2003年11月20日

世田谷パブリックシアター
トヨタ自動車株式会社

「トヨタ コレオグラフィーアワード2004 ~次代を担う振付家の発掘~」
募集開始

― 受賞者の海外公演を支援する「TOYOTA海外サポート」を新設 ―

 

 トヨタ自動車株式会社は、メセナ活動の一環として世田谷パブリックシアターと提携のもと、次代を担う振付家の発掘・育成を目的とした「トヨタ コレオグラフィーアワード2004」を実施、本日より募集を開始する。(2001年に創設し、今回が3回目) 
 募集期間は11月20日から2004年1月23日まで(当日消印有効)。応募資格は自身の振付作品を発表した経験のある人で、ジャンルは問わない。

 当アワードの選考方法は、一般公募と全国の舞台関係者から寄せられた推薦の中から選考委員会にて8名の振付家を選出し、"ネクステージ"(最終審査会)を2004年7月、世田谷シアタートラムにおいて実施。作品(15分~30分)を上演し、審査により、「次代を担う振付家賞」(1名)および「オーディエンス賞」(2名)を決定する。
 審査は山海塾主宰の天児牛大(アマガツ ウシオ)氏を審査委員長とし、評論家の國吉和子氏、アメリカよりクレイグ・ T・ピーターソン氏(DTWアーティスティックディレクター)、イギリスよりバル・ボーン氏(ダンスアンブレラ・アーティスティックディレクター)を迎え、国際的な視野によるものとする。
 また、振付家賞を受賞した振付家は、次年度(2005年度)に世田谷パブリックシアターから、 シアタートラムにおいて作品発表の場を提供され、トヨタ自動車からその作品製作費の一部として100万円が授与される。
 またこのたび、「TOYOTA海外サポート」を新設、振付家賞受賞者には、受賞後2年以内に海外公演を行う場合、渡航費に限り総額100万円になるまでサポートする。これは近年、海外公演に招聘される機会が増えたものの、費用捻出という点で機会を逸するケースも多いという現状を鑑み、海外において新たな活動の場を広げるための一助になればとの理由から新設した。

 トヨタ自動車では、実力・将来性のある若手の芸術家の支援を幅広い分野で行っており、当アワードもこれらの一環として、コンテンポラリーダンスなどの舞踊分野における人材育成の一助となり、当分野の活性化につなげることを目的としている。また当アワードは、こうした点を評価いただき、本年、(社)企業メセナ協議会からメセナ大賞の「新領域開拓賞」を受賞した。
 なお、選考プロセス、公募概要および審査委員、選考委員プロフィールは、別紙のとおり。
■実施の枠組み
 名   称   「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2004」 ~次代を担う振付家の発掘~
      トヨタ コレオグラフィーアワード
 公募期間  2003年11月20日~2004年1月23日
 "ネクステージ"
  (最終審査会)
 2004年7月3日、4日(於:世田谷シアタートラム)
 主   催  TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD実行委員会、 トヨタ自動車(株) 
 提   携  世田谷パブリックシアター ((財)せたがや文化財団)
 運   営  トヨタ コレオグラフィーアワード事務局 
 協   力  NPO法人Japan Contemporary Dance Network(JCDN)
〈「トヨタ コレオグラフィーアワード」に関するお問い合わせ先〉 
トヨタコレオグラフィーアワード事務局:
〒160-0023

東京都新宿区西新宿4-32-4-506

Tel&FAX:

03-3373-1166   

E-mail:

TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2004 選考プロセス


TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2004 公募概要


1.目 的 年齢・キャリアに関係なく、次代を担う振付家を発掘、
育成することに主眼をおいております。
2.募集期間 2003年11月20日~2004年1月23日
3.応募資格 自身の振付作品を発表した経験のある人
ダンスのジャンルは問いません。
4.応募要項
応募作品のテーマに制限はありません。 
応募者自身による2000年以降に製作・発表された振付作品のビデオ、自身のプロフィールを送付してください。 
応募者お一人、一作品とさせていただきます。
5.審査方法
一般公募と全国の舞台関係者から寄せられた推薦の中から、選考委員会にて8名の振付家を選出。選考結果は、2004年3月中旬に書面にて通知いたします。選出された振付家には"ネクステージ"(最終審査会)において作品(15分~30分)を上演していただき、審査委員により、「次代を担う振付家賞」受賞者を決定いたします。
6."ネクステージ"(最終審査会)
 2004年7月3・4日  シアタートラム(東京都世田谷区)
7.賞
 [次代を担う振付家賞] 1名
楯/副賞100万円 トヨタ自動車より作品製作費の一部として贈呈
SePTステージサポート 世田谷パブリックシアターより次年度シアタートラムにおける新作
または受賞作品発表の場を提供
SePTダンスフリーパス 世田谷パブリックシアターが主催・提携するダンス公演への招待
★新設 TOYOTA海外サポート 海外公演の渡航費として100万円の資金を提供
受賞後2年以内に海外公演を行う場合、渡航費に限り、総額100万円
になるまでをサポート(公演毎に申請の上、決定)
 [オーディエンス賞] 2名  観客からの投票により各日1名選出 
楯/SePTダンスフリーパス
8.応募・問い合わせ

トヨタ コレオグラフィーアワード事務局 

〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-32-4-506
TEL&FAX: 03-3373-1166
e-mail: t-award@abox9.so-net.ne.jp
ホームページ: http://www.toyota.co.jp/mecenat/
●その他 
本要項はトヨタコレオグラフィーアワード事務局が定め実施いたします。
応募用紙は所定の用紙を使用してください。(コピー可)。
ホームページからもダウンロードできます。
その他の用紙、ファックスは受付できません。
また、添付資料はA4サイズ2枚までとさせていただきます。
なお、提出いただいたビデオ・資料はご返却いたしませんので、ご了承ください。

TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2004 審査委員・選考委員プロフィール

審査委員長
天児牛大(あまがつ うしお) 山海塾主宰/舞踏家/演出家
1949年横須賀市生まれ。'75年に山海塾を創設。'82年以降の全作品は、パリ市立劇場で初演、世界39カ国で公演を重ねる。'92年、バニョレ国際振付賞の審査委員長を務める。
オペラの演出も手がけ、'98年にリヨン国立歌劇場にて初演されたオペラ『三人姉妹』は'01-'02年にパリ・シャトレ座、ベルギーの王立ラ・モネ劇場、リヨン国立歌劇場、オーストリアのウィーン・フェストボーヘンにて再演された。'02年2月、『ひびき』がローレンス・オリヴィエ賞の《最優秀新作ダンス作品賞》を受賞。'03年4月、パリ市立劇場との共同プロデュース10作品目となる『仮想の庭-うつり』を発表。

山海塾 URL.  http://pws.prserv.net/jpinet.sankai/

審査員
國吉和子(くによし かずこ)  舞踊研究/評論家

早稲田大学大学院修士課程修了。現在、早稲田大学、多摩美術大学、近畿大学などで非常勤講師。舞踊学会、World Dance Alliance Japan会員。「舞台芸術」01号~04号の舞踊季評担当、"Japan Arts Directory" (London)等に寄稿。論文に「消滅する構造」「暗黒舞踏再考」等。著書に「夢の衣裳、記憶の壺――舞踊とモダニズム」('02/新書館、東京)、共著に「BUTO(S)」('02/CNRS,Paris).市川雅著「見ることの距離」編著('00/新書館)

クレイグ・T・ピーターソン(DTWアーティスティックディレクター)
バード・カレッジにてドラマ/ダンスと心理学を専攻し学士号を取得。DTWに所属する以前からニューヨークでプロのダンサーとして活動していた。
'94年よりDTW(ダンス・シアター・ワークショップ)に所属。'96年、パブリック・イマジネーションズ・コミュニティ・プログラムのディレクターに就任。アーティスト・イン・レジデンス・プログラムなども行う。このプログラムは、ニューヨーク市にあるコミュニティに基盤をおく機関とアーティストを組み合わせて2年以上行うプログラムである。'97年、シニア・プロデューサーに就任。DTWの興行機構やアーティストの選抜、スケジュール決定、契約を行い、シーズン中の活動戦略およびプロモーション計画を指揮、制作活動をすべて監督した。現在、アーティスティックディレクターとして、パフォーミング・アーティストの活動を支援し発表するため多様なプログラムを開発、実施している。

Dance Theater Workshop URL.  http://www.dtw.org/

バル・ボーン(ダンスアンブレラ アーティスティックディレクター) 
ロンドンのロイヤルバレエスクールでダンスを学び、ロイヤルバレエ団、サドラーズウェルズオペラバレエ団にダンサーとして数年間在籍。1968年、ロンドンフェスティバルバレエの広報・マーケティングオフィサーに就任。'69年バレエランベールの広報・マーケティングオフィサーに就任。'77年アーツカウンシルのダンスデパートメント在籍後、'78年グレイタ-ロンドンアーツ(GLA)の最初のダンスオフィサーに任命される。GLAに在籍中の'78年にダンスアンブレラを設立。
ダンスアンブレラは"英国の最も重要なダンスフェスティバル"(タイムアウト誌:2002)と称され、英国だけでなく、海外のコンテンポラリーダンス作品・カンパニーからも優れた才能を見いだし、英国での公演・ワークショップなどを支援すると同時に教育プログラム・セミナーなどをとおしてダンスの普及に勤めている。'96年、フランス政府よりシュバリエ章を受章。

Dance Umbrella URL.  http://www.danceumbrella.co.uk/

選考委員
小崎哲哉(おざき・てつや) 

ウェブマガジン『REALTOKYO』/アート雑誌『ART iT』編集長
小崎哲哉事務所代表。東京生まれ。1989年、文化情報誌『03 TOKYO Calling』の創刊に副編集長として携わり、'96年にはインターネットエキスポ日本テーマ館『センソリウム』 のエディトリアルディレクションを担当する。'00年、首都圏の文化情報を紹介するウェブマガジン『REALTOKYO』 (www.realtokyo.co.jp <http://www.realtokyo.co.jp/>)と、日記サイト『先見日記』(diary.nttdata.co.jp)を、'03年にはアート雑誌『ART iT』を創刊。企画制作作品にCD-ROMブック『マルチメディア歌舞伎』(1994)、写真集『百年の愚行』(2002)などがある。

小林昌廣(こばやし・まさひろ)  舞踊身体論/芸術生理学
1959年東京生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程満期退学。
日本国内、東南アジアを中心に医療人類学的調査をすると同時に、舞踊批評、身体論の研究を続ける。現在、京都造形芸術大学助教授。同大学舞台芸術研究センター主任研究員。
芸術とヘルスケア協会理事。主著は『病い論の現在形』『臨床する芸術学』
桜井圭介(さくらい・けいすけ)  作曲家/ダンス批評

1960年生まれ。ダンス関係の著書に『西麻布ダンス教室~舞踊鑑賞の手引き』『ダンシング・オールナイト~グルーヴィな奴らを探せ!』。『朝日新聞』『太陽』『美術手帖』『バレエ』『artscape』『バッカス』『CUT IN』『レプリーク』など様々な媒体にダンス批評を執筆。現在『Invitation』および『舞台芸術』にて連載中。

志賀玲子(しが・れいこ)  アイホールプロデューサー
アイホール(兵庫県伊丹市立演劇ホール)プロデューサーとして<アイホールダンスコレクション>を中心に企画製作。びわ湖ホール(滋賀県立芸術劇場)舞踊アドバイザー、同夏のフェスティバルプロデューサー。

NPO法人JCDN(Japan Contemporary Dance Network)

ならびにDANCE BOXボードメンバー。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科非常勤講師、同舞台芸術研究センタープロデューサー。(有)シューツアンドルーツ代表。岩下徹制作。
堤広志(つつみ・ひろし)  演劇/舞踊ジャーナリスト
1966年生まれ。文化学院文学科演劇コース卒。美術誌『art vision』、エンターテインメント情報誌『apo』、演劇誌『演劇ぶっく』や戯曲誌『せりふの時代』等の編集を経て、現在パフォーミングアーツ・マ ガジン『Bucchus』編集発行人。90年代より勅使川原三郎、H・アール・カオス、珍しいキノコ舞踊団、イデビアン・クルー、コンドルズ、伊藤キム+輝く未来、発条ト、ニブロール等々を取材し、振付家やダンサーへ多数インタビュー。'03年はトヨタコレオグラフィーアワード2003選考委員、ガーディアン・ガーデン演劇フェスティバル審査員等を務める。
久野敦子(ひさの・あつこ)  財団法人セゾン文化財団プログラムディレクター
福岡県生まれ。青山学院大学卒。1982年から1992年まで、西武百貨店池袋店にあった多目的スペース、スタジオ200にて100本余りの演劇・舞踊事業の企画、制作に従事。
'93年より財団法人セゾン文化財団にプログラム・オフィサーとして勤務。'96年より現職。現代演劇、舞踊を対象分野にした助成プログラムの立案、運営のほか、自主制作事業の企画、運営を担当。
楫屋一之(かじや・かずゆき)  世田谷パブリックシアタープロデューサー
兵庫県生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。1970年代中頃より、舞台活動を開始する。'83年から、NOISE(如月小春・代表)のプロデューサーとなり、公演、ワークショップ等全ての事業をプロデュースする。'97年より、世田谷パブリックシアターのプロデューサーとなり演劇、パフォーマンス、コンテンポラリーダンス等の制作を担当する。'99年より、同劇場のダンスプログラム担当となり、企画・プロデュースしている。

以上