2007年05月30日

世田谷パブリックシアター
トヨタ自動車株式会社

「トヨタ コレオグラフィーアワード ~ガラ公演~」
金沢・福岡・東京の3ヶ所で開催

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、社会貢献活動(メセナ活動)の一環として、世田谷パブリックシアターと提携し、「トヨタ コレオグラフィーアワード ~ガラ公演~」を、7月から8月にかけて金沢・福岡・東京の3ヶ所で開催する。

 今回の「トヨタ コレオグラフィーアワード ~ガラ公演~」は、アワードの関連企画として実施するもので、これまでの受賞者のうち、砂連尾理+寺田みさこ氏(2002アワード受賞)、黒田育世氏(2003アワード受賞)、山崎広太氏(2003オーディエンス受賞)、常樂泰氏(2004オーディエンス受賞)が出演する。

 また、金沢・福岡では砂連尾理+寺田みさこ氏、黒田育世氏が地元のダンサーに振付を行い、各地元および東京で上演する。

 各地ガラ公演のチケットは6月1日(金)より発売する。
 各公演概要および出演者のプロフィールは別紙ご参照。

 * トヨタ コレオグラフィーアワード(TCA)
次代を担う振付家の発掘・育成を目的にトヨタと世田谷パブリックシアターの提携事業として2001年に創設。公募の中から選考委員会にて選ばれたファイナリスト8名が『世田谷パブリックシアター』において作品を上演。審査の上、「次代を担う振付家賞」を1名、「オーディエンス賞」を2名選出。「次代を担う振付家賞」受賞者には世田谷パブリックシアターより次年度受賞者公演の場を提供され、トヨタからその作品製作費の一部として200万円を授与。海外公演支援として受賞後2年以内総額100万円までを支援。

【本件に関するお問合せ先】
トヨタコレオグラフィーアワード事務局(TEL:03-3373-1166)

以上
[全体概要]
タイトル
トヨタ コレオグラフィーアワード ~ガラ公演~
公演日時

会  場

上演作品
金沢:金沢21世紀美術館 シアター21
http://www.kanazawa21.jp/theater21/
TEL:076-220-2800
(〒920-8509金沢市広坂1-2-1)
 
2007年7月7日(土)
8日(日)
  17:30開場/18:00開演
  13:30開場/14:00開演
  ※7日公演終了後、ポストパフォーマンストーク開催
 
◎砂連尾理+寺田みさこ [TCA02 次代を担う振付家賞・オーディエンス賞 受賞者] 振付・演出
  ●「男時女時」 出演:砂連尾理+寺田みさこ
●「あしたはきっと晴れるでしょ」出演:金沢ワークショップメンバー(小西建太朗 横谷理香)
◎常樂 泰 [TCA04 オーディエンス賞 受賞者] 振付
  ●「範ちゃんへ」 出演:身体表現サークル
福岡:イムズホール
http://www.ims.co.jp/
TEL:092-733-2016
(〒810-0001 福岡市中央区天神1-7-11 イムズ9F)
 
2007年7月22日 (日)   15:30開場/16:00開演
  ※公演終了後、ポストパフォーマンストーク開催
 
◎黒田育世 [TCA03 次代を担う振付家賞・オーディエンス賞 受賞者] 振付
  ●「SIDE B」 出演:BATIK
●「モニカモニカ」より 出演:福岡ワークショップメンバー
 
(後山阿南 烏山茜 菊沢将憲 高山力造 畠山勇樹 簑輪壮平)
◎山崎広太 [TCA03 オーディエンス賞 受賞者] 振付
  ●「イルカ狂」(初演) 出演:山崎広太
東京:シアタートラム
http://setagaya-pt.jp
TEL:03-5432-1526
(〒154-0004 世田谷区太子堂4-1-1)
 
2007年8月4日(土)
5日(日)
  18:40開場/19:00開演
  12:40開場/13:00開演
  ※4日公演終了後、ポストパフォーマンストーク開催
 
◎黒田育世 [TCA03 次代を担う振付家賞・オーディエンス賞 受賞者] 振付
  ●「SIDE B」出演:BATIK
●「モニカモニカ」より 出演:福岡ワークショップメンバー
 
(後山阿南 烏山茜 菊沢将憲 高山力造 畠山勇樹 簑輪壮平)
◎砂連尾理+寺田みさこ [TCA02 次代を担う振付家賞・オーディエンス賞 受賞者] 振付・演出
  ●「あしたはきっと晴れるでしょ」出演:金沢ワークショップメンバー(小西建太朗 横谷理香)
◎山崎広太 [TCA03 オーディエンス賞 受賞者] 振付
  ●「イルカ狂」(初演)出演:山崎広太
 
*全公演共、上演順未定
開催クレジット
主 催 TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 実行委員会
トヨタ自動車株式会社
   
(金沢公演) 金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]
(福岡公演) (財) 福岡市文化芸術振興財団・福岡市
トヨタ コレオグラフィーアワード・ガラ 福岡公演実行委員会
提 携 世田谷パブリックシアター
 (金沢公演) 金沢市民芸術村 金沢湯涌創作の森
運 営 トヨタコレオグラフィーアワード事務局
協 力 NPO法人 Japan Contemporary Dance Network (JCDN)
   
(金沢公演) 日本洋舞連合
(福岡公演) イムズ
後 援 (金沢公演)北國新聞社
スタッフ
舞台監督 原口佳子
照  明
森 規幸
関口裕二
(balance, inc. DESIGN)
(balance, inc. DESIGN)
<金沢・東京公演>
<福岡公演>
音  響 牛川紀政
お問い合わせ
■東京公演・ガラ公演 全体
  トヨタコレオグラフィーアワード事務局    TEL & FAX:03-3373-1166
E-mail:t-award@abox9.so-net.ne.jp    http://www.toyota.co.jp/tca/
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-34-18-213
 
■金沢公演
  金沢21世紀美術館    TEL:076-220-2811(交流課)
〒920-8509 金沢市広坂1-2-1    http://www.kanazawa21.jp/theater21/
 
■福岡公演
  (財) 福岡市文化芸術振興財団    TEL:092-263-6265(事業係)
〒812-0027 福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル9F
E-mail:art-co@ffac.or.jp    http://www.ffac.or.jp/
トヨタのメセナ(芸術文化活動)の情報は、インターネットで詳しくご覧頂けます。
http://www.toyota.co.jp/culture/
トヨタ コレオグラフィーアワード ~ガラ公演~
アーティストプロフィール
(五十音順/敬称略)
 
黒田育世(くろだ いくよ)
[TCA03 次代を担う振付家賞・オーディエンス賞受賞者]
 
BATIK主宰・振付家・ダンサー。6歳よりクラシックバレエをはじめる。《谷桃子バレエ団》に所属しながら1997年渡英、ラバンセンターにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。’00年より《伊藤キム+輝く未来》で活動。’02年《BATIK》を設立。同年、ドゥ・セーヌ・サン・ドニ(旧バニョレ)国際振付賞ヨコハマプラットフォームにて、「ナショナル協議員賞」受賞。’03年トヨタコレオグラフィーアワード2003「次代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」受賞。’04年『花は流れて時は固まる』『SHOKU』を発表。同年イギリス・ダンスアンブレラフェスティバルに招聘される。最近はソロ作品発表、金森譲率いるNoism05への振付提供や、Josef Nadj振付・演出作品『遊・ASOBU』にダンサーとして参加するなど活動の幅を広げている。’05年「朝日舞台芸術賞」「キリンダンスサポート」をダブル受賞、’06年「舞踊批評家協会賞」受賞。これまでの主な作品『SIDE B』『花は流れて時は固まる』『SHOKU』『pendanteve』『モニカモニカ』など。
http://batik.jp/
 
砂連尾理+寺田みさこ(じゃれお おさむ+てらだ みさこ)
[TCA02 次代を担う振付家賞・オーディエンス賞受賞者]
 
1991年ユニット結成。《砂連尾理と寺田みさこ》のデュオ作品では、構成・演出・振付・出演を砂連尾と寺田との共同で行っている。西洋のメソードを取り入れながらも、日本人の持つ繊細な身体性にこだわりを持ち、自己と他者という人間関係の最小単位である『デュオ』という形態の中で、そこから生まれ出るハーモニーに着目し、人間の新たな関係性を模索した作品づくりを行なう。その舞台では、積み上げ、構築されるイメージの中に差し挟まれるユーモアによって、独特の世界観を生み出している。’02年、第1回「TORII AWARD大賞」、トヨタコレオグラフィーアワード2002「次代を担う振付家賞」及び「オーディエンス賞」受賞。平成16年度京都市芸術文化特別奨励者。これまでに『ユラフ』『男時女時』『loves me, or loves me not』をアイホールとの共同製作事業「Take a chance project」にて製作・発表する。
http://www4.airnet.ne.jp/jaremisa/
 
常樂 泰(じょうらく ゆたか)
[TCA04 オーディエンス賞 受賞者]
 
1976年神奈川生まれ。’98年富山へ移り、伝統工芸やお寺の世界に触れる。’00年広島に移住し、立体造形を学ぶ傍ら、ダンスユニット《身体表現サークル》を始める。’03年JCDN「踊りに行くぜ!!」において発掘され、以後、「コンテンポラリーダンスin新世界」(大阪)、「吾妻橋ダンスクロッシング」(東京)などに参加。’05年「横浜トリエンナーレ」招聘作家として、100名規模の一般参加型ダンス構成を発表。常に何人かの身体的なぶつかり合いや一発芸、組体操のような絡み合いの中からダンスらしいものを形づくる。
 
山崎広太(やまざき こうた)
[TCA03 オーディエンス賞 受賞者]
 
笠井叡に師事、故井上博文にバレエを師事。1994年「バニョレ国際振付賞」受賞。’01年までカンパニー《rosy.Co》として活動、『Picnic』『Chinoise Flower』『Cholon』等、7作品を発表、国内外で多数の公演を行う。’03年セネガルのカンパニーJant-biにて、芸術監督ジャンメイ・アコギーと共同振付を行い、ルワンダジェノサイドをテーマに扱った歴史的な作品として高く評価され、世界各地で上演。’07年3月にはNY・BAMにて公演を行う。’05年韓国人ダンサーに『caused by economy, Oral to Anal』を振付、’06年オーストラリアダンサーに『Chamisa 4℃』を振付。カンパニー《Fluid hug-hug》で『Rise:Rose』’05年アメリカ・アジアツアー、’06年メルボルンフェスティバル、DTW(NY)公演、’07年3月東京公演を行う。
(日本語:魁文舎) http://www.kaibunsha.net
(英語) http://www.kotayamazaki.com 
TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD
これまでの受賞者
開催日 「次代を担う振付家賞」 「オーディエンス賞」 ファイナリスト
[五十音順]
2006年
(応募総数186件)

Nextage (最終審査会)
7月29・30日(土・日)
白井 剛
「質量, slide , & .」
康本 雅子
「メクラんラク」

遠田 誠
「ニッポニア・ニッポン」
遠田 誠/岡本真理子/
きたまり/小浜正寛/
白井剛/康本雅子/
常樂 泰/山賀ざくろ
2005年
(応募総数161件)

Nextage (最終審査会)
7月9・10日(土・日)
隅地 茉歩
「それをすると」
鈴木ユキオ
「,,,やグカやグカ呼嗚、、、」

新鋪 美佳
「るる ざざ」
新鋪美佳/岩淵多喜子/
宇都宮 忍・戒田美由紀・
合田 緑・高橋砂織・
得居 幸・三好絵美/
岡田利規/岡田智代/
黒沢美香/鈴木ユキオ/
隅地茉歩
“ネクステージ”(最終審査会) 会場を世田谷パブリックシアターに変更
2004年
(応募総数191件)

Nextage (最終審査会)
7月3・4日(土・日)
東野 祥子
「ALARM!」
高野美和子
「匿名トリップ」

常樂 泰
「範ちゃんへ」
新鋪美佳・福留麻里/
大橋可也/可世木祐子/
常樂 泰/高野美和子/
東野祥子/康本雅子/
矢内原美邦
「次代を担う振付家賞」受賞者に対し「TOYOTA海外サポート」新設
2003年
(応募総数209件)

Nextage (最終審査会)
7月19・20日(土・日)
黒田育世
「SIDE B」
黒田育世
「SIDE B」

山崎広太
「Night on the grass」
大植真太郎/岡登志子/
黒田育世/白井 剛/
濱谷由美子/林 貞之/
ボヴェ太郎/山崎広太
2002年
(応募総数204件)

Nextage (最終審査会)
7月5・6日(土・日)
砂連尾理+寺田みさこ
「あしたはきっと晴れるでしょ」
砂連尾理+寺田みさこ
「あしたはきっと晴れるでしょ」

天野由起子
「C◎NPEIT◎」
天野由起子/伊藤千枝/
遠藤暁子/砂連尾理+寺田みさこ/白井 剛/手塚夏子/矢内原美邦/山田うん