トヨタ、Gazooシステム機器の販売・メンテナンスなどを行う新会社を設立

　トヨタ自動車株式会社（以下「トヨタ」）は、富士通サポート＆サービス株式会社、富士通株式会社と共同で、トヨタが開発したGazooシステム機器の販売、設置、メンテナンスサービスを一貫して請け負う新会社を平成12年10月に設立する。

　新会社は、トヨタの販売店やコンビニなど流通系企業を中心に、マルチメディア情報端末「G-TOWER」や大型デジタル広告モニターである「IT看板」などの設置数の増大が今後見込まれる中、アフターサービス機能や営業活動の充実を狙いに設立するものである。

　新会社は、トヨタから「G-TOWER」等の機器を仕入れ、顧客に販売・設置し、それら機器のメンテナンスサービスを請負うことを主な事業とするが、システム構築をトータルにコンサルティングする、システムインテグレーターとしての活動にも力を入れ、幅広い顧客の需要に応えていく方針である。

　また、トヨタは、トヨタの施設である「日進研修センター」（愛知県日進市）内に、衛星配信設備などを備えた「Gazooデータセンター」（仮称）を年内に設置し、衛星配信については日本ビジネステレビジョン株式会社、センター全体の運営については新会社に委託する。

　同センターは、「G-TOWER」や「IT看板」への衛星配信設備のほか、インターネットや携帯電話などに対するサーバーおよびネットワーク設備を完備するもので、音楽・画像データなどの大容量コンテンツの安定的な配信を実現すると共に、現在のデータセンターと併せ、データセンターの二重化を図ることで危機管理対応力も強化する方針である。

　なお、新会社の概要は、以下のとおり。［新会社の概要（予定）］

以上

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