2015年10月28日

東京モーターショー2015
LEXUS プレスデー プレゼンテーション
Lexus International President 福市 得雄

 

皆様こんにちは。
Lexus International プレジデントの福市でございます。
本日は東京モーターショー、そしてレクサスブースへ、ようこそお越しくださいました。

只今の映像は、8月から始まったレクサスのグローバルブランド広告キャンペーン「Amazing in Motion」第四弾「SLIDE」のテレビCMです。

20年以上のキャリアを持つプロスケートボーダー、ロス・マクグランさんが操るホバーボードの中には、マイナス197度の液体窒素が入っていて、超電導の状態になっています。
これが、磁石のレールの上でボードが浮く仕掛けです。
ロスさん曰く「摩擦のない状態で、ホバーボードを乗りこなすには、姿勢やバランスを保つ技術を、ゼロから習得しなければならず、全てが新しい経験だった」と当時の苦労を振り返っています。
世界トップレベルのスケートボーダーにとっても、レクサスのホバーボードは想像を超えた体験だったようです。

このエピソードが正に、レクサスが追求している「驚き」と「感動」なのです。
レクサスはクルマのブランドですが、クルマの枠を超えて、皆様の想像以上の驚きや、感動の提供を日々考えています。

勿論、ブランドイメージの訴求だけでなく、商品開発においても、「驚き」と「感動」は重要なキーワードです。
今年は、レクサスを日本に導入して10周年となります。
導入当初は、GS、SCの2モデルのみの販売でした。
しかし、2012年の「New Chapter」宣言以来、エモーショナルなクルマづくりを加速させ、一気呵成に、新車投入や、既存車のフルモデルチェンジを進めてきた結果、本日展示しております新型「RX」や、年内発売予定の新たなFモデル「GS F」を加え、全11モデルのラインアップとなりました。

そして本日、ここ東京モーターショーの場で、レクサスの次の10年を見据えた、新たな「驚き」を皆様にご披露します。
前置きはさておき、まずはご覧ください!

この、圧倒的な存在感を出しているのは、レクサスの次世代フラッグシップカーをイメージしたコンセプトカー「LEXUS LF-FC」です。

パワートレーンには、レクサスで初めて燃料電池技術を採用しました。
メイン駆動は後輪ですが、前輪にインホイールモーターを採用し、レクサスならではのエモーショナルな走りが楽しめる、高出力で、優れた操縦安定性を備えた燃料電池車です。

また、自動運転技術を搭載することで、すべての人が、安全、スムース、自由に移動できる社会を目指します。

その他、タッチパネルに触ることなく、ジェスチャー入力が出来る操作システムなど、人の自然な動きにマッチした、次世代マンマシンインターフェイスで、快適なドライビングを実現します。

レクサスの商品開発は、レクサスらしいデザイン、エモーショナルな走り、そして先進の環境・安全技術、これら3本柱がベースになっています。

その内、先進の環境技術においては、ハイブリッド技術を積極的に投入しています。
全世界で現在販売中のレクサス12モデルの内、2モデルはハイブリッド専用、また、7モデルにハイブリッド仕様を設定し、全世界販売の約3割をハイブリッドが占めています。
レクサスは、高級車市場の中でもエコカーのイメージが強いブランドなのです。

そのレクサスが、究極のエコカーといわれる燃料電池車・FCVを今回発表したことは、来るべき水素社会を見据えた準備が始まった、ということです。

今、レクサスは、2012年に始まった「New Chapter」から、新たな章へ進む準備期間にいます。
「LEXUS LF-FC」は、次の章の方向性を示唆する一例です。
このクルマから、次のレクサスが創造する「驚き」と「感動」を感じ取ってください!

ご静聴、ありがとうございます。

以上