2010年07月24日
トヨタ自動車、中国での砂漠化防止緑化プロジェクト
―9回目となるボランティア植林を実施―
| トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、7月24日、中国科学院中日科技与経済交流協会、河北省林業局、特定非営利活動法人地球緑化センターと共同で実施している、中国河北省豊寧満族自治県の日中「21世紀中国首都圏環境緑化モデル拠点」共同事業の一環として、ボランティア植林を行った。 今回のボランティア植林には、トヨタからは服部悦雄中国総代表を筆頭に、毛利悟常務役員、日本および中国のトヨタ関連事業体からのボランティア約90名が参加し、約650本のアブラマツを植樹した。 日中「21世紀中国首都圏環境緑化モデル拠点」共同事業は、中国の首都圏近くまで拡大する砂漠化の防止を目的に、地元住民を中心に、トヨタ関係者やNPOのボランティアなどが加わって、2001年から9年間に亘って370万本の植林を実施し、その面積は2888ヘクタール(東京ドーム約617個分)となっている(トヨタは累計4億5千万円を出資)。トヨタは地域に根ざした持続可能な緑化活動の仕組み作りに取り組んでいる。 トヨタはかねてより、一貫して「中国の良き企業市民」を目指し、「環境保護」、「人材育成」、「交通安全」の三つの分野を中心に社会貢献活動を幅広く行なってきた。「環境保護」分野では、今回の砂漠化防止に向けた緑化活動の他、「中国青年トヨタ環境保護賞」を設立し環境保護活動支援を実施。「人材育成」分野では、トヨタ助学基金、清華大学公共管理学院との研究センター設立等を行い、「交通安全」分野では、公安部門の協力を得て一般市民向け交通安全教育イベント等を実施している。今後とも、トヨタは「良き企業市民」を目指し、中国の社会発展に積極的に貢献していきたいと考えている。 |
| <「21世紀中国首都圏環境緑化モデル拠点」共同事業の概要> |
プロジェクト名 |
日中「21世紀中国首都圏環境緑化モデル拠点」共同事業 |
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実施団体 |
中国科学院中日科技与経済交流協会、河北省林業局、 特定非営利活動法人地球緑化センター、トヨタ自動車(株) |
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場所 |
河北省豊寧満族自治県(北京市の北方約180kmの地点に位置する。近年、北京を襲う砂嵐の発生源のひとつとされ、北京・天津の水源地) |
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| 実 施 内 容 |
第1期 | 第2期 | 第3期(計画) | ||||||||||
期間 |
2001~2003年度 |
2004~2006年度 |
2007~2010年度 |
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主な目標、狙い |
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トヨタ出資金 |
1億5千万円 |
1億5千万円 |
1億5千万円 |
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以上
<ご参考資料>
植林前 2001年4月
植林後 2009年7月
植林前 2001年4月
植林後 2009年7月



