Jan. 25, 2002

トヨタ、新型車「マークIIブリット」を発売

―卓越した走りが魅力的な高級FRツーリングワゴン―

 

 トヨタ自動車(株)は、新型車「マークIIブリット*1」を開発し、1月25日より全国のトヨペット店(東京地区は東京トヨタでも販売、大阪地区は大阪トヨタで販売)を通じて発売した。

 新型車は、卓越した走りの魅力とともに、シャープで流れのあるフォルムと、上質でゆとりの室内空間を備えた高級FRツーリングワゴンである。

 
【主な特長】  
 
1.走りの魅力
高トルク、高出力の2.5リットルターボエンジンをはじめとする余裕の動力性能に加え、新開発のショックアブソーバー採用のサスペンションにより、セダンを上回る優れた操縦性・走行安定性と乗り心地を実現したうえ、セルフレベリング機能により乗車人数、積載量にかかわらず安定した走り、なめらかな乗り心地を実現
 
2.シャープで流れのあるフォルム
縦形独立4灯ヘッドランプや特徴的なクォーターピラー、フロントピラーからリヤスポイラーに続く流れのある造形により、走りを予感させるスタイルを創造
 
3.上質でゆとりのキャビン&ラゲージスペース
上品な仕上がりのゆとりあるキャビンに加え、上質でゆったりとしたラゲージスペースに、収納性に優れた折りたたみ式ユーティリティボックスを標準装備するなど、多彩なラゲージスペースアレンジを実現
 さらに、VSC*2やSRS*3カーテンシールドエアバッグの設定や、衝突安全ボディのGOA*4により、世界トップレベルの安全性を追求。
 環境では、「平成22年(2010年)燃費基準」を先行してクリア(2.5リットル直噴エンジン搭載車)したほか、「平成12年基準排出ガス25%低減レベル」のローエミッションを達成(一部グレードを除く)。
 
*1
ブリット(BLIT):
ドイツ語BLITZ(稲妻)からの造語
*2
VSC:
Vehicle Stability Control(車両安定性制御システム)
*3
SRS:
Supplemental Restraint System(乗員保護補助装置)
*4
GOA:
Global Outstanding Assessment(世界トップレベルの安全性評価)
マークIIブリット iR-V [GH-JZX110W-AWPVZ]<オプション装着車>
マークIIブリット iR-V 
[GH-JZX110W-AWPVZ]
<オプション装着車>
【車両概要】
 
1.走りの魅力
2.5リットルターボエンジンをはじめとする余裕の動力性能に加え、新開発のショックアブソーバーを採用したサスペンションにより、セダンを上回る優れた操縦性・走行安定性と乗り心地を実現
(1)エンジン
<A>2.5リットルターボ BEAMS*1 1JZ-GTEエンジン
低回転域から太いトルクをなめらかに発生させるエンジントルク制御を採用し、パワフルかつスムーズな走りを追求
<B>2.5リットル直噴 BEAMS 1JZ-FSE D-4*2エンジン
直噴化により超希薄燃焼を可能とし、さらにインジェクターによる燃料噴霧の高分散化、および燃料噴霧形状とピストン頂面形状の最適化を追求することで超希薄燃焼領域を拡大し、クラストップレベルの低燃費を実現。
同時に、吸気抵抗の少ないストレートポートヘッドの採用、VVT-i*3、電子制御スロットルとの組み合わせにより、力強い走りとアクセルワークにリニアに応える優れたドライバビリティを実現
<C>2.5リットルBEAMS 1JZ-GEエンジン
吸排気系の最適化を図り、スムーズな吹き上がりによる低速の俊敏な加速と、高速での伸びのある走りを実現
<D>2.0リットルBEAMS 1G-FEエンジン
VVT-iをはじめとする先進技術の投入で、ノンターボでクラストップレベルの動力性能を実現
*1
BEAMS:
Breakthrough Engine with Advanced Mechanism System(先進機構を備えた画期的エンジン)
*2
D-4 :
Direct Injection 4 Stroke Gasoline Engine
*3
VVT-i:
Variable Valve Timing-intelligent(連続可変バルブタイミング機構)
[エンジン主要諸元]
エンジン型式 排気量
[cc]
最高出力
[kW/rpm]
最大トルク
[N・m/rpm]
10・15モード
走行燃費[km/リットル]
1JZ-GTE 2,491 206(280PS)/6,200 378(38.5kg・m)/2,400 9.2
1JZ-FSE 2,491 147(200PS)/6,000 250(25.5kg・m)/3,800 11.4
1JZ-GE 2,491 144(196PS)/6,000 255(26.0kg・m)/4,000 9.2
1G-FE 1,988 118(160PS)/6,200 200(20.4kg・m)/4,400 11.4(2WD)
*国土交通省審査値
(2)シャシー、ボディ、パワーステアリング
新開発リヤ ショックアブソーバー("Jエディション"を除く)は、高圧ガス封入の気液分離タイプを採用し減衰力追従性を高め、優れた操縦性・走行安定性と快適な乗り心地を両立。さらに、セルフレベリング機能により、乗車人数や荷物積載量にかかわらず安定した走りと、なめらかな乗り心地を両立
ヨー慣性モーメントを抑えたFRプラットフォームにより、操舵に対する優れた応答性、収束性を確保するとともに、フロント・リヤとも専用チューニングしたダブルウィッシュボーンサスペンションを採用
2.5リットルターボエンジン搭載車には、車速によって油圧バルブの特性をリニアに切り替えステアリングの重さを最適に制御する新プログレッシブパワーステアリングを採用し、より自然なステアリングフィールを実現
(3)トランスミッション
なめらかな加速を実現するスーパーインテリジェント5速オートマチック<5Super ECT>と、電子制御フレックスロックアップ付4速オートマチック(インテリジェント)<ECT-iE>を採用するとともに、全車にゲート式のシフトレバーを装備
 
(4)優れた静粛性
ボディ構造や防音材配置の最適化を図りロードノイズ、風切音を抑制したうえ、エンジン音は低回転域では徹底的に静かに、高回転域では心地良い音質のサウンドチューニングを実施し、ラージクラス高級セダンに匹敵する静粛性を実現
2. シャープで流れのあるフォルム
シャープで流れのある造形により、走りを予感させるスタイルを追求
フロントは、縦形独立4灯ヘッドランプ、縦方向の流れを強調するキャラクターを配したフードにより、躍動感を表現
グリルは、翼断面形状の横バー、メッキバーとの組み合わせにより格調とスポーティさを演出
サイドは、フロントピラーからリヤスポイラーに続くスムーズな流れのシルエットによりスポーティ感を演出し、傾斜した特徴的なクォーターピラーが力強さを表現
リヤは、バックドアの張りのある面構成に加え、シャープな造形のメッキガーニッシュとグリーンティント色のバックアップランプや美しく光る縦形リヤコンビネーションランプにより高級感を追求
3.上質でゆとりのキャビン&ラゲージスペース
(1)インテリアデザイン
面一なインストルメントパネル、視認性と操作フィーリングにこだわったスイッチ類など、上品な仕上がりの室内空間を創出
インストルメントパネルオーナメントにメタルメッシュ調の加飾を施し、高級かつスポーティな雰囲気を演出
上質な表面処理を施したシンプルな面のトノボードとクロームメッキ処理のアクセントにより高級感のあるラゲージスペースを演出
デッキサイド上面と面一なトノボード、リヤスピーカーをきっちりとビルトインしたクォーターピラーガーニッシュなどにより、仕立ての良い空間を表現
スカッフプレートをメタル調とするとともに、アクセル、ブレーキペダルおよび フットレストの表面にスリットパターンのアルミプレートを採用することで、スポーティさを表現
 
(2)ゆとりある室内と、使いやすさに配慮したラゲージスペース
 ・ 前席・後席とも、足元、肩まわり、頭上にゆったりとした空間を確保し、ラージクラスに匹敵するゆとりの室内空間を実現
ラゲージスペースは、余裕の広さ、容量(5名乗車時・VDA法475リットル)を確保
リヤシートバック後方に、収納性に優れた折りたたみ式ラゲージユーティリティボックスを標準装備したほか、前後にスライドできるトノボード、大容量のデッキアンダートレイを採用し、収納性と使用性に配慮
 
(3)充実した各種装備・機能
 ・ バックドアには、ハンドル内のスイッチを軽く押すことでロックを電気的に解除し、優れた操作性を実現した電気式アウトサイドハンドルを標準装備したほか、イージークローザー("Jエディション"を除く)を採用
タバコの煙や花粉などを除去するほか、光触媒作用で脱臭・抗菌を行う、天井ビルトイン式エアピュリファイヤーを一部グレードに標準装備
車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しない、エンジンイモビライザーシステムを一部グレードにオプション設定
全車に6スピーカーを搭載し、ワゴン専用の音響チューニングを行うことで臨場感ある音質を実現
 
(4)先進のITS*1機能
 ・ NAVI・AI-SHIFTを5Super ECT車に設定。ナビゲーションからの前方コーナー情報と、アクセル開度と車速の相関から得た道路勾配情報を利用し、ドライバーのアクセル操作、ブレーキ操作と連動して、4速さらには3速へのシフトダウンを行い、快適なワインディングロードドライブをサポート
ナビゲーションシステム(全車にオプション)は、経路探索処理速度が速く、目的地の住所戸番レベルでのピンポイント検索ができるDVDボイスナビゲーションを採用し、FM多重放送、VICS*2受信機器への接続に対応
*1
ITS:
Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)
*2
VICS:
Vehicle Information and Communication System
4.安全・環境性能
  EBD付ABS、ブレーキアシストの全車標準装備やVSC、SRSカーテンシールドエアバッグの設定や、衝突安全ボディGOAにより、世界トップレベルの安全性を追求。
環境においては2.5リットル直噴エンジン搭載による低燃費の実現、さらに主要な車両で良-低排出ガスレベルのローエミッションを達成するなど、多面的に配慮
EBD:
Electronic Brake force Distribution(電子制動力配分制御)
(1)予防安全
優れた操縦性・走行安定性により、高いレベルの緊急回避運動性能を確保
車両安定性制御システムVSCを設定(一部グレードにオプション)
EBD付ABSと、ブレーキアシストを全車に標準装備
フロントウインドウ、フロントドアに加え、バックドアガラスに撥水ガラスを採用するとともに、リヤスポイラーによるディフレクター効果でガラスに沿った風流れを実現し、雨天走行時の視界を確保
ハロゲンランプの約2倍の光量と伸びと広がりのある配光により視認性を高めるプロジェクター式ディスチャージヘッドランプを採用("Jエディション"を除く)
 
(2)衝突安全
40%ラップオフセット前面衝突試験を64km/h、フルラップ前面衝突試験および側面衝突試験を55km/hでそれぞれ実施した衝突安全ボディGOAとしている
SRSエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター付シートベルトならびに点滅式シートベルト非着用警告灯を前席に標準装備するとともに、前席SRSサイドエアバッグと、前席に加え後席も保護するSRSカーテンシールドエアバッグをセットで全車にオプション設定
ピラーやルーフサイドレールの内装材に、衝撃を吸収するリブなどを内蔵したインテリア構造を採用し、米国の頭部衝撃緩和基準レベルの性能を追求
  追突された時に、乗員の首への衝撃を緩和するWIL*1コンセプトを取り入れたシート構造を前席に採用
  後席の左右2席にはISOFIX*2に対応したチャイルドシート固定専用バーを装備
*1
WIL
Whiplash Injury Lessening(頸部傷害低減)
*2
ISOFIX
誤使用防止、車両適合性向上、取り付け方法の国際的な統一を目的としたISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式
(3)環境への対応
VVT-i付エンジンの搭載や高効率トランスミッションの採用、エアコンの省動力化、さらに、空力性能を高める床下のフラット化や整流パーツの採用により、低燃費を追求。特に、2.5リットル直噴1JZ-FSEエンジン搭載車は「平成22年燃費基準」を先行してクリア
1JZ-FSE、1JZ-GE、1G-FEエンジン搭載車は、国土交通省の低排出ガス車認定制度における「平成12年基準排出ガス25%低減レベル(良-低排出ガス)」を達成
  リサイクル性に優れた熱可塑性樹脂トヨタスーパーオレフィンポリマー(TSOP)を、前後バンパーや内装材に採用
ラジエーター、ヒーターコア、ワイヤーハーネスの被覆材などを鉛フリーとし、鉛使用量を2005年末までに、1/3以下(1996年比)に低減するという業界目標を早期に達成
TSOP:
Toyota Super Olefin Polymer
 
【ウェルキャブ(メーカー完成特装車)】
(1)ウェルキャブ助手席回転スライドシート車("Aタイプ" "Bタイプ")
高齢者や身障者が乗降しやすい助手席回転スライドシートを設定("Aタイプ""Bタイプ")するとともに、ラゲージスペースへの車いすの積み下ろしが容易にできる手動車いす用収納装置(電動式)を"Bタイプ"に標準装備。助手席回転スライドシートは70°回転し車外へ100mmスライド、また室内では90mmの前後スライドが可能
(2)ウェルキャブ全自動助手席回転スライドシート車("Aタイプ" "Bタイプ")
スイッチ操作により、全自動で助手席シートを回転、車外にスライドさせることで、楽な姿勢での乗降を可能とした全自動助手席回転シートを設定。
また、"Bタイプ"には手動車いす用収納装置(電動式)を標準装備
(3)ウェルキャブ フレンドマチック取付用専用車
下肢障害者が手だけで運転できるように操舵力を約50%軽減した専用パワーステアリングなどを標準装備したほか、運転補助装置や専用運転席シートの取付けが対応可能な車両として一部グレードに設定
【生産工場】
トヨタ自動車(株) 元町工場
【販売概要】
1.
販  売  店
全国のトヨペット店
(東京地区は東京トヨタでも販売、大阪地区は大阪トヨタで販売)
2.
月販目標台数
2,000台
3.
店頭発表会
2月2日(土)、3日(日)
【メーカー希望小売価格】 (消費税は含まず、単位:千円)
※ 北海道は、"Jエディション"が19千円高、他は12千円高。沖縄は26千円高
【ウェルキャブ メーカー希望小売価格】 (消費税は非課税※1、単位:千円)
  ベース車 駆動 エンジン トランスミッション 価 格※2
助手席回転
スライドシート車
"Aタイプ※3"
iR 2WD
(FR)
1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 2,640
iR-S 1JZ-FSE
(2.5リットル直噴)
5 Super ECT 3,040
iR Four 4WD 1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 2,940
iR-S Four 1JZ-GE
(2.5リットル)
3,310
全自動助手席回転
スライドシート車
"Aタイプ※3"
iR 2WD
(FR)
1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 2,888
iR-S 1JZ-FSE
(2.5リットル直噴)
5 Super ECT 3,288
iR Four 4WD 1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 3,188
iR-S Four 1JZ-GE
(2.5リットル)
3,558
フレンドマチック
取付用専用車
iR 2WD
(FR)
1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 2,524
iR Four 4WD 2,824
※1 フレンドマチック取付用専用車は車両購入時に指定装置を取付けた場合、消費税は非課税
※2 北海道は、全自動助手席回転スライドシート車が11千円高、他は12千円高。沖縄は26千円高
※3 "Bタイプ"は101千円高で、"Aタイプ"とともに消費税は非課税
【マークII ウェルキャブ(メーカー完成特装車)】
 今回の新型車の発売に併せ、マークII(セダン)のウェルキャブに助手席回転スライドシート車("Aタイプ" "Bタイプ")、全自動助手席回転スライドシート車("Aタイプ" "Bタイプ")を追加設定するとともに、フレンドマチック取付用専用車を改良し、同日発売した。
【マークII ウェルキャブ メーカー希望小売価格】  (消費税は非課税※1、単位:千円)
  ベース車 駆動 エンジン トランスミッション 価 格※2
助手席回転
スライドシート車
"Aタイプ※3"
グランデ 2WD
(FR)
1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 2,507
1JZ-FSE
(2.5リットル直噴)
5 Super ECT 2,887
グランデFour 4WD 1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 2,807
全自動助手席回転
スライドシート車
"Aタイプ※3"
グランデ 2WD
(FR)
1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 2,755
1JZ-FSE
(2.5リットル直噴)
5 Super ECT 3,135
グランデFour 4WD 1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 3,055
フレンドマチック
取付用専用車
グランデ 2WD
(FR)
1G-FE
(2.0リットル)
ECT-iE 2,394
グランデFour 4WD 2,694
※1 フレンドマチック取付用専用車は車両購入時に指定装置を取付けた場合、消費税は非課税
※2 北海道は、全自動助手席回転スライドシート車が29千円高、他は30千円高。沖縄は26千円高
※3 "Bタイプ"は101千円高で、"Aタイプ"とともに消費税は非課税

以上

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  • マークIIブリット iR-V[GH-JZX110W-AWPVZ]<オプション装着車>
    マークIIブリット iR-V
    [GH-JZX110W-AWPVZ]<オプション装着車>