1999年12月09日
トヨタ国内生産累計1億台、これまでのご愛顧に感謝して
トヨタ・マスター・プレイヤーズ・シリーズ
トヨタ・ミレニアム・コンサート
TOYOTA MILLENNIUM CONCERT
~In Collaboration with the Herbert von Karajan Centre~
-ウィーンの精鋭たちと、小林研一郎率いる名古屋フィルハーモニーによる夢のコンサート-
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を中心としたトップレベルの演奏家30名で特別編成したオーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」(芸術監督 : ペーター・シュミードル氏)と名古屋フィルハーモニー交響楽団(音楽総監督 : 小林 研一郎氏)による「トヨタ・ミレニアム・コンサート」を、2000年4月21日(金)から5月1日(月)まで、全国8都市・10会場で開催いたします。
トヨタは、全国でのアマチュア音楽活動の支援、地域文化活性化のためのアートマネジメントの充実、障害をもつ人たちの芸術活動の支援など、幅広い分野で芸術文化活動を行なっております。このコンサートは、こうしたトヨタのメセナ活動(芸術文化活動)の一環として、このたびの国内での自動車生産累計1億台の達成をはじめとした日頃よりのあたたかいご愛顧・ご支援に対する感謝として実施するもので、「音楽文化の発展と音楽家の育成」を希求された巨匠カラヤンの遺志を受け継ぐ「ヘルベルト・フォン・カラヤン・センター」(オーストリア・ウィーン)ならびにウィーン国立歌劇場のご協力により実現いたしました。
全10公演の内訳は、名古屋フィルハーモニー交響楽団と「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」の共演による、マーラーやR.シュトラウスの大曲を中心とした演奏会が4公演、ウインナーワルツを中心に音楽の都・ウィーンをテーマとした曲をバレエをまじえてお楽しみいただくガラ・コンサートが1公演、「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」単独のモーツァルトの曲を中心とした演奏会が5公演となっております。またソリストとして、ペーター・シュミードル氏(クラリネット)、エヴァ・リンド氏(ソプラノ)、神谷 美千子氏(ヴァイオリン)、草刈 民代氏(バレエ)、ユルゲン・ワーグナー氏(バレエ)の各氏にご出演いただきます。
なお、このコンサートは、日頃のご愛顧に対する謝恩として入場料金を低価格に設定しております。
当コンサートの開催スケジュール、プログラム等の詳細は、別紙のとおりです。
以上
別紙
開催概要
| 名称 | トヨタ・ミレニアム・コンサート |
|---|---|
| 演奏 | トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン(芸術監督 : ペーター・シュミードル教授) 名古屋フィルハーモニー交響楽団(音楽総監督 : 小林 研一郎氏) |
| ソリスト |
ペーター・シュミードル(クラリネット、プログラムA・E) エヴァ・リンド(ソプラノ、プログラムB・D・E) 神谷 美千子(ヴァイオリン、プログラムD・E) 草刈 民代(バレエ、プログラムE) ユルゲン・ワーグナー(バレエ、プログラムE) 以上敬称略
|
| 総監督 | ドクター・ウリ・メルクレ教授(ヘルベルト・フォン・カラヤン・センター代表) |
| 主催 | トヨタ自動車株式会社 |
| 特別協力 | ヘルベルト・フォン・カラヤン・センター |
| 協力 | ウィーン国立歌劇場、トヨタ販売店グループ |
| 後援 | 財団法人 2005年日本国際博覧会協会 |
| 日程 |
|
| お問い合せ | ミレニアムコンサート事務局 TEL. 03-5226-1122 |
| チケット | チケットぴあ(03-5237-9990)、CNプレイガイド(03-5802-9990) ほか開催各地のプレイガイドなど 詳細はコンサート各地お問い合わせ先、チケット販売窓口参照
|
チケット販売予約受付開始は12月18日(土)
プログラム
- 第1部
-
- モーツァルト/
- 交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a)
- モーツァルト/
- クラリネット協奏曲 イ長調 K.622(クラリネット独奏=ペーター・シュミードル)
~休憩~
- 第2部
-
- モーツァルト/
- 交響曲 第41番 ハ長調『ジュピター』K.551
- 第1部
-
- モーツァルト/
- 歌劇「フィガロの結婚」より序曲
- モーツァルト/
- 歌劇「フィガロの結婚」より“楽しい思い出はどこへ”(ソプラノ独唱=エヴァ・リンド)
- モーツァルト/
- 歌劇「後宮からの誘拐」より序曲
- モーツァルト/
- 歌劇「後宮からの誘拐」より“どんな拷問が私を待ち受けていようと”(ソプラノ独唱=エヴァ・リンド)
- シューベルト/
- 交響曲 第3番 ニ長調 D.200
~休憩~
- 第2部
-
- ベートーヴェン/
- 交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
(名古屋フィルハーモニー交響楽団とトヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンの共演)
- 第1部
-
- モーツァルト/
- 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
~休憩~
- 第2部
-
- マーラー/
- 交響曲 第5番 嬰ハ短調
指揮者=小林 研一郎
- 第1部
-
- ロッシーニ/
- 歌劇「セヴィリアの理髪師」より序曲
- ロッシーニ/
- 歌劇「セヴィリアの理髪師」より“今の歌声は心に響く”(ソプラノ独唱=エヴァ・リンド)
- モーツァルト/
- 歌劇「後宮からの誘拐」より序曲
- モーツァルト/
- 歌劇「後宮からの誘拐」より“どんな拷問が私を待ち受けていようと”(ソプラノ独唱=エヴァ・リンド)
- シューベルト/
- ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216(ヴァイオリン独奏=神谷 美千子)
~休憩~
- 第2部
-
- R.シュトラウス/
- 交響詩『英雄の生涯』Op.40
指揮者=小林 研一郎
(名古屋フィルハーモニー交響楽団とトヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンの共演)
- 第1部
-
- J.シュトラウスII世/
- ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314
- J.シュトラウスII世/
- アンネン・ポルカ Op.117
- J.シュトラウスI世/
- ケッテンブリュッケン・ワルツ Op.4
- J.シュトラウスII世/
- 春の声Op.410
- J.シュトラウスII世/
- トゥルッチ・トゥラッチ・ポルカ Op.214
- J.シュトラウスII世/
- ウィーン気質 Op.354(バレエ付き)(バレエ=草刈 民代、ユルゲン・ワーグナー)
~休憩~
- 第2部
-
- ワーグナー/
- 楽劇「ローエングリン」より 第3幕への前奏曲
- モーツァルト/
- クラリネット協奏曲 イ長調 K.622より 第1楽章(クラリネット独奏=ペーター・シュミドル)
- サン=サーンス/
- 序奏とロンド・カプリッチョーソ Op.28(ヴァイオリン独奏=神谷 美千子)
- ロッシーニ/
- 歌劇「セヴィリアの理髪師」より“今の歌声は心に響く”(ソプラノ独唱=エヴァ・リンド)
- J.シュトラウスII世/
- 歌劇「こうもり」序曲
- J.シュトラウスII世/
- 歌劇「こうもり」より“チャールダーシュ”(ソプラノ独唱=エヴァ・リンド)
- J.シュトラウスII世/
- 皇帝円舞曲 Op.437
指揮者=小林 研一郎
コンサート各地お問い合わせ先、チケット販売窓口
- 4/24
- サントリーホール
- 4/29
- 東京国際フォーラム ホールA
- 5/ 1
- すみだトリフォニーホール
- チケット取り扱い
- チケットぴあ
- 03-5237-9990
- CNプレイガイド
- 03-5802-9990
- サントリーホール[4/24公演]
- 03-3584-9999
- すみだトリフォニーホール[5/1公演]
- 03-5608-1212
- 4/21
- 愛知県芸術劇場コンサートホール
- チケット取り扱い
- チケットぴあ
- 052-320-9999
- ローソンチケット
- 052-261-2655
- 芸術文化センタープレイガイド
- 052-972-0430
- ヤマハプレイガイド
- 052-201-5152
- カワイ名古屋ショップ
- 052-962-3939
- 4/22
- 豊田市民文化会館
- チケット取り扱い
- チケットぴあ
- 052-320-9999
- ローソンチケット
- 052-261-2655
- 芸術文化センタープレイガイド
- 052-972-0430
- 豊田市民文化会館
- 0565-33-7111
- 豊田市中央公民館
- 0565-31-8804
- 4/23
- 大宮ソニックシティ
- チケット取り扱い
- チケットぴあ
- 03-5237-9990
- CNプレイガイド
- 03-5802-9990
- 大宮ソニックシティ
- 048-647-4001
- 4/25
- アクロス福岡シンフォニーホール
- チケット取り扱い
- チケットぴあ
- 092-708-9999
- 福岡ビルプレイガイド
- 092-716-8022
- 岩田屋Z-SIDEプレイガイド
- 092-721-1111
- 大丸プレイガイド
- 092-712-8181
- 博多ステーションビルプレイガイド
- 092-431-1125
- 小倉井筒屋プレイガイド
- 093-522-2682
- 4/26
- ザ・シンフォニーホール
- チケット取り扱い
- チケットぴあ
- 06-6363-9999
- ローソンチケット
- 06-6387-1772
ザ・シンフォニーホール予約センター(窓口販売のみ)
- 4/27
- 札幌コンサートホール
- チケット取り扱い
- チケットぴあ
- 011-281-9999
- ローソンチケット
- 011-737-4649
- Kitaraチケットセンター
- 011-520-1234
- 大丸プレイガイド
- 011-221-3900
- 4プラプレイガイド
- 011-251-5574
- 地下街道新プレイガイド
- 011-241-3871
- 4/30
- 宮城県民会館
- チケット取り扱い
- チケットぴあ
- 03-5237-9990
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- 三越プレイガイド
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- ビブレプレイガイド
- 022-261-6111
- ヤマハプレイガイド
- 022-227-8514
- カワイ仙台ショップ
- 022-261-2851
- 三立
- 022-265-6211
ドクター・ウリ・メルクレ教授(トヨタ・ミレニアムコンサート 総監督)
1938年8月21日ドイツ・チュービンゲンに生まれる。
ドイツ・チュービンゲン大学在学中および試補期間(国家試験合格から上級公務員に採用されるまでの見習い期間)にボランティアで同大学学生室内管弦楽団のマネージャーを務め、アフリカ、アジア、オセアニア、中南米50ヶ国を演奏旅行する。68年、オーストリア連邦劇場事務局と契約、ウィーン国立歌劇場の運営に携わる。72年からドイツ・グラモフォンで広報とプロモーションを統括、さまざまな音楽祭などの制作を行う。83年以降はカラヤンからモナコのテレモンディアール映画社の代表に任ぜられ、また同氏の個人的な顧問にも就任。カラヤンのテレビとビデオに関するあらゆる活動をプロデュースする。カラヤンの死後は、その音楽遺産を管理し、世界の音楽愛好家に届けるべく、努力を続けている。
現在、95年にウィーンに設立された「ヘルベルト・フォン・カラヤン・センター」の代表。
ヘルベルト・フォン・カラヤン・センター
「ヘルベルト・フォン・カラヤン・センター」は、いわゆるミュージアムではなく、アクティブな活動を通じて巨匠カラヤンの意志を継いでいく、という目的で1995年11月に設立。
同センターは、オーストリア・ウィーンの中心部にあり、ウィーン国立歌劇場や有名なウィーン楽友協会ホールなどの近くに位置している。
そのオープニングセレモニーは、カラヤン夫人の挨拶に始まり、オーストリア大統領、ウィーン市長、カトリック教会枢機卿、プラシド・ドミンゴほか数多くのカラヤンを慕う芸術家たちが参加し、盛会を極めた。
現在、同センターでは、若い芸術家の美術展、一般芸術展、コンサートなどが催されているほか、ウィーン国立歌劇場とともに、若い音楽家の育成にあたっている。青少年の音楽教育をなるべく年齢が若い頃から始めるというのが同センターのモットーであり、カラヤンが好んだテーマである医学、技術工学の分野も含め、向学心の高い青少年を対象に幅広い分野の講演が行われている。代表はドクター・ウリ・メルクレ教授。
ペーター・シュミードル教授(トヨタ・マスタープレイヤーズ,ウィーン 芸術監督)
オーストリア・オルミュッツ生まれ。祖父、父、本人と3代に渡ってウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めている。ウィーン国立音楽大学でルドルフ・イェッテルに師事し、1964年卒業。65年にウィーン国立歌劇場管弦楽団、68年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第1クラリネット奏者として入団、82年より第1首席奏者となる。67年よりウィーン国立音楽大学教授として、数多くの門下生を指導し、今でもその生徒たちが世界各地のオーケストラで活躍している。
ソリストとして、これまでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、NHK交響楽団などと協演、指揮者のベーム、バーンスタイン、プレヴィン、レヴァイン、ムーティ、小澤征爾などと共演。その他、室内楽の分野においても活躍しており、「新ウィーン八重奏団」、「ウィーン木管ゾリステン」のメンバーとして、世界各地への演奏旅行と同時にCDレコーディングなどを実施している。84年ザルツブルク功労金勲章を受章、91年オーストリア芸術名誉十字勲章を受章。バーンスタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と協演したモーツァルト作曲クラリネット協奏曲のCD(ライブ・レコーディング)は91年度日本管楽器部門のベスト盤に選ばれる。
音楽教育家としても名高いシュミードル氏は、ヨーロッパだけでなく、日本においても数多くのマスタークラス(草津夏期国際音楽アカデミー、パシフィック・ミュージック・フェスティバル-PMFなど)を開催し、後進の指導に貢献している。
小林 研一郎氏(名古屋フィルハーモニー交響楽団 音楽総監督)
東京芸術大学作曲科及び指揮科を卒業。作曲を石桁眞礼生、指揮を渡邊暁雄、山田一雄の各氏に師事。1974年第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞を受賞。以来、ヨーロッパ各国の主要オーケストラを指揮。
“プラハの春”“ルツェルン・フェスティヴァル”等、多くの音楽祭に出演するほか、ハンガリー国立交響楽団及びアムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団(現ネザーランド・フィルハーモニー管弦楽団)のヨーロッパ、日本公演、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団のヨーロッパ公演に同行、国際指揮者コンクール審査員、東京都交響楽団及び東京交響楽団の正指揮者、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者、関西フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団の客演常任指揮者、ハンガリー国立交響楽団音楽総監督・常任指揮者を歴任。
ハンガリー政府よりリスト記念勲章、ハンガリー文化勲章を受章。そして、94年には“星付中十字勲章”という民間人としては最高の勲章を授与された。現在、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の名誉指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団の音楽総監督、日本フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団常任客演指揮者、ネザーランド・フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、九州交響楽団の首席客演指揮者、東京音楽大学客員教授(指揮法)を務める。
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等を指揮したレコーディングがポニーキャニオンよりリリースされている。
著書にエッセイ集「指揮者のひとりごと」(騎虎書房)があり、日本図書協会選定図書に選ばれている。
トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者、ペーター・シュミードル教授の協力のもと、本公演のために特別に編成された世界最高水準の室内オーケストラ。世界No.1の知名度・演奏水準を誇るウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラスのメンバーを中心に世界トップレベルの演奏家30名で編成されている。
- 〈ヴァイオリン〉
- フォルクハルト・シュトイデ(★首席)
- エックハルト・ザイフェルト(★)
- クレメンス・ヘルスベルク(★)
- ドミニク・ヘルスベルク
- ホルガー・グロー
- ペーター・ヴェヒター(★)
- ティボール・コバーチ(★首席)
- ギュンター・ザイフェルト(★)
- シュケルツェン・ドリ
- 〈ヴィオラ〉
- ペーター・ペッヒャ(★首席)
- ヨセフ・スター(★元)
- ミハエル・トラブジンガー
- 〈チェロ〉
- ヴェルナー・レーゼル(★首席)
- ゲルハルト・イーベラー(★)
- 〈コントラバス〉
- マルティン・ウンガー(★首席)
- ミラン・サガト(★)
- 〈フルート〉
- ギュンター・フェデルセル(★)
- マティアズ・シュルツ
- 〈オーボエ〉
- ヴァルター・レーマイヤー(★)
- クラウス・リーンバッハー
- 〈クラリネット〉
- ペーター・シュミードル(★首席)
- ペーター・ロイトナー
- 〈ファゴット〉
- シュテパン・トゥルノフスキー(★首席)
- ヨセフ・グラブナー
- 〈ホルン〉
- ヴォルフガン・ヴラダー(★)
- セバスチャン・マイヤー
- 〈トランペット〉
- ハンス・ペーター・シュー(★首席)
- ハインツ・クリストフェリッチ
- 〈トロンボーン〉
- ルドルフ・ヨセル(★首席)
- 〈ティンパニー〉
- アントン・ミッターマイヤー(★首席)
名古屋フィルハーモニー交響楽団
1966年結成、73年に財団法人となる。88年にパリ・ジュネーブほかで海外公演を行い好評を博す。91年愛知県芸術選奨文化賞受賞。97年サントリーホールでのライブCDが高く評価され、文化庁レコード部門芸術作品賞受賞。98年より音楽総監督に小林研一郎氏が就任。年間約120回のコンサートを行っている。
- 〈首席コンサートマスター〉
- パヴェル・エレット
- 〈客員コンサートマスター〉
- 朝枝 信彦
- 〈アシスタントコンサートミストレス〉
- 水山 あゆ
- 〈ヴァイオリン〉
- 五十嵐 裕子
- 井上 絹代
- 大竹 倫代
- 大野 美由紀
- 小椋 幸恵
- 小尾 佳正
- 亀山 ふみ代
- 神戸 潤子
- 北垣 慶豊
- 鬼頭 俊
- 坂本 智英子
- 志摩 真理
- 高橋 妙子
- 竹田 千波
- 中西 俊哉
- 日高 みつ子
- 藤本 寮子
- 古館 真理
- 保坂 三千子
- 水野 稔雄
- 水野 敏子
- 森 亘
- 矢口 十詩子
- 〈ヴィオラ〉
- 麻田 茂樹
- 阿部 黎子
- 工藤 高邦
- 小林 伊津子
- 紫藤 祥子
- 杉山 光太郎
- 寺尾 洋子
- 水山 宗己
- 吉田 浩司
- 李 善銘
- 〈チェロ〉
- 井手元 研一
- 植村 勉
- 太田 一也
- 小笠原 恭史
- 杉浦 薫
- 土屋 晃次
- 古沢 渉
- 山本 正明
- 〈コントラバス〉
- 井上 裕介
- 大沢 弘
- 岡崎 隆
- 坂田 晃一
- 田中 伸幸
- 古橋 由基夫
- 松山 大樹
- 〈フルート〉
- 大海 隆宏
- 寺本 義明
- 富久田 治彦
- 山口 典久
- 〈オーボエ〉
- 鳥居 克之
- 諸岡 研史
- 山本 直人
- 〈クラリネット〉
- 熱田 敬一
- 井上 京
- 堀内 信彦
- 〈バスーン〉
- 青谷 良明
- 佐々木 真樹緒
- 中西 祥之
- 〈ホルン〉
- 新井 雅夫
- 近藤 敬
- 志摩 良治
- 野々口 義典
- 水谷 仁
- 吉積 光二
- 〈トランペット〉
- 井上 正彦
- 畑田 和雄
- 藤島 謙治
- 星 順治
- 〈トロンボーン〉
- 小幡 芳久
- 佐藤 宏
- 早川 秀一
- 藤沢 伸行
- 〈チューバ〉
- 亀山 吉彦
- 〈ティンパニ&打楽器奏者〉
- 荒川 修次
- 和泉 正憲
- 菅生 和巳
- 三宅 秀幸
エヴァ・リンド氏(ソプラノ)
オーストリア・インスブルック生まれ。弱冠19歳でウィーン国立歌劇場にて「魔笛」の夜の女王と云う大役を担って、鮮烈にデビュー。以来、ミュンヘン、ベルリン、ハンブルグ、チューリッヒ、パリ、ロンドン、ミラノ、東京などの世界各地の歌劇場やコンサートホール、ザルツブルク、シュレッスヴィヒ=ホルシュタイン、ヴェローナなどの主要な音楽祭に出演し、国際的なキャリアを積み重ねる。これまでにウィーン国立歌劇場にて「ファルスタッフ」のナネッタ、「バラの騎士」のソフィー、「こうもり」のアデーレ等々を演じ、いずれも好評を得る。
今までにムーティ、アバド、プレヴィン、メニューイン、サヴァリッシュなどの指揮者、ドミンゴ、カレーラス、バルツァ、クラウスなどの歌手と共演。1998年シュトゥットガルト歌劇場にて名演出家のハンス・ノイエンフェルツ氏制作のオペラ「後宮からの誘拐」のコンスタンツェ役を演じ、成功を収める。
イタリア歌曲やリードの分野でも活躍しており、世界各地で定期的にリサイタルを開催。
数多くのCDをリリースしており、カレーラス、ドミンゴと共演したレハール・ガラコンサートのライブ・レコーディングはグラモフォンよりリリースされ、好調なセールスを記録している。
神谷 美千子氏(ヴァイオリン)
桐朋女子高等学校音楽科を経て1995年、同大学ソリスト・ディプロマコース修了。
92年、パガニーニ国際コンクール(イタリア)で第2位に入賞したのを契機に、翌年にはNHK交響楽団主催の「若い芽のコンサート」のソリストに選ばれ絶賛を博す。93年、アスペン音楽祭(アメリカ)に参加、翌年の同音楽祭への奨学金を獲得する。
94年、インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール(アメリカ)に入賞。その際演奏したシベリウス作曲ヴァイオリン協奏曲は特筆すべき演奏として極めて高い評価を受けた。
97年、現在最難関といわれている、第3回ハノーヴァー国際ヴァイオリン・コンクール(ドイツ)に優勝。テクニックのみならず、その豊かな音楽性溢れる演奏は、審査委員はもとより聴衆からも絶賛された。
これまでにヴァイオリンを原田幸一郎、ジョルジュ・パウクの両氏に師事。NHK交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団他、国内外の主要オーケストラとの協演も多い。また、ソリストとしてはもとよりJTアートホール室内楽シリーズへの出演等、室内楽の分野においても精力的な活動を行っている。
草刈 民代氏(バレエ)
東京都出身。小林紀子バレエ・アカデミーを経て橘バレエ学校に学ぶ。1984年に同校を卒業し、牧阿佐美バレエ団に入団。87年に「白鳥の湖」(全幕)の主役に抜擢され大成功を収め、以降同バレエ団公演の主役を数多く務める。90年7月、ソビエト文化省の招聘による牧阿佐美バレエ団ソビエト公演に参加。翌年の91年には再びモスクワ・ダンチェンコ劇場よりゲストとして招かれ「ドン・キホーテ」(全幕)の主役を踊り、同年秋にはユーゴスラビア、ルーマニア各都市の劇場より招聘を受け、「ジゼル」「ドン・キホーテ」の主役を踊るなど国内のみならず海外においても活躍している。
これまで87年全国舞踏コンクール第1部第1位・文部大臣奨励賞、88年村松賞(舞踏部門)、89年第16回橘秋子賞優秀賞、97年度服部智恵子賞などを受賞。さらに96年周防正行監督作品「Shall we ダンス?」で主演し、第18回「ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞、96年度「キネマ旬報ベストテン」新人女優賞、96年度「日本映画批評家大賞」特別女優賞、第20回「日本アカデミー賞」新人俳優賞並び最優秀主演女優賞などを受賞。
主な主演作品としては「ロミオとジュリエット」「ドン・キホーテ」「ラ・シルフィード」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「ジゼル」「ライモンダ」等の古典全幕作品からモダンまで豊富なレパートリーをこなしている。
ユルゲン・ワーグナー氏(バレエ)
オーストリア・サンクト・セバスチャンに生まれる。
オーストリア連邦劇場・バレエ学校でルートミュッラー・ベトロヴァ、カール・ムジール、ヴラディミール・ツカノブ、ミヒャエル・ビルクマイヤーに師事。
1988年ウィーン国立歌劇場のバレエ団に入団、93年にはソリストに任命される。
「ドン・キーホーテ」のバジル、「白鳥の湖」のジークフリート王子、「ロミオとジュリエット」のロミオ、メルクシオ、伯爵、「真夏の夜の夢」のフィロスタート、パックなどとレパートリーは広い。また、グラーツ劇場、ブカレスト劇場、ドイツ、スイスなどで客演も行い、高い評価を得ている。
朝岡 聡氏(司会)
1959年神奈川県生まれ。
慶應義塾大学法学部を卒業後、82年テレビ朝日にアナウンサーとして入社。
「ワールドプロレスリング」「ウィンブルドンテニス」「全豪オープンテニス」等、スポーツ番組の中継を担当。入社5年目にして、報道番組「ニュースシャトル」のメインキャスターに抜擢され、その後もテレビ朝日の看板アナとして「ニュースステーション」「はなきんデータランド」「ニュースフロンティア」といった人気番組を担当する。
95年3月テレビ朝日を退社後、フリーとなり、現在はTBS「筋肉番付」、テレビ東京「スポーツTODAYワイド」等に出演中。
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