2008年11月05日

トヨタ、『第15回ITS世界会議』に出展

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、11月16日(日)から11月20日(木)まで、米国・ニューヨークで開催される「第15回ITS*1世界会議」<主催:ITS世界会議ニューヨーク組織委員会>に出展する。

  *1 Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)
最先端の情報通信技術の活用により、安全で快適、円滑な交通を目指し、
人と道路とクルマを一体として構築するシステム

 「ITS世界会議」は、欧州・アジア/太平洋・米州の順で毎年開催されている、ITSに関する最も規模が大きく権威ある国際会議。各国・地域のITS関連団体(政府・研究機関・企業)が、セッション(論文)や展示会等を通じ、最先端のITSの研究成果や製品を発表、展示する。

 トヨタは従来から積極的にITSに取り組んでおり、第1回から同会議に参加、最先端のITS技術の展示を行うとともに、セッションにも登壇し、ITS技術の研究成果の発表を行ってきた。

 今回の出展では、『Harmonious Mobility : People, Vehicles, Environment』(「人・クルマ・交通環境」が調和した、将来の持続可能なモビリティ社会の実現)をテーマに、トヨタが目指す「将来のモビリティ社会」の提案と、その実現に向けたITSの取り組みを「環境」「安全」「快適」の3つの分野に分けて説明する。

 「将来のモビリティ社会」の紹介では、トヨタが提案する将来のモビリティ社会をイメージ映像で紹介するとともに、トヨタのITSビジョンを、映像・パネルで紹介する。また、近未来での実用化を目指す「i-REAL」の走行デモを行う。
 「環境」分野では、クルマ単体の技術開発に加え、ドライバーのエコドライブ支援などの「燃費の良い走り」と、交通状況に応じた全体の「流れを良くする走り」の両立など、総合的な取り組みを紹介する。
 「安全」分野では、将来期待される「インフラ協調型安全運転支援システム*2」の開発状況を、新型の体験シミュレーターや映像等で紹介する。また、会場前の道路を封鎖した屋外デモ(“11th Avenue Theater”)に参加し、米国標準の通信方式*3を用いたインフラ協調プロジェクト(VII:Vehicle Infrastructure Integration)に対応した路車間・車車間の通信による「安全運転支援システム」のデモを行う。
 「快適」分野では、高度化する運転支援機能や、情報サービス機能を、映像・パネルで紹介する。
 なお詳細は、別添のとおり。

  *2 車両からは直接見えない範囲の交通事象に対処すべく、車両がインフラ機器(路側設備や、他車両に搭載された機器、歩行者が携帯する機器も含む)との無線通信により情報を入手し、必要に応じて運転者に情報提供、注意喚起、警告等を行うシステム
  *3 米国運輸省が推進するDSRC(Dedicated Short Range Communications:狭域専用通信)


トヨタブースの外観イメージ
トヨタブースの外観イメージ

以上

<別添>
トヨタブースの出展概要
項 目 内   容
出展テーマ
『Harmonious Mobility』:People, Vehicles, Environment
-「人・クルマ・交通環境」が調和した、将来の持続可能なモビリティ社会の実現-
屋内展示
<将来のモビリティ社会の提案>
  トヨタが提案する将来のモビリティ社会を、イメージ映像で紹介
  トヨタのITSビジョンを映像・パネルで紹介
  将来の実用化を目指すパーソナルモビリティ「i-REAL」を、ITS機能を中心に映像と走行デモにより紹介
<将来のモビリティ社会に向けた取り組み>
1.環境
  環境改善への総合的な取り組みを、映像・パネルで紹介
  「燃費の良いクルマ」(車両開発への取り組み)
  「燃費の良い走り」(ドライバーへのエコドライブ支援)
  「流れを良くする走り」(インフラや管制との協調による交通流改善)
  交通インフラの整備、交通政策への連携・協力
2.安全
  クルマ単体の安全機能の進化や、「インフラ協調型安全運転支援システム」の実用化に向けた取り組み(信号見落とし防止機能など)を、映像・シミュレーターなどで紹介
  米国運輸省が推進する狭域専用通信(5.9GHzDSRC:Dedicated Short Range Communications)を用いたインフラ協調プロジェクトVII(Vehicle Infrastructure Integration)に対応した取り組みもパネルなどで紹介(屋外デモも実施)
3.快適
  高度化する運転支援機能(インテリジェントパーキングアシスト、レーダークルーズコントロールなど)を、映像・パネルで紹介
  情報サービス機能(日本で展開中の最新テレマティクスサービス「G-BOOKmX」など)を、映像・パネルで紹介
屋外デモ
<安全運転システムデモ>
米国のインフラ協調プロジェクトVIIに対応した「安全運転支援システム」の機能を、VII車載機を搭載した車両(レクサスIS2台、カムリ1台)を用いて紹介
通信方式 デモ項目 内容
車車間通信
出会い頭事故回避
接近する車両をディスプレイに表示して警告
合流事故回避
追突事故回避
前方車からの急ブレーキ情報を後続車に警告
路車間通信
信号無視警告
信号情報を元に警告、介入制御
右折時・歩行者警告
路側カメラが捕らえた歩行者の動きを判断して警告
直進時・横断歩行者警告
青信号走行アドバイザー
信号情報による速度指示により青信号連続走行を支援
セッション
エグゼクティブセッション(高官級)「環境・地球温暖化へのITSの対応と挑戦」に登壇
スペシャルセッション、テクニカルセッション(省庁・研究者)に9件の登壇

ダウンロード

  • トヨタブースの外観イメージ
    トヨタブースの外観イメージ