2012年11月05日

トヨタ、パキスタンで生産累計50万台を達成

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)とハビブ財閥(House of Habib、以下、HOH)との合弁生産販売会社であるインダス・モーター社(Indus Motor Company Limited 以下IMC)は、累計生産台数が50万台を達成し、本日、記念式典を実施した。

 式典には、パキスタン政府 アブドゥル・ハフィーズ・シェイク財務大臣を来賓に迎え、トヨタの布野幸利副社長、IMCのアリ・S・ハビブ会長らが出席。布野副社長は「パキスタンで生産累計50万台を達成するために、これまでサポートをいただいたお客様や関係者の皆様にお礼を伝えたい。パキスタンの自動車産業や経済、社会の発展に寄与していくと共に、今後もお客様や社会を豊かにする“もっといいクルマ”づくりに努めたい」と語った。

 IMCは、1989年にパキスタンの生産販売会社として設立し、1993年に「カローラ」、1996年に「ハイラックス」の生産を開始した。生産開始から19年目の本年、生産累計50万台を達成した。

 トヨタでは、「クルマづくりを通じて地域社会に貢献する」という創業以来の理念のもと、今後もお客様や社会を豊かにする“もっといいクルマ”づくりに努めていく方針である。
<ご参考①:IMC概要>
会社名 インダス・モーター社(Indus Motor Company Limited)
設立 1989年12月 (生産開始は、1993年3月)
代表 Mr. Ali S. Habib (会長)
株主構成 HOH 44%、トヨタ 25%、豊田通商(株) 12.5%、他18.5%
資本金 7億8600万パキスタンルピー
従業員数 約2,300人(2012年8月末現在)
所在地 カラチ市内
生産車種 カローラ、ハイラックス
工場面積 敷地 430千m2、建物 28千m2
生産能力 約4.2万台(2直・定時)
<ご参考②:沿革>
1989年 インダス・モーター社設立
1993年 「カローラ」生産開始
1996年 「ハイラックス」生産開始
2000年 ダイハツ「クオーレ」生産開始(2012年3月生産打ち切り)
2003年 生産累計10万台達成
2004年 IMC生産能力増強(2.7万台→4.2万台)
2006年 生産累計20万台達成
2008年 生産累計30万台達成
2010年 生産累計40万台達成

以上