中古車『ロングラン保証』の内容を大幅に改定

　トヨタ自動車株式会社とトヨタ自動車販売店協会は、中古車の保証制度『ロングラン保証』の内容を大幅に改定するとともに、延長保証「ロングラン保証α」を新設し、4月1日以後販売される車両に適用する。

　オールトヨタ全国ネットワークの中古車保証制度は、「中古車流通の健全化」、「中古車販売に対するお客様の信頼性向上」を目指し、昭和41年に業界に先駆け導入。その後、販売環境の変化にあわせ、逐次制度内容の改定・充実を図り、平成2年4月の改定を経て現在にいたっている。

　今回の改定は、さらなる安心を求めるお客様の増加や、保有期間の長期化など最近の中古車販売を取り巻く環境変化に対応したものである。新しい『ロングラン保証』は、国産車から輸入車まで全てのメーカー車を対象とし、保証期間中、走行距離に関わらずボディー内外装部品、消耗部品および油脂類を除く全部品を保証するというものであり、業界でもトップクラスの保証内容となっている。

　また、延長保証「ロングラン保証α」は、お客様のご希望により有料で『ロングラン保証』を最長3年まで延長できるものであり、万が一、自力で走行不能になった場合に生じる付随費用（搬送・引取費用、宿泊費用、帰宅費用）まで保証する。また、保証料については、オールトヨタのスケールメリットを活かした安価な水準となっている。これにより、中古車の故障に対するお客様の不安感が払拭できると共に保証に対し多様化するお客様ニーズへの対応が可能となる。

以上