Jul. 14, 2015

2ヶ月ぶりのスーパーフォーミュラは富士へ。
トヨタのホーム「富士」での超高速バトルを制するのは?

 

Team KYGNUS SUNOCO SF14 8号車

 7月18日(土)~19日(日)の両日、静岡県駿東郡小山町に位置する富士スピードウェイで「2015 全日本選手権スーパーフォーミュラ 第3戦」が開催される。

岡山で優勝した石浦宏明

 前戦岡山から約2ヶ月のインターバルを置いての第3戦の舞台は、長いストレートが特徴の富士。

 昨年は第2戦、第3戦と富士で連戦、第2戦はスプリントの2レース制で行われ、第3戦は終盤突然の雨に見舞われたため、大荒れのレース展開となった。

 SF14+RI4Aにとっては2年目となる今年は、昨年のデータがあるとは言え、熟成も勧められており、また、猛烈な暑さになれば、ターボ化されたエンジンやドライバー、タイヤ、ブレーキなどへの負担も大きく、ピット戦略や、車両自体への対策も必要となるかも知れない。

 ロングストレートや序盤の高速コーナーを含む高速セクションと、後半の低速セクションのセッティングの妥協点をどこに置くかが、富士では常にセッティングのポイントとなる。ストレートエンドでの最高速や、セクター毎のタイムの違いなど、チームによっての違いを比べるのも富士でのレースの楽しみの一つだ。

 毎レース非常に僅差の争いが繰り広げられているスーパーフォーミュラ。僅かなミスやセッティングで、予選グリッドを大きく落としてしまうこともある。しかし、長いストレートを持つ富士では、300km/hオーバーという超高速からのブレーキングによるパッシングも数多く見られるはず。トップフォーミュラならではの大迫力のバトルに注目だ。

以上

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  • Team KYGNUS SUNOCO SF14 8号車
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  • P.MU/CERUMO·INGING SF14 38号車
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