1999年04月22日
トヨタ、「東京デザイン研究所」を拡充
トヨタ自動車(株)(以下トヨタ)は、このほど東京・八王子の「東京デザイン研究所」に新棟を増設するとともに、東京・三田に設置していた東京デザインセンターの機能を東京デザイン研究所に統合して、東京地区における車両デザイン開発体制の強化・充実を図った。
トヨタは、これまで東京地区のほか、本社デザイン部(愛知県豊田市)、キャルティ デザインリサーチ(株)(米国・カリフォルニア州)およびトヨタモーターヨーロッパ マーケティング&エンジニアリング(株)デザインセンターEPOC(ベルギー・ザベンタム州)において、デザインの研究・開発を行い、それぞれの拠点の特徴的なデザインの提案により商品化に結びつけている。
東京デザイン研究所では'96年7月の開設以来、主としてモーターショー出品車などの先行開発を中心にデザイン研究を進めてきている。
今回の増設では、従来のモデル棟に加え、CADによるデザイン制作スタジオや、デザインが原寸大の映像で確認できるプレゼンテーションホールなどを備えたデザイン棟を設置して、アイデアスケッチからクレイモデルの制作ならびに、その評価検討まで一連のデザイン開発が可能となった。
東京デザイン研究所の概要
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トヨタ自動車(株)東京デザイン研究所 |
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東京都八王子市石川町2丁目3番地 |
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1996年7月10日 |
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約80,000平方メートル |
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約5,400平方メートル(一部2階建て) 〔内、今回増設部分約3,500平方メートル〕 |
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(※印 今回増設)
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以上