2003年04月09日

<ご参考>
中国第一汽車集団公司
トヨタ自動車株式会社

一汽、トヨタ 中国での4車種の共同生産に関する契約を締結

 

 中国第一汽車集団公司(以下、一汽)とトヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、本日午後3時(中国時間、同2時)より、東京都内にて、一汽の竺延風総経理、トヨタの張富士夫社長らが出席のもと、4車種の共同生産に関する契約調印式を実施した。

 一汽ならびにトヨタは、2002年8月29日、中国における自動車事業に関して、戦略的かつ長期的な協力関係を樹立し、2010年までには、年間30~40万台の生産・販売規模を達成するため、中高級乗用車、小型車、中高級SUVの3分野で共同事業関係を構築することで基本的に合意し、中国北京市の人民大会堂において、合作協議書の調印式を実施した。

 今回の調印は、一汽及びトヨタとして、昨年8月の包括的合作協議書に基づき、より具体的な合弁生産および技術ライセンスに関する契約となっている。 生産車種としては、中高級乗用車の「クラウン」、中高級SUVの「ランドクルーザー」及び「ランドクルーザープラド」、さらに、急速に拡大成長する中国市場に応えるために「カローラ」を加えた計4車種である。

 今回合意した内容は、以下の通り。

 1.クラウン
◇生産開始 2005年春
◇初期生産規模 50,000台/年
◇生産工場 天津トヨタ 第2工場を新たに建設し、生産
◇工場所在地 中国天津市経済技術開発区
◇土地面積 155万m2
 2.カローラ
◇生産開始 2004年春
◇初期生産規模 30,000台/年
◇生産工場 天津トヨタ 第1工場(VIOSと同ラインにて混流生産)
 3.ランドクルーザー 
◇生産開始 2003年末までに生産開始
◇初期生産規模 10,000台/年
◇生産工場 中国第一汽車集団公司 長春工場
 4.ランドクルーザープラド
◇生産開始 2003年末までに生産開始
◇初期生産規模 5,000台/年
◇生産工場 四川トヨタ汽車有限公司
※4車種ともに、トヨタブランド
 以上のような協力を通じて、一汽とトヨタは、中国の自動車産業の更なる発展への貢献を目指し共に力を尽くしていくものである。

以上