2006年07月04日

ハイブリッドカーでレースに参戦

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、7月15-17日の間、十勝インターナショナルスピードウェイ(北海道)で開催される国内唯一の24時間レース「十勝24時間レース」*1 に、ハイブリッドカー「レクサスGS450h」で参戦することを発表した。

 今回の参戦は、今後の市販車両への技術的なフィードバックを前提に、24時間レースという過酷なモータースポーツの場での挑戦を通じて、ハイブリッドシステムの更なる小型軽量化や高効率化等を目指す、開発の一環と位置付けて行うものである。併せて、ハイブリッドシステムのモータースポーツにおける可能性についても、調査を行う予定。

 なお、ハイブリッドカーは、これまで日本国内では、プライベートチームが主体となり各サーキット独自のイベントに参戦したケースはあるが、自動車メーカーが主体的に関わり、十勝24時間レースのような準国際格式の競技に出場するのは、今回が初めてとなる。

 なお、車両のスペックなど、詳細は以下の通り。
 
*1  正式名称はGTNETスーパー耐久シリーズ2006第3戦 GTスペシャルステージ 第13回十勝24時間レース
(レクサスGS450h スーパー耐久レース参戦車両・概要)
車名(レース車名)
デンソー・レクサスGS450h
ベース車種
レクサスGS450h(DAA-GWS191-BEXQH)
参戦グループ
・クラス
プロダクショングループ・P-1クラス(ハイブリッド/エコ)
  なお、スーパー耐久機構(STO)より、スーパー耐久シリーズST-1クラス(3501cc以上)の2006年特認車両として認定も受けている。
車両概要
エンジン最高出力
218Kw(296PS)/6400rpm
モーター最高出力
147Kw(200PS)
HVシステム全体の最高出力
(エンジンとモーター《バッテリーパワーに依存》により、システムとして発揮できる出力《社内算定値》)
254Kw(345PS)
車両重量
1550kg以上
(スーパー耐久シリーズ特別規定重量)
主な改造点【装備】
レース専用サスペンション(フロント・リヤ共)
レース専用タイヤ・ホイール
レース専用安全ロールケージ
レース専用安全燃料タンク
レース専用デファレンシャル
(機械式LSD)
レース専用ブレーキシステム
その他エアロパーツ、車両各部の軽量化等
チーム名
LEXUS team SARD 【チーム所在地:株式会社サード内 愛知県豊田市】
ドライバー
(読みがな;国籍)
平中克幸(ひらなか かつゆき;日本)
Andre COUTO(アンドレ クート;ポルトガル)
嵯峨宏紀(さが こうき;日本)
 ※ もう一人のドライバーについては、後日決定。
【ご参考】
①株式会社サード 概要
1972年、株式会社シグマオートモーティブとして設立、85年にレース業務部門が株式会社サードとして独立。89年にはTOYOTA89C-Vでトヨタチームサードとしての活動を開始。近年ではSUPER GT500クラスにトヨタ スープラGTで参戦中。
②スーパー耐久レース 概要
1991年に始まった、日本の代表的な耐久レースシリーズ。市販車両のオリジナリティを重視した車両により戦われる(車両のクラスは排気量、駆動方式、座席数などにより5つのクラスに分かれる)。本年は全7戦のシリーズ戦。「十勝24時間レース」は当シリーズ内唯一、かつ日本で唯一の24時間耐久レースであり、本年で13回目を迎える。
(スーパー耐久シリーズ公式HP  http://www.so-net.ne.jp/s-taikyu/ )

以上