2005年10月05日

富士重工業株式会社
トヨタ自動車株式会社

トヨタと富士重、業務提携に向け基本合意

-あわせて、トヨタは、富士重の株式を取得-

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ、本社:愛知県豊田市、社長:渡辺捷昭)と富士重工業(株)(以下、富士重、本社:東京都新宿区、社長:竹中恭二)は、両社の開発、生産の分野における相互の経営資源の活用や、技術面の補完を図り、相互にシナジー効果を発揮する枠組み、協業案件の検討を進めることで、本日、合意した。
 今後、両社で、検討委員会を組織し、早急に、具体的な業務提携の内容の合意を目指していく。

 両社は、これまでもトヨタが開発したネットワーク情報サービス「G-BOOK」を、富士重が国内販売するスバル車に「SUBARU G-BOOK」として適用する関係にあった。
 今回の基本合意は、今後、益々、グローバルに競争激化が予想される自動車産業の中で、お互いの経営の自主性を尊重しながらも、協力関係を構築し、連携を図ることが、相互の発展と成長に繋がるとの考えで、両社が一致したものである。

 また、トヨタは、富士重との協力関係を発展させる為、富士重の普通株式を取得することとした。
  <トヨタによる富士重株式取得の概況>
 
取得先 ゼネラルモーターズのカナダ子会社
 
取得株式数 68百万株
 
取得比率 発行済株式の8.7%
 
受渡予定日 10月12日(水)
以上