1999年04月19日

ECO. あしたのために、いまやろう。

トヨタ、GMと環境先進技術車の共同研究・開発で合意

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)と、米・ゼネラルモーターズ(以下、GM)は、このほど、環境先進技術車の共同研究・開発を行うことで合意したことを、現地時間19日10:00(日本時間19日23:00)、米国ミシガン州デトロイトで開かれた記者会見の席上で発表した。

 両社は今後5年間、電気自動車(EV)、ハイブリッド自動車(HV)、燃料電池電気自動車(FCEV)など、先進技術を搭載した車両の研究・開発を協力して行っていく。
 具体的には

  • 将来のEV、HV、FCEVのための電気駆動・制御コンポーネントの共通規格
  • バッテリー、バッテリー試験手順、車両安全評価基準およびEV用充電システムの改良への継続的な取り組み
  • 次世代HVのパワートレーンと制御システム
  • 将来のシステム設計、FCEVの量産をサポートする燃料の選択と加工への取り組みを行っていく。

 GMのハリー・ピアス副会長とともに記者会見したトヨタの和田明広副社長は、EVとFCEVの研究・開発も、鋭意積極的に継続していくことを表明するとともに、「多くのお客様に受け入れていただかなければ環境に寄与できないとの観点から言えば、ハイブリッド車が現在最も有望な先進技術車であり、21世紀のそう遠くない時点で、既存のガソリンエンジン車と拮抗する市場規模になるものと確信している。今後、環境先進技術車が実用化され、お客様に受け入れられるためには、革新的な基礎技術、インフラストラクチャー、コストの三位一体が必要であり、そのうちの一つが欠けても十分な成果は得られない。今回のGMとの技術提携が、こうした取り組みを加速し、着実な成果に結びついていくことを大いに期待している」と語った。

 トヨタとGMは、米国NUMMIでの合弁生産(84年~)、GM製キャバリエの日本国内での販売(95年~)、EV用充電システムの共同開発(98年~)、車載マルチメディア機器に関する国際コンソーシアムの結成(98年~)など、従来より、各分野において協力関係にある。今回の合意によって、両社のリソーセスが効果的に活用され、環境に優しい先進技術車の研究・開発に弾みがつくことが期待される。

以上

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