プロジェクトについて

私たちが環境のために、できること、
つなぐこと。

人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ

私たちの暮らしと生物多様性

「生物多様性」とは、人類も含めた「生きものたちの豊かな個性とつながり」のことを言います。私たちの暮らしは、生物多様性がもたらす自然循環によって生み出される多くの恩恵(自然の恵み)によって支えられています。生活に欠かせない空気や水やエネルギー、食べ物や衣服の原料、自然とのふれあいなど、全て生物多様性がもたらす自然の恵みから得ているものです。
もし、生物多様性が失われてしまったら?
食べ物は全て生きもの、酸素も森から生まれます。
生物多様性が今のスピードで壊れると、最終的には私たち人間さえも絶滅の可能性があるということです。

自動車産業と生物多様性のかかわり

生物多様性との関係が薄そうな自動車産業も、必要な資源の多くは、自然界から調達されています。
その原材料の採取地が野生動物の生息地である場合、原材料調達を通じて生物多様性に影響を与えています。
また、工場建設をはじめとする土地利用や、製品の使用や事業活動によって排出される温室効果ガスなど、直接または間接的に生物多様性への影響を与えています。
人と人、場所、モノをつないできた自動車だからこそ、生物多様性の恩恵を次の世界に引き継ぐことが、重要と考えています。

参加会社
(オールトヨタ自然共生ワーキンググループ)

トヨタは2015年10月14日「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表いたしました。
その内のチャレンジ6「人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」の具体的な活動のひとつとして、
オールトヨタ自然共生ワーキングを立上げ、2016年から活動を開始しました。
人と自然が共生していくためには、各地域の豊かな森や水や生き物などの自然を守っていかなくてはなりません。私たちは「つなぐ」活動を推進していきます。

「SDGs」と
グリーンウェーブプロジェクトの関係

SDGsとは?

2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」で全会一致で採択された2030年までの新たな「持続可能な開発目標」で、17の目標と169のターゲットから構成されています。

気候変動による異常気象、海や森などの自然環境の破壊や汚染、経済成長による格差の広がり、多発する紛争など、わたくしたちの世界には、解決しなければならない沢山の課題があります。

こうした課題をそのままにしては、世界の未来は良い方向に進むどころか、今より悪い方向に進んでしまうかもしれません。

SDGsは、世界が抱える様々な課題を解決して、より良い未来をつくるための「世界の約束」であり、将来の人に負担を残したり、押し付けたりするようなことをしないで、今を生きる人たちの問題を解決していくことが、「持続可能な開発」です。

グリーンウェーブプロジェクトでは、SDGsの17の目標のうち、3項目(目標12、15、17)を中心に、
人と自然が共生する未来づくりにチャレンジしていきます。

SDGsについて