2007年04月02日

トヨタ自動車、アジア地域の開発拠点と生産支援会社を統合

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、4月1日、アジア地域の開発拠点トヨタテクニカルセンター・アジア・パシフィック・タイ株式会社(TTCAP-タイ)と生産支援会社トヨタ・モーター・アジア・パシフィック株式会社(TMAPタイ)を統合し、新会社として、トヨタ・モーター・アジア・パシフィック・エンジニアリング&マニュファクチャリング株式会社(TMAP-EM)をタイに設立した。

 新会社は、アジア地域における現地生産車の開発・評価から、調達・生産に至る業務の一体化を図ることで、同地域の生産事業体のオペレーション強化と更なる現地化推進を支援していく。

 アジア地域においては今後、新会社であるTMAP-EMと、シンガポールに拠点を置く販売支援会社トヨタ・モーター・アジア・パシフィック株式会社(TMAP-MS)とが、連携を密にし、市場環境の変化に、より柔軟に対応できる体制づくりを目指していく。
 なお、TMAP-EMの社長には、トヨタの常務役員でTMAP-MSの社長も務める佐々木良一が就任した。

Toyota Motor Asia Pacific - Marketing & Salesの略
(新会社の概要)
社 名
トヨタ・モーター・アジア・パシフィック・
エンジニアリング&マニュファクチャリング株式会社
(Toyota Motor Asia Pacific Engineering and Manufacturing Co., Ltd.)
所在地
サムットプラカン県(現TTCAP-タイの所在地)* バンコクから約60km
社 長
佐々木 良一
従業員数
約1200名 (2007年4月現在)
設立日
2007年4月1日
資本金
13億バーツ(約40億円)
出資比率
トヨタ自動車100%
事業内容
アジア地域の現地生産車の開発/評価
同地域の生産事業会社への業務支援
以上