トヨタ環境活動助成プログラム助成プロジェクト紹介
世界各地で展開する助成プロジェクト。多彩な取り組みの一例をご紹介します。
活動の様子を動画で紹介
浜辺の決して消えないごみ
瀬戸内海の船でしか行くことができない浜辺や無人島には、大量のプラスチックごみが蓄積しています。このごみを、未来の子どもたちに残せない!これらのごみがマイクロプラスチックやマイクロビーズになって魚が食べてしまう前に、船で拾い集めています。この活動では、海のプラスチック問題の啓発活動を行い、海洋生物の環境負荷軽減をめざしています。
- プロジェクト名
- 海の環境保全活動を行い、海のプラスチックの自然生態系環境負荷を軽減する
- 実施団体
- (一社)E.Cオーシャンズ
海外での活動
国内での活動
海外での活動事例
タイ
カレン族のローカル知・伝統知による未来創造プロジェクト
一般社団法人あきた地球環境会議は、生物多様性が豊かなタイ・ケーンクラチャン森林群(KKFC)における生態系サービスの保全と効果的かつ衡平な資源管理構築に取り組んでいます。
このプロジェクトは、KKFCで生活するカレン族に継承される自然・文化資源の持続的活用に資するローカル知・伝統を活用しながら、生業と自然保全が両立する集落づくりを目指しています。具体的な取り組みとして、持続可能な有機農業の導入支援、小・中学生向けの「持続可能な地域づくり教材」の開発などに当たりました。また、アジアでは類似課題が多く存在することから、活動継続の核となる人財育成と合意形成のための広域エリアをカバーしたワークショップ展開などにより、他地域への波及を目指す活動も進めています。
プロジェクトを通して、自然資源価値への理解が深まり、構築したシステムの自立的な継続運営の手応えが見られています。
- カレン族の伝統文化である手織り
国内での活動事例
都市型グリーンインフラによる地域問題解決プロジェクト
としまグリーンインフラ研究会は、豊島区を拠点に、地域社会の課題に応える都市型グリーンインフラ*の在り方を考え、実践し、普及啓発活動を行っています。実施に当たっては、地元商店会や地域住民、行政、NPO、大正大学学生と連携しながら進めています。
具体的な取り組みとして、拠点としている大正大学西巣鴨キャンパスに屋上農園や雨庭を造り、ヒートアイランド、ゲリラ豪雨、首都直下地震、自然や生物多様性の減少といった諸課題に対して、グリーンインフラのアプローチによって解決策の社会実装を模索しています。
また、都市型のグリーンインフラの姿を社会に発信し、国内外の他の地域の取り組みとの連携や相互学習によって、活動のスケールアップを図っています。
* |
|
---|
- 座ガモールファームで近隣の子どもたちと一緒にサツマイモを収穫
アクセスランキング
-あわせてランドクルーザー"70"の日本再導入を発表-