2003年10月21日
トヨタ、屋上緑化用のクチナシを開発、販売を開始
― 大気浄化能力、ヒートアイランド現象の抑制能力を強化 ―
トヨタ自動車(株)(以下トヨタ)は、大気浄化能力が高く、ヒートアイランド現象の抑制効果が高い、屋上緑化に適したクチナシの新品種「ヴァルト」を開発し、同社子会社のトヨタルーフガーデン(株)を通じて、10月22日より販売を開始する。
クチナシは、元来、クスノキやユーカリといった樹木に匹敵する高い大気浄化能力を持っており、また、常緑樹の中で水分蒸散量が多いグループに属し、蒸散の際に気化熱を奪い気温を下げるため、ヒートアイランド現象を緩和する能力が高く、屋上緑化に適した植物である。さらに、成長が遅く樹高が伸びにくい特徴も持つため、せん定等の手間がかからない点でも屋上緑化に好適である。
このほど開発したクチナシ「品種名:ヴァルト」は、品種改良により、植物がガス交換をするための気孔が開きやすい性質を持たせてあるため、NO2、SO2などの大気汚染物質を吸収する能力、水分の蒸散量とも、従来のクチナシに比べて1.7倍程度の能力を持つのが特徴。
トヨタでは、このクチナシの新品種を、同社子会社で、屋上緑化の設計・施工・資材販売を行っているトヨタルーフガーデン(株)を通じて、10月22日より販売を開始する。当面の販売数量は、年間3,000ポットを目標としている。
トヨタでは、当新品種の販売開始が、更なる屋上緑化の需要開拓につながり、将来的には、道路の緑化も含めて幅広く活用されることを期待している。
クチナシは、元来、クスノキやユーカリといった樹木に匹敵する高い大気浄化能力を持っており、また、常緑樹の中で水分蒸散量が多いグループに属し、蒸散の際に気化熱を奪い気温を下げるため、ヒートアイランド現象を緩和する能力が高く、屋上緑化に適した植物である。さらに、成長が遅く樹高が伸びにくい特徴も持つため、せん定等の手間がかからない点でも屋上緑化に好適である。
このほど開発したクチナシ「品種名:ヴァルト」は、品種改良により、植物がガス交換をするための気孔が開きやすい性質を持たせてあるため、NO2、SO2などの大気汚染物質を吸収する能力、水分の蒸散量とも、従来のクチナシに比べて1.7倍程度の能力を持つのが特徴。
トヨタでは、このクチナシの新品種を、同社子会社で、屋上緑化の設計・施工・資材販売を行っているトヨタルーフガーデン(株)を通じて、10月22日より販売を開始する。当面の販売数量は、年間3,000ポットを目標としている。
トヨタでは、当新品種の販売開始が、更なる屋上緑化の需要開拓につながり、将来的には、道路の緑化も含めて幅広く活用されることを期待している。
◆新品種「ヴァルト」の概要
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◆販売概要
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以上



