2005年08月01日
『プロキャリア・カムバック制度』導入について
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、2005年8月1日より、事技専門職以上の社員を対象とした、『プロキャリア・カムバック制度』を導入する。これは、配偶者の転勤や介護により退職する事技専門職以上の社員のうち、専門性・能力を有する者に対して再雇用申請の機会を提供し、原則、職場へ復帰できる制度である。
トヨタでは、かねてより「人間性尊重」の理念のもと、2002年に『ダイバーシティ・プロジェクト』を発足し、“多様な人材にとって魅力的な自己実現の場”となるよう、「仕事と育児・介護の両立策」「女性のキャリア支援策」「風土・意識改革」などの取組を推進してきた。なかでも、「仕事と育児・介護の両立策」では、『事業所内託児所の設置』『休職期間の延長(育児・介護ともに最長2年)』や子供が8歳に達するまで利用できる『部分的在宅勤務』『フレックスタイム制のコアタイム廃止』など、個々人が自分にあった働き方を選択できるよう、多様な選択肢とインフラの整備や充実を図ってきた。
さらに、このダイバーシティ・プロジェクトの考え方を踏襲し、2003年7月に成立した次世代育成支援対策推進法の行動計画を策定し、本年4月1日に愛知労働局へ届出を行った。第1回行動計画は2005年4月1日~2007年3月31日の2年間で、「技能職の妊娠・育児期の支援」「キャリアデザインサポート」「職場の意識・風土改革」を取組の柱とし、具体的な制度・施策の導入や展開に取組む予定となっている。
今回の制度は、「キャリアデザインサポート」の具体的な制度として位置付けており、今回の『プロキャリア・カムバック制度』導入により、仕事と家庭のバランスを考慮した働き方の選択肢がまたひとつ増えることで、今後はより一層の安心感を持ち、具体的且つ能動的なキャリア形成を行い、長期に渡りトヨタで力を発揮することができるようになると考えている。そして、今後も社員ひとりひとりが更に意欲を高め、安心して長期的に働けるような仕組みづくりや環境整備を推進する。
なお、制度の概要は下表のとおり。
トヨタでは、かねてより「人間性尊重」の理念のもと、2002年に『ダイバーシティ・プロジェクト』を発足し、“多様な人材にとって魅力的な自己実現の場”となるよう、「仕事と育児・介護の両立策」「女性のキャリア支援策」「風土・意識改革」などの取組を推進してきた。なかでも、「仕事と育児・介護の両立策」では、『事業所内託児所の設置』『休職期間の延長(育児・介護ともに最長2年)』や子供が8歳に達するまで利用できる『部分的在宅勤務』『フレックスタイム制のコアタイム廃止』など、個々人が自分にあった働き方を選択できるよう、多様な選択肢とインフラの整備や充実を図ってきた。
さらに、このダイバーシティ・プロジェクトの考え方を踏襲し、2003年7月に成立した次世代育成支援対策推進法の行動計画を策定し、本年4月1日に愛知労働局へ届出を行った。第1回行動計画は2005年4月1日~2007年3月31日の2年間で、「技能職の妊娠・育児期の支援」「キャリアデザインサポート」「職場の意識・風土改革」を取組の柱とし、具体的な制度・施策の導入や展開に取組む予定となっている。
今回の制度は、「キャリアデザインサポート」の具体的な制度として位置付けており、今回の『プロキャリア・カムバック制度』導入により、仕事と家庭のバランスを考慮した働き方の選択肢がまたひとつ増えることで、今後はより一層の安心感を持ち、具体的且つ能動的なキャリア形成を行い、長期に渡りトヨタで力を発揮することができるようになると考えている。そして、今後も社員ひとりひとりが更に意欲を高め、安心して長期的に働けるような仕組みづくりや環境整備を推進する。
なお、制度の概要は下表のとおり。
<『プロキャリア・カムバック制度』> |
対象者 |
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復帰形態・手続 |
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退職期間 |
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復帰先 |
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処遇 |
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以上