2008年09月25日

トヨタ博物館 企画展「団塊世代のブームとクルマ」を開催

 

 トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手町)では、2008年10月15日(水)から2009年3月29日(日)まで、企画展「団塊世代のブームとクルマ」を開催する。
 今回の企画展では、1947年から1949年にかけて生れたいわゆる団塊世代の人たちの価値観や生活スタイルに、クルマがどのように影響を与えたのかを、車両をはじめ資料・ポスター・文献・映像などによって紹介する。またそれらを通じ、団塊世代の人たちが形成してきた様々なブームの意味や影響について、3つのゾーンに分けて展示する。

 企画展の概要は以下のとおり。

1.企画展「団塊世代のブームとクルマ」
(1) 期   間 2008年10月15日(水)~2009年3月29日(日)
(2) 場   所 トヨタ博物館 本館2階特別展示室
(3) 内   容  
  1)First WAVE
  「若者文化の担い手となった団塊世代」
  最初のゾーンでは、団塊世代の少年少女時代をプロローグとして、懐かしいテレビドラマ「月光仮面」にちなんだ展示を実施する。さらに、1960年代に一世を風靡したグループサウンズや学生運動を通じて、団塊世代が若者文化の担い手となったことを紹介する。
  ≪主要展示品目≫
  ①オートバイ ヤマハ YA-1(1955)、ホンダ ドリーム号(1957)ほか
  ②車   両 スバル 360(1958)、トヨタ カローラ(1966)
  ③その他 書籍、模型、ポスターほか
  2)Second WAVE
  「ニューファミリーを形成した団塊世代」
  1970年代から80年代にかけて団塊世代の若者が、いよいよ社会人となり、消費志向の強い文化とともにニューファミリーを形成していった姿を展示する。
  ≪主要展示品目≫
  ①車   両 ホンダ シティ・カブリオレ(1986)、トヨタ クラウン(1983)、ニッサン シーマ(1988)
  ②その他 電化製品、玩具、車両カタログ、映像、書籍ほか
  3)Third WAVE & Junior WAVE
  「団塊世代がつくる新しい大人文化/新しい世代のマイナーな文化」
  1990年代のバブル崩壊を乗り越えて、人生の豊かさにトライする「団塊世代がつくる新しい大人文化」と、彼らの二世である団塊ジュニアたちの古い価値観に囚われない「新しい世代のマイナー文化」の新旧2つを対比させ展示する。
  ≪主要展示品目≫
  ①車   両 トヨタ ランドクルーザー(1985)、i-unit(2005)
  ②その他 玩具、ポスター、書籍ほか

2.期間中の特別企画
内  容 日  時 場  所
スーパーカー特別展示
①ランボルギーニ カウンタック (1989・伊)
②ランボルギーニ ミウラP400 (1968・伊)
①10月15日(水)~11月3日(月)
②11月5日(水)~11月24日(月)
新館1階
大ホール
洞爺湖サミット記念ポスター」展
サミット会場で展示された全25点を展示
10月15日(水)~11月16日(日)
本館2階
特別展示室
グループサウンズ&フォークコンサート
名古屋外国語大学軽音楽サークルによる
60年代音楽のミニ・コンサート
10月19日(日)、11月3日(月)
11:00~12:00、13:30~14:30の2回演奏
新館1階
大ホール
学芸員トーク
企画担当者による展示内容の見所解説
10月16日(木)、18(土)、25(土)、26(日)
11:00~11:30、13:00~13:30の2回講演
本館2階
特別展示室

3.改修工事による一部休館のお知らせ
  12月16日(火)から12月28日(日)の間、改修工事のため本館2階と3階を閉館し、本館1階と新館のみ開館する。なお期間中の入館料は無料とする。

(トヨタ博物館のご案内)
(1) 所 在 地 愛知県愛知郡長久手町
(名古屋瀬戸道路・長久手ICより西へ400m グリーンロード沿い)
TEL:0561-63-5151  FAX:0561-63-5159
ホームページ http://www.toyota.co.jp/Museum/index-j.html
(2) 開館時間 9:30~17:00 (入館受付は16:30まで)
〔休館日〕月曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始
(3) 入 場 料
大人    1,000円 シルバー〈65歳以上〉 500円        中高生   600円
小学生   400円 団体割引あり
*新館の1階、3階図書閲覧室、3階ギャラリーは無料ゾーン
以上
<別紙>
<企画展 展示構成と車両概要>
I.First WAVE「若者文化の担い手となった団塊世代」
 
◆スバル 360(1958)
 
1958年にデビューし今年で50年。当時、圧倒的な人気を獲得した軽自動車。
小さいが室内が驚くほど広く、加速が良く、軽快に走ったことで、マイカーブームに先立ち軽自動車ブームを生み出した。
◆トヨタ カローラ(1966)
 
高度経済成長の中、消費ブームに沸く1966年10月に登場し、性能・経済性・快適性など、あらゆる面で当時の市場ニーズに応え、わが国のモータリゼーションの原動力となった。
II.Second WAVE「ニューファミリーを形成した団塊世代」
 
◆トヨタ クラウン・ロイヤルサルーンG(1983)
 
7代目のクラウン。「世界最高級のプレステージサルーン」が開発テーマ。
「いつかはクラウンに」のキャッチフレーズは高級車イメージ定着に大きく貢献した。
◆ホンダ シティ・カブリオレ(1986)
 
シティ カブリオレは1984年に登場し、若者やニューファミリー層から多大な支持を獲得したシティの追加バージョン。
ピニンファリーナのデザインで台形ボディにマッチしたロールバーが特徴。
◆ニッサン シーマ・タイプIIリミテッド(1988)
 
エンジンやブレーキから内装、装備まで最高級ラグジュアリーサルーンとして登場。
「シーマ現象」という流行語を生みだし、バブル経済の中、高級車ブームの頂点を極めた。
III.Third WAVE & Junior WAVE
     「団塊世代がつくる新しい大人文化/新しい世代のマイナーな文化」
 
◆トヨタ ランドクルーザー・BJ74型(1985)
 
1980年代初め、4輪駆動車はアウトドア志向の若年層を中心にお客様を魅了。
ランドクルーザーも、ハードなオフロード走行を楽しむ若者から支持を集めた。
◆トヨタ i-unit(2005)
 
愛・地球博でデビューし、大人気となった一人乗りの未来コンセプトビークル。
自由に動く個人の欲求の充足と社会との調和、地球との共生を高次元でバランスさせた。
▽スーパーカー特別展示(期間限定)
 
◆ランボルギーニ ミウラP400(1968 イタリア)
 
大排気量エンジンをミッドシップに積んだスーパーカーの創世記的なクルマ。流麗なボデースタイルとV型12気筒3900CCエンジンから生み出される最高速度は時速300キロとされた。生産台数は約750台。
◆ランボルギーニ カウンタック・25thアニバーサリー(1989 イタリア)
 
日本におけるスーパーカーブームの火付け役となったカウンタックの最終モデル。近未来的なウェッジシェイプのデザインは世界中に驚きを与えた。657台とシリーズの中で、最も多く生産された。
※(  )は、展示車両の年代