2007年04月10日

トヨタ自動車、新テレマティクスサービス「G-BOOK mX」を発表

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、トヨタのテレマティクスサービスである「G-BOOK ALPHA」を一新した、「G-BOOK mX(ジーブックエムエックス)」ならびにG-BOOK mX対応HDDナビゲーションシステム(以下対応ナビ)を、本年5月以降に発売する新型車から順次展開する。

 「G-BOOK mX」は、従来のG-BOOKで実績のある安心・安全サービス等に加えて、世界初の地図の自動更新を可能とする「マップオンデマンド」、「G-BOOK mX」搭載車の走行情報により、高精度渋滞情報を提供する「プローブコミュニケーション交通情報」など、お客様がナビをより一層便利に利用できるサービスを織り込んだ総合テレマティクスサービス。
 この新サービスは、対応ナビに標準付帯され永年無料で利用できる“G-BOOK mX”と、車載通信機DCMの搭載が必要な有償契約サービス“G-BOOK mX Pro(ジーブックエムエックスプロ)”の2種が設定され、“G-BOOK mX Pro”では“G-BOOK mX”の標準サービスに、セキュリティーサービス、オペレーターサービスなどが追加される。
 従来のG-BOOK ALPHAから、追加または強化される主な内容は以下のとおり。

①地図更新サービス「マップオンデマンド」
 全国の高速道路・有料道路と、自宅及び目的地周辺の一般道路のナビ地図をネットワークから更新するサービス。“G-BOOK mX”では、お客様の携帯電話を対応ナビに接続して、ワンタッチで更新部分の地図データをダウンロードできる。“G-BOOK mX Pro”では、車載通信機DCMにより、常時、自動的に地図データが更新される。これにより、高速道路・有料道路では新規開通後約7日で地図の更新が可能となる。
 また、通常のインターネットを用いてPCから、CD-Rに更新部分の地図データをダウンロードし、それを対応ナビに挿入することによりナビ地図を更新するサービスも開始する。
 このマップオンデマンドは新車登録から3年間有効であり、その後も販売店で最新版地図ソフトを購入すると本サービスを継続できる。

②「プローブコミュニケーション交通情報」
 走行中の「G-BOOK mX」搭載車から収集した速度や位置データなどの走行情報を元に、トヨタ独自の交通情報を生成し渋滞回避ルートを案内するサービス。車載通信機DCMを有することから、携帯電話のみによる同種のシステムに比べ、情報収集能力に優れ、リアルタイム渋滞情報をG-BOOKセンターに効率的に蓄積できる。これによりVICS情報ではカバーできなかった道路の渋滞情報を加味した、より高精度な渋滞予測が可能となり、渋滞を回避した最適ルートを案内できる。

③Bluetooth®によるワイヤレス音楽再生
 対応ナビは、Bluetooth®のAV接続機能(AVプロファイル)を内蔵しており、携帯電話やポータブルオーディオ機器をBluetooth®で接続し、普段持ち歩く楽曲をカーオーディオからワイヤレスで再生できる。従来のFM波によるアダプターなどに比べ、ノイズや音の歪みが無くクリアな音質でのワイヤレス再生が可能。

④G-SOUNDカプセル
 従来の「G-BOOK ALPHA」に搭載されたG-SOUNDには、BGM向けに複数曲をパッケージ化した「G-SOUNDカプセル」を用意。単曲900曲に加え、103カプセル680曲が対応ナビにプリインストールされており、再生に必要な暗号キーをダウンロードすればすぐに楽しめる。なかでも、クラシック140曲は無料で利用できる。

⑤新オペレーターサービス
 「G-BOOK mX」では、オペレーターに目的地設定を依頼する際に、プローブ交通情報を反映した最適ルート案内(Gルート探索)を依頼可能となる。また“G-BOOK mX Pro”の対応車種においては携帯電話の接続や音声通話契約なしで、車からワンタッチでオペレーターに接続できるなど、従来から好評のオペレーターサービスが、より幅広いお客様に簡単にご利用いただけるようになる。

⑥ヘルプネットの標準付帯
 従来の「G-BOOK ALPHA」においては、有償サービスにのみ設定されていた、事故、急病時に警察・消防に接続して緊急車両の手配を要請できる緊急通報サービス「ヘルプネット」を、「G-BOOK mX」対応ナビに新車登録から3年間、標準付帯する。4年目以降も、2年ごとに1,050円(税込)の利用登録料を支払うことにより同サービスを継続できる。

⑦一時停止情報の提供
 万一の事故の際に被害レベルが大きいと予想される一時停止交差点を対象として、一時停止の存在を、対応ナビから案内するサービス。(2007年春現在、東京23区、横浜市、大阪市、名古屋市で対応)
 さらに本年夏に発表する新型車では、ナビの地図情報とバックカメラによる路面認識によって一時停止線までの位置を高精度に把握した上で、ドライバーの操作に応じて注意喚起を行う機能を搭載する。

 なお、本サービスの発表に合わせて従来の「G-BOOK ALPHA」についても、5種類ある利用プランを簡素化し、永年無料の“G-BOOK ALPHA”、及びDCM接続による有償サービス“G-BOOK ALPHA Pro”の2種類の設定とする。

 また、トヨタは「G-BOOK mX」にあわせて開発した車載機(対応ナビ、車載通信機DCM等)、及びこれまでのG-BOOKで培われた安心・安全サービスの技術を生かし、同サービスの需要が高いと見込まれる中国市場に、新たなテレマティクスサービスの展開を予定している。

※  Bluetooth®は、Bluetooth SIG.Inc.U.S.A.の登録商標
以上
<別紙>
表1.“G-BOOK mX”、“G-BOOK mX Pro”のサービス内容と価格
サービス名称 “G-BOOK
mX”
“G-BOOK
mX Pro”
“G-BOOK
ALPHA”
“G-BOOK
ALPHA Pro”
通信方式 携帯利用 DCM利用 携帯利用 DCM利用
  G-Security(盗難抑止・追跡)
 
 
 
 
安心・安全 ヘルプネット※1
 
 
      エアバッグ連動ヘルプネット※2
 
 
 
 
    オペレーターサービス
*※3
 
*※3
 
  ワンタッチ接続※2 ・3
 
 
 
 
  マップオンデマンド(地図更新)
 
 
 
 
運転支援 Gルート探索・渋滞予測
 
 
 
 
  プローブコミュニケーション交通情報
 
 
 
 
  一時停止情報提供
 
 
 
 
娯楽・利便 Bluetoothオーディオ
 
 
 
 
G-SOUND(プリインストール曲)※3
 
 
  無料カプセル
 
 
 
 
WEBオンデマンド(PC・携帯連携)
 
 
G-BOOK.com(各種情報コンテンツ)
 
 
 
 
自動車専用ハンズフリー電話※3
 
 
 
 
申込手続き 申込不要※4 申込み必要 申込不要※4 申込み必要
利用料金 永年無料
<通信費は
お客様負担>
新車初年度
無料
(翌年以降
12,000円/年)
<パケット
使い放題>
永年無料
<通信費は
お客様負担>
新車初年度
無料
(翌年以降
12,000円/年)
<パケット
使い放題>
※1 : 新車3年間標準付帯。4年目以降2年毎に登録料(1,050円<税込み>)が必要
※2 : 一部非対応車種あり ※3 : 有料オプション ※4 : *印のサービスは、Webでの利用登録が必要
表2.従来のG-BOOK ALPHAの変更点
  新車初年度 継続・中途契約

携帯利用 G-BOOK ALPHA フリーサービス 無料
プランA 無料 3,600円/年
DCM利用 プランB 無料 12,000円/年
プランC
(自動車専用ハンズフリー電話/au有)
無料 18,000円/年
プランD
(自動車専用ハンズフリー電話/au無)
21,000円/年 33,000円/年

↓






携帯利用 “G-BOOK ALPHA”
(プラン分けなし)
無料
DCM利用 “G-BOOK ALPHA Pro”
(プラン分けなし
無料 12,000円/年
※ 自動専用ハンズフリー電話は有料オプション