2010年12月15日

トヨタ自動車、UVを約99%カットするフロントドアガラスを採用

―世界初*2、本年末発売予定の新型ヴィッツに―

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、UV(紫外線)を約99%*1カットする「スーパーUVカットガラス」を本年末に発売予定の新型ヴィッツのフロントドアガラスとして世界で初めて*2採用する。

 今回のスーパーUVカットガラスの採用により、すでに約99%のUVカット率を実現しているウインドシールドガラス(フロントウインドゥ)とあわせ、前方だけでなくフロントドアガラスから透過するUVまで約99%のカットを可能とした。
 これにより、ドライバーが日焼け防止対策として使用している手袋と同等のUVカット効果*3が期待できる。

 すでに約99%のUVカットを実現しているウインドシールドガラスは、合わせガラスであり、2枚のガラス間に挟む中間膜にUVカット機能を持たせている。
 一方、ドアガラスには主に強化ガラスを用いており、約89%のUVカットは可能であったが、100%に近づけるには、さらなるUVの吸収技術が必要とされていた。
 今回、従来型UVカット強化ガラスに高性能なUV吸収膜を用いたスーパーUVカットガラスの採用で、約99%のUVカット率を可能にした。

 かねてよりトヨタでは、心地良く、快適なドライブ時間を過ごしていただくために様々なクルマの快適アイテムを開発・採用しており、今回のスーパーUVカットガラスの採用はその一環となる。今後も、これまで商品化してきた肩や腰を部分的に温める快適温熱シートやナノイー*4*ドライブシャワーなどとあわせ、ドライブの楽しさが広がる快適アイテムのさらなる充実を目指していく。
*1 社内測定値
*2 2010年12月現在(トヨタ調べ)
*3 ただし日焼けには個人差がある
*4 「nanoe」、「ナノイー」および「nanoe」マークは、パナソニック電工株式会社の商標
スーパーUVカットガラス構成

以上