあいまって、卓越した操縦性・走行安定性と快適な乗り心地を実現した。
- ボデー剛性の大幅向上
- 車の基本性能を十分に発揮し、優れた静粛性を確保するためには、ボデー剛性の向上が重要である。
- コンピューター構造解析の徹底活用により、骨格構造、部材の断面形状およびパネルの面形状などを最適化し、ボデー剛性を大幅に向上させるとともに、振動特性を考慮したボデー各部の最適剛性を追求し、振動・騒音の少ないボデー構造とした。
- 高い感性品質の実現
- 車両基本性能はもとより、内外装品質から操作性、心地良い音色、シートやドアトリムおよびインストルメントパネルセーフティパッドの肌触りにいたるまで、細かく行き届いた設計により、乗る人に深い満足を与える高い感性品質の実現をめざした。
販売概要
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- 販売店
- 全国のトヨタカローラ店
愛知県は名古屋トヨタディーゼル(株)でも販売
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- 当面の月販目標台数
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- カローラシリーズ(含むワゴン)全体
- 21,000台
- セダン
- 13,500台
- FX
- 3,500台
- レビン
- 3,500台
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- 店頭発表会
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- パート1
- 5月23日(土)、24日(日)
- パート2
- 5月30日(土)、31日(日)
- パート3
- 6月6日(土)、7日(日)
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- 販売店
- 全国のトヨタオート店
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- 当面の月販目標台数
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- スプリンターシリーズ全体
- 10,000台
- セダン
- 6,000台
- トレノ
- 3,000台
- シエロ
- 1,000台
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- 店頭発表会
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- パート1
- 5月23日(土)、24日(日)
- パート2
- 5月30日(土)、31日(日)
- パート3
- 6月6日(土)、7日(日)
車両の主な特徴
- お客様の幅広いライフスタイルにベストフィットする個性豊かなボデーラインアップ
- 新型カローラは、3つの個性的なボデータイプ(セダン、FX、レビン)を設定し、それぞれに高い質感ある美しさを追求した。
- 従来型と比べ、全高を低くし、全長、全幅を拡大することなどにより、ワイド&ローの一まわり大きいスタイルとしている。
車名 | ボデータイプ | スタイリングの特色 |
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セダン | 4ドア | 伸びやかで量感豊かなアンダーボデー、しなやかなレインボーラインによるひきしまったキャビン、大らかにラウンドしたフロントマスクなどにより、大人の感性にフィットする格調高いスタイルとしている。 |
FX | 3ドア・5ドア | バックドアアングルを立てたロングルーフに質感のある太いクォーターピラーを配した空力的かつ力強いサイドシルエット、豊かにラウンドした低くワイドなフロントなどにより、新感覚のファッショナブルな最上級2ボックスとしている。 |
レビン | 2ドア | コンパクトなキャビン、スポーティなサイドシルエット、フォグランプ一体のヘッドランプとハニカムメッシュのグリルを採用した低くワイドなフロントなどにより、優美なライトウェイトスポーツクーペとしている。 |
- 新型スプリンターは、高品質でスタイリッシュな3ボデータイプ(セダン、トレノ、シエロ)を設定し、幅広いお客様に対応できるボデーラインアップとした。
- 従来型に比べ、全高を低くし、全長、全幅を拡大することなどにより、ワイド&ローの一まわり大きいスタイルとしている。
車名 | ボデータイプ | スタイリングの特色 |
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セダン | 4ドア | ブラックヒドンピラーを採用した軽快でグラッシーなキャビン、伸びやかなサイドシルエット、シャープでワイド感のあるフロントマスクなどにより、ハードトップフィーリングのスタイリッシュな4ドアセダンとなっている。 |
トレノ | 2ドア | コンパクトなキャビンと美しいサイドシルエットを基本に、スポーツ性を強調するリトラクタブルヘッドランプとクリスタルクリアランスランプを採用し、よりエレガントでスポーティなスタイルとしている。 |
シエロ | 5ドア | オールヒドンピラー採用のグラッシーなキャビン、横真一文字に伸びたリヤコンビネーションランプとボデーと一体感のある3分割大型リヤスポイラーなどにより、スペシャルティ性の高い全く新しいタイプの5ドアとしている。 |
- 豊かで高品質なインテリアの実現
快適でゆとりある室内空間を確保するとともに、室内全体をフルトリム化し、さらにその表面をスムーズで一体感のあるものとした。加えて、室内部品の質感の調和を図ることにより、豊かで高品質なインテリアを実現した。
- 計器盤は、使用頻度の高いスイッチをステアリングホイール近くの見やすい位置に集約したスイッチ配置とするとともに、電子チューナー式AM/FMラジオ、プッシュ式ヒーターコントロールパネルやプッシュ式2操作イグニッションキースイッチなどを採用し、各スイッチの操作性、使用性を大幅に向上させている。
- 計器盤と連続した造形の成形ドアトリム、新素材軽量天井の採用などにより、立体感、一体感のある室内を形成している。
- フロントシートは、好評の座り心地を一層向上させるとともに、高級感、厚み感、仕上がり感を一層向上させている。
- リヤシートには、手荷物の大小、乗車人員により分割して可倒できる6/4分割可倒式リヤシートなどを採用。さらにカローラFXおよびスプリンターシエロについては、リヤリクライニング機構も採用し、後席の居住性、使用性を向上させている。
- 紙コップ2個を保持できるカップホルダー、最適な位置でのシートベルトの装着が可能なアジャスタブルショルダーベルトアンカーおよびショルダーベルトガイドなど多くの新装備を採用し、使用性、操作性を向上させている。
- 抜群の車両基本性能によるFun To Driveの実現
- ハイメカツインカムを新開発しガソリン車全てにマルチバルブエンジンを搭載
4機種の4バルブツインカムエンジン(5A-F型、5A-FE型、4A-GE型、4A-GZE型)と1機種の3バルブエンジン(2E型)により、ガソリンエンジンを全てマルチバルブエンジンとし、全てのお客様にマルチバルブならではの高出力、低燃費、ハイレスポンス、心地良い音色を体感していただく画期的なエンジンラインアップを実現させた。
新開発エンジン
<レーザーα5A16バルブ>(5A-F型、1.5L)- 新開発<レーザーα5A16バルブ>は、カムシャフト間ギヤ駆動方式を用いたベースエンジンとしては画期的なツインカム4バルブ機構、燃費改善に有効で4バルブエンジンとしては世界初のスワールコントロールバルブ付ヘリカルポート、バルブ挟角を小さくしたコンパクトな燃焼室、バックラッシュによるギヤ騒音を低減したシザーズギヤなどを採用したトヨタ独自のハイメカツインカムエンジンである。
- これにより1.5Lクラスキャブレター付エンジンでは、トップの最高出力85馬力(ネット値)、最大トルク12.5kg・m(ネット値)を発揮すると同時に10モード燃費17.0km/Lと1t車クラストップの低燃費を実現している。さらに1,800回転から、最大トルクの90%を発揮するフラットなトルク特性にすることにより低速から高速まで「ゆとり」のある使い易いツインカムエンジンとなっている。また、シザーズギヤや8バランスクランクシャフト、5点支持のエンジンマウント方式の採用などにより、エンジンの振動騒音を大幅に低減すると同時に、ランブリングノイズアナライザー(音色解析装置)を用いたトヨタ独自のチューニング手法により「静かで心地良い音色」を造りあげている。
<レーザーα5A16バルブEFI>(5A-FE型、1.5L)- 5A-FE型エンジンは、5A-F型をベースに電子制御燃料噴射装置(EFI-D)を採用することにより、最高出力94馬力(ネット値)、最大トルク13.1kg・m(ネット値)を発生させる、よりスポーティなエンジンとなっている。
新搭載エンジン
<レーザーα4Aツインカム16スーパーチャージャー>(4A-GZE型、1.6L)- <レーザーα4Aツインカム16スーパーチャージャー>は、今回大幅に性能向上を図った<レーザーα4AⅡツインカム16>(4A-GE型、1.6L)をベースにスーパーチャージャー、ならびに吸入効率を向上させる空冷式インタークーラーを装着し、低速から高速までトルクを大幅に向上させたもので、優れた動力性能とレスポンスを確保した新世代の超高性能エンジンである。
その他
- 吸排気系の変更およびエンジン本体の改良を行い、大幅な性能向上と低騒音を実現した<レーザーα4AⅡツインカム16>(4A-GE型、1.6L)、従来から好評の高レスポンス3バルブエンジン<レーザー2E12バルブ>(2E型、1.3L)、低燃費とガソリンエンジン並みのレスポンスで好評のディーゼルエンジン<レーザー1CⅡディーゼル>(1C型、1.8L)を搭載している。
- 優れた操縦性・走行安定性と快適な乗り心地の確保
- 基本的には、従来型の定評あるストラット式4輪独立懸架方式を踏襲し、各部品の構造、特性を根本から見直し、構成部品のほとんどを新設計した。
- さらに、サスペンションジオメトリーの変更、各ブッシュのバネ定数、ショックアブソーバー減衰力のベストチューニングなどを行うことにより、ボデー剛性の向上、サスペンション取付部の剛性を大幅に向上させた前後サスペンションを支持するサブフレーム方式とあいまって、ドライバーの感覚と一体になるハンドリングと快適な乗り心地の両立を図った。
- <レーザーα4AⅡツインカム16>搭載車には、パフォーマンスロッド、前後スタビライザー、185/60R14タイヤ、4輪ディスクブレーキを、さらに<レーザーα4Aツインカム16スーパーチャージャー>搭載車には、195/60R14タイヤ、大容量ディスクブレーキを採用することにより、一層高い操縦性・走行安定性を確保している。
- <レーザーα4AⅡツインカム16>搭載車には、最適な操縦性・走行安定性と乗り心地を確保するトヨタ電子制御サスペンションTEMS(トヨタ エレクトロニック モジュレイテッド サスペンション)を設定している。
- ボデー剛性の大幅向上と防錆性能の確保
- 車の基本性能を高め、それを十分に発揮させるとともに、優れた静粛性、剛性感を確保するためには、ボデー剛性の向上が肝要である。新型カローラおよび新型スプリンター開発の重要な課題として高いボデー剛性の確保を取り上げ、特に次の点を重視した。
- コンピューター構造解析の徹底活用による骨格構造、部材の断面形状およびパネル類(ダッシュパネル・フロアパネルなど)の面形状などの最適化により、軽量化をはかりながら剛性の高いボデー構造を実現した。
- 同時に、車体を伝搬する振動の伝達特性を改善するため、ボデー各部の最適剛性を追求し-例えば振動エネルギーを各部材に分散させる構造や、振動が直接客室内に伝わらぬ様、伝達経路で十分減衰させる構造とすること-静粛性に優れたボデー構造を造りあげた。
- 主要骨格部材、エンジンフード、ドアなどのボデー各部に高張力鋼板を採用し、軽量かつ強度・剛性の高いボデーとした。
これらにより、新型カローラおよび新型スプリンターのボデー剛性は、従来型に比べ、たとえば曲げ剛性で約1.6倍と大幅に向上させている。
- 防錆鋼板の採用拡大、ドアなど袋部内のワックス塗布、エッジ部へのシーラー塗布面積の拡大、床裏のアンダーコート塗布面積の拡大、ロッカーパネル部(レビン、トレノは加えてドア下部)の耐チッピング塗装などにより、防錆性能を大幅に向上させた。
- 車の基本性能を高め、それを十分に発揮させるとともに、優れた静粛性、剛性感を確保するためには、ボデー剛性の向上が肝要である。新型カローラおよび新型スプリンター開発の重要な課題として高いボデー剛性の確保を取り上げ、特に次の点を重視した。
- 基本品質に加え、高い感性品質の実現
車両基本性能、内外装品質から、心地良い音色、計器盤まわりの操作性、シート・ドアトリムなどの肌触りにいたるまで乗る人に深い満足を与える高い感性品質を実現した。
- ボデー表面の段差およびボデーパネル間のすき間を極力少なくしたボデー形状とすることにより、洗練された美しい外観を実現すると同時に風切音を大幅に低減させた。
- 外板色には従来のメタリックのアルミ粒子を改良し、粒子の大きさを整え、表面を滑らかにした高輝度ニューアルミメタリック色を採用し、ストレートな反射とシャープな輝きを実現した。
- 新開発5A-F型および5A-FE型エンジンは、シリンダーブロックの剛性アップ、クランクシャフトの8バランス化、5点支持エンジンマウンティングの採用などにより、静粛性を向上させた。
- 大幅に剛性を高めた骨格構造に加え、ダッシュパネル、リヤホイールハウスにサンドイッチ制振パネルを採用、さらに前後サブフレームにダイナミックダンパーを採用し、振動・騒音の低減を図っている。
- さらにドアやラッゲージドアは、剛性を大幅に上げ、ドアの開閉フィーリングにまで配慮した設計となっている。
- 大型セーフティパッドを採用したソフトな計器盤、新素材を使用した軽量成形天井、表皮一体発泡ヘッドレストなどにより、手ざわり感などを向上させるとともに、室内の換気性能とエアコン、ヒーターなど空調性能の大幅向上により、乗る人に真に快適な室内空間を実現した。
- 使用性、快適性を向上させる新機構、新装備
新型カローラおよび新型スプリンターは、車種、グレードに応じ次のような新機構、新装備を標準またはオプション設定している。
- フロントシートベルトのショルダーアンカー位置を上下にスライドさせ、乗る人の体格や姿勢に合わせて5段階にベルトパスを変えられるようにしたアジャスタブルショルダーベルトアンカー。
- 小柄な人のために、ショルダーアンカー位置を低くし、シートベルトをより快適に装着できるようにしたショルダーベルトガイド。
- タコメーターおよびスピードメーターの表示プレートにアクリル板を採用し、夜間照明点灯時、メーター表面の外周部を輝かせることにより、視認性を向上させたクリスタルリングメーター。
- ワンタッチ操作で、ステアリングホイールが上にはねあがり、乗降性を向上させるとともに、チルトレバーを手前に引いた状態でステアリングホイールがニュートラル位置から上下とも3段階に調整でき、しかもその調整量を拡大することにより、最適なドライビングポジションを可能としたチルトステアリング。
- 運転席からワンタッチ操作で格納、復帰が可能で狭い場所や車庫の出入を容易にした電動格納式ドアミラー。
- コンピューターがショックアブソーバーの減衰力を走行条件に応じて自動制御することで乗り心地と操縦性・走行安定性を確保したトヨタ電子制御サスペンションTEMS。
以上