2014年03月19日
トヨタ博物館 開館25周年 ~モノ語る博物館へ~
企画展 「トヨタ博物館『裏』展」 ほか開催
トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)は、4月16日(水)に開館25周年を迎えるにあたり、原点に立ち返り、人と車の豊かな未来に貢献する博物館を目指すとの想いから、「モノ語る博物館へ」をスローガンに掲げ活動していく。
トヨタ博物館 開館25周年「モノ語る博物館へ」
オリジナルイラスト
「モノ語る博物館へ」とは、クルマを展示するだけでなく、その歴史的な意味や背景にあるヒトの創造への情熱、その時代の文化に焦点を当て、これまで以上に語り伝え、発信していく博物館を目指すもの。有識者を招いたシンポジウム開催など、これまでと違った発信のあり方も推進していく方針である。
まずスタートとして、開館25周年記念 企画展 「トヨタ博物館『裏』展」を4月19日(土)から7月6日(日)まで開催する。25年間の博物館活動の総括として、普段見ることができない博物館の裏側も紹介。収蔵車約500台、収蔵品約3万点から新たに選抜展示し、その魅力を紹介する。また、博物館を支えている裏方の活動にもスポットをあて、「フランクリン」(1918年・アメリカ)のレストア活動を紹介する。同車は当時としてはユニークな空冷エンジンなど挑戦に満ちた車で、企画展初日の4月19日(土)には「フランクリン」のベアシャシーの走行を披露する。
また、5月11日(日)からの「トヨタ博物館『裏』案内ツアー」開催などをはじめ、車両整備室など普段見ることができない当館の裏の素顔に出会える場面がふんだんに織り込まれている。
併せて、開館記念日をはさむ4月12日(土)から20(日)までを開館25周年記念「感謝ウィーク」とし、期間中は入館特典として入館料半額や、オリジナルピンバッジプレゼント等(先着制限有)を実施する。なお、ゴールデンウィーク期間中には、親子向けイベント「ゴールデンウィークイベント2014」も開催する。
今回、開館25周年のスローガン「モノ語る博物館へ」を盛り込んだオリジナルイラストの作成をはじめ、ホームページのリニューアルや、常設展示車の展示替えも実施した。
まずスタートとして、開館25周年記念 企画展 「トヨタ博物館『裏』展」を4月19日(土)から7月6日(日)まで開催する。25年間の博物館活動の総括として、普段見ることができない博物館の裏側も紹介。収蔵車約500台、収蔵品約3万点から新たに選抜展示し、その魅力を紹介する。また、博物館を支えている裏方の活動にもスポットをあて、「フランクリン」(1918年・アメリカ)のレストア活動を紹介する。同車は当時としてはユニークな空冷エンジンなど挑戦に満ちた車で、企画展初日の4月19日(土)には「フランクリン」のベアシャシーの走行を披露する。
また、5月11日(日)からの「トヨタ博物館『裏』案内ツアー」開催などをはじめ、車両整備室など普段見ることができない当館の裏の素顔に出会える場面がふんだんに織り込まれている。
併せて、開館記念日をはさむ4月12日(土)から20(日)までを開館25周年記念「感謝ウィーク」とし、期間中は入館特典として入館料半額や、オリジナルピンバッジプレゼント等(先着制限有)を実施する。なお、ゴールデンウィーク期間中には、親子向けイベント「ゴールデンウィークイベント2014」も開催する。
今回、開館25周年のスローガン「モノ語る博物館へ」を盛り込んだオリジナルイラストの作成をはじめ、ホームページのリニューアルや、常設展示車の展示替えも実施した。
トヨタ博物館 開館25周年「モノ語る博物館へ」
オリジナルイラスト
<企画展・イベント概要>
1.開館25周年記念 企画展 「トヨタ博物館『裏』展」
(1) | 企画展 概要 |
期 間 | : | 4月19日(土)~7月6日(日) | ||
場 所 | : | トヨタ博物館 本館2階 特別展示室 |
内 容:
展示ゾーン | 展示車両・資料 |
レストア作業紹介 | フランクリン(1918年・アメリカ)
▽空冷6気筒エンジンや軽量化を狙ったアルミボディや木製フレームなど、設計思想がユニークなクルマ ・レストア作業をする上での調査・研究例(写真・資料) ・ベアーシャシー完成までの中間報告(写真・パネル) |
収 蔵 車 | ランチェスター(1904年・イギリス)
▽2本のクランクシャフトで振動を抑えるエンジンや、全自動集中給油装置など独創的な機構を持つ サンビーム グランプリ(1922年・イギリス) ▽フランスGPに4台のみ製作されたマシン トヨペット カスタム スポーツ(1960年・日本) ▽初代クラウンに樹脂ボディを載せたカスタムカーで、生産台数5台の希少車 ビュイック(1937年・アメリカ[復刻車]) ▽木炭を代用燃料とする復刻車で、当時の性能、使い勝手を検証 ランドクルーザーFJ25(1957年・日本) ▽中南米を中心に、北米をはじめ海外に本格的に輸出した最初のトヨタ車 ・車両整備室の学芸活動も紹介(写真、パネル) |
ライブラリー活動 | ・膨大な寄贈カタログの整理からデータベース化までの活動紹介
(写真、資料)
・自動車史研究家 故・五十嵐平達氏 写真コレクションのスライドショー 30点
|
資 料 |
<ポスター>第1回パリ自動車ショー(1895年・フランス)など <錦絵>江戸時代以降の華麗な多色刷浮世絵版画 <ティントイ>占領下の日本で作られ、輸出されたブリキのクルマなど 計 約30点
|
オリジナルイラスト | 著名イラストレーターによる、時代とクルマのオリジナルイラスト1930年代から1989年まで
計6点 |
(2) | トヨタ博物館「裏」案内ツアー |
開催日時 | : | 5月11日(日)~7月6日(日)の毎週水・日曜日<5/25(日)を除く> 11:45~12:30 | ||
参加方法 | : | 開催当日9:30~11:30に、本館受付にて先着20名様に整理券配布 | ||
※安全等の理由で、開催日変更や人数制限の場合もございます。 | ||||
参加資格 | : | 上記整理券をお持ちの方 | ||
内 容 | : | 普段見ることのできない舞台裏を、学芸スタッフが案内するツアー |
2.開館25周年記念 「モノ語る」講演会&走行披露
(1) | フランクリンレストアを「モノ語る」講演会&走行披露 |
内 容 | : | 新技術満載の空冷エンジン「フランクリン」のレストアを、トヨタ博物館学芸員が解説し、ベアシャシーの走行を披露 | ||
日 時 | : | 4月19日(土) 13:30~15:00 | ||
講演会場 | : | 新館大ホール(無料ゾーン) |
走行披露会場 | : | 新館エントランス前ロータリー(無料ゾーン) |
講 師 | : | トヨタ博物館 学芸員 山田耕二 |
(2) | 黎明期の自動車を「モノ語る」走行披露(解説付き) |
内 容 | : | 黎明期の自動車をトヨタ博物館学芸スタッフが解説し、走行を披露 | ||
日 時 | : | 4月26日(土)1回目/11:00~ 2回目/14:00~ | ||
会 場 | : | P1駐車場(無料ゾーン) | ||
走行車両 | : | 「ベンツ パテント モト―ル ヴァ―ゲン(1886年・ドイツ [レプリカ])」 | ||
▽世界初のガソリン自動車 | ||||
「ベイカーエレクトリック(1902年・アメリカ)」 | ||||
▽静かで、排出ガスもなく操作が容易な電気自動車は女性に人気 | ||||
「フォード モデルT・クーペ(1927年・アメリカ)」 | ||||
▽医者の往診用に多く使われ、ドクターズクーペと呼ばれた |
(3) | エンジン開発挑戦の歴史を「モノ語る」講演会&走行披露 ~先人のマイルストーンに学ぶ~ |
内 容 | : | エンジン開発挑戦の歴史を、今回の走行車両のエンジンを実際に開発した鈴木 孝 氏が分かりやすく解説 | ||
日 時 | : | 5月10日(土) 13:30~15:00 | ||
講演会場 | : | 新館大ホール(無料ゾーン) |
走行披露会場 | : | 新館エントランス前ロータリー(無料ゾーン) |
講 師 | : | 工学博士 鈴木孝氏(元日野自動車㈱副社長、2011年日本自動車殿堂入り) | ||
走行車両 | : | 「日野コンテッサPC10型(1961年・日本)」 | ||
▽ルノーと技術提携し、ルノー4CVの国内生産で得た技術を生かし独自開発した | ||||
「日野コンテッサ 1300クーペ(1965年・日本)」 | ||||
▽ジョバンニ・ミケロッティによる欧州らしいエレガントなデザインのクーペ |
※走行披露は、天候悪化や車両の状況などにより実施できない場合があります。 |
3.開館25周年記念「感謝ウィーク」
期 間 | : | 4月12日(土)~20(日) <4月14日(月)は休館> | ||
会 場 | : | トヨタ博物館 本館1階 エントランス | ||
内 容 | : | 開館25周年を記念し、入館特典と記念展示を実施 | ||
入館特典 | : | ①入館料半額 | ||
②オリジナルポストカードプレゼント(期間中・先着10,000名様) | ||||
③オリジナルピンバッジプレゼント(各日・先着100名様) | ||||
記念展示 | : | デロリアン(1982年・アメリカ) |
4.「ゴールデンウィークイベント2014」
期 間 | : | 4月26日(土)~29(火・祝)、5月3日(土・祝)~6日(火・祝) | ||
時 間 | : | 9:30~16:00(受付時間) | ||
会 場 | : | 新館1階 大ホール(無料ゾーン) |
内 容:
項目 | 参加費 | 参加数 |
紙レーサー | 300円/回 | 各先着 100名/日 |
トヨタ博物館オリジナル ダンボールクラフト | 500円/個 | 各先着 50個/日 |
(トヨタ博物館のご案内)
(1) | 所 在 地 | : | 愛知県長久手市横道41-100 | |
(名古屋瀬戸道路・長久手ICより西へ400m グリーンロード沿い) | ||||
TEL:0561-63-5151 FAX:0561-63-5159 | ||||
ホームページ http://www.toyota.co.jp/Museum/ | ||||
*トヨタ博物館開館25周年記念オリジナル壁紙ダウンロード実施中 |
(2) | 開館時間 | : | 9:30~17:00 (入館受付は16:30まで) | |
〔休館日〕月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 | ||||
4/28(月)・5/6(火・祝)は開館 | ||||
5/7(水)は休館 |
(3) | 入 場 料 | : | 大人 1,000円 シルバー〈65歳以上〉 500円 中高生 600円 | |
小学生 400円 団体割引あり | ||||
*新館1階(ショップ・カフェ等)と3階(ライブラリー・ギャラリー)は無料ゾーン |
以上