トヨタ、新色ラベンダーなど花卉４品種を新開発

　このほど開発した花卉は、ラベンダー３品種とチェリーセイジ１品種。ラベンダーでは、日本の高温多湿の気候に適合し、真夏でも爽やかな花色を楽しむことができるトヨタ独自の耐暑性コモンラベンダーに、新色［ピンク］と「早咲きタイプ」の２品種を追加したほか、これまで低温では栽培が難しかったビリディス系ラベンダーに耐寒性をもたせたものを１品種投入した。また、チェリーセイジでは、在来品種より大輪で鮮やかな花色［レッド］を特徴とする１品種を新たに登場させた。今回の新品種導入により、トヨタが自社開発した'トヨタの花'は合計５品種と充実する。これらの品種は全て多年草で、数年間にわたりお楽しみいただけるものとなっている。

　トヨタは、今後もラベンダーなどハーブ系の植物を中心に独自性の高い花卉の開発を進め、ラインアップを更に拡充していく計画である。

　なお、生産・販売は、屋上緑化と園芸資材販売を手掛けるトヨタルーフガーデン（株）が担当。花卉卸業の（株）白山貿易および（株）レイ・ハウスを通じて全国に販売する。本年の販売数量は、昨年実績（１品種）の５倍増にあたる約27万ポット（５品種）を見込んでいる。