Challenge1 新車CO2ゼロチャレンジ

基本的な考え方

「地球温暖化」を実証するかのように、世界中で異常気象による被害が相次いでいます。十分な対策を施さなければ被害はさらに深刻化し、地球規模の被害をもたらす危険性が指摘されています。こうした状況のもと、2016年に発効したパリ協定には、世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求することが長期目標として定められています。このように「2℃未満」のシナリオの実現に向けて世界が動こうとするなか、トヨタはこれをリスクとともに機会と捉え、「新車CO2ゼロチャレンジ」を公表。クルマ1台当たりの平均CO2排出量を「2050年までに2010年比で90%削減」に挑戦します。

「エコカーは普及してこそ環境への貢献」の考え方のもと、従来エンジン車の技術開発をはじめ、これまでも取り組んできた電動車(ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV))の技術進化と普及促進をさらに加速させます。

EVやFCVが普及するために必要なインフラ整備についても、ステークホルダーの皆様と連携して進めていきます。

これらの取り組みを通じて、SDGsの7.3(エネルギー効率改善)、13.1(CO2削減)の達成に貢献します。

関連するSDGs

トップクラスの燃費性能を目指す開発

新車CO2ゼロチャレンジを着実に進めるため、2020年の「グローバル新車平均CO2排出量」は、2010年比22%以上低減することを目標に掲げています。そのため、次世代プラットフォーム戦略「TNGA」に基づく、環境性能の高いパワートレーンを開発・導入していくとともに、電動車の一層の環境性能向上と普及拡大を図っています。

TNGA(Toyota New Global Architecture)
トヨタが全社を挙げて取り組む、クルマづくりの構造改革。パワートレーンユニットやプラットフォームなどを一新し、一体的に新開発することにより、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目指す
グローバル新車平均CO2(日本・米国・欧州・中国)2010年比低減率
2018年度の主な取り組み
  • TNGAに基づきプラットフォームから一新した「クラウン」(2.5L・3.5L車はハイブリッド専用車)を発売
  • 「カローラスポーツ」(1.8L車はハイブリッド専用車)を発売

電気エネルギーを利用した次世代車の開発推進とそれぞれの特徴を活かした普及推進

「エコカーは普及してこそ環境への貢献」の考えのもと、電動車の開発・普及を積極的に進めています。1997年の電動車の先駆けとなった「プリウス」を発売以来、ハイブリッドシステム(THS)の高性能化や搭載車種の拡大、さらにはハイブリッド技術をベースに電動車の開発と普及促進に取り組んでいます。

HV単年販売台数と累計販売台数(グローバル)
2018年度の主な取り組み
  • 中国での電動車パワートレーンの現地開発・生産体制を強化(「カローラ/レビン」のPHVモデルを発売)
  • モーター・PCU(パワー・コントロール・ユニット)・システム制御などの車両電動化関連の技術について、トヨタが保有している特許実施権を無償提供

関連情報

車種別環境情報

現在販売しているトヨタ車の「環境仕様」と「環境負荷物質」について、車種別の情報を掲載しています。

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関連リンク

トヨタの取り組みをもっと詳しく

環境報告書(PDF : 13MB)

トヨタの環境への取り組みについて年次報告書を発行しています。