2005年04月18日

LEXUS、専用研修施設「富士レクサスカレッジ」の概要を発表

―あわせて開業時の人員体制について公表―

 

 LEXUSは、レクサス専用の研修施設「富士レクサスカレッジ」を新たに設立し、本年3月より運営を開始した。

 「レクサスブランド」は、今後さらなる活性化が予想される高級車市場において、従来以上に「個性」や「プレミアム感」を重視するお客様の拡大に対応する「21世紀の新しいグローバルプレミアムブランド」を目指すもので、「最高の商品」を「最高の販売・サービス」でお届けする。

 富士レクサスカレッジは、「最高の販売・サービス」を行なうにあたって重要な要素となる「人材・店舗・おもてなし」の中で、特に人材育成について、「ブランドづくりは人づくり」との考え方のもと、レクサス専用施設として設立されたものである。本年8月の開業に向け準備を進めていく中で、レクサス販売店で働く全てのスタッフが学ぶ場として、深い専門知識や高い技能の修得はもちろん、レクサスの価値観を共有するための研修に活用される。

 研修内容については、座学にとどまらない「実体験に基づく理解」を研修の基本とし、具体的には、チーフエンジニア、デザイナー等と直接意見交換ができる研修、さらには、富士スピードウェイ内に開設しているメリットを生かし、本コースや安全研修施設モビリタで走行性能を体感できる研修等を実施。サービスでは、一度に14台を用いての受講が可能な設備を活用し、各種技能研修を実施する。

 富士レクサスカレッジの概要は以下の通り。
所在地
静岡県駿東郡小山町中日向694(富士スピードウェイ内)
敷地面積
9,500m2
建屋面積
2,800m2(2階建て)
延床面積
3,500m2(サービス実習場 1,400m2、研修室他 550m2
延べ研修人員数
約18,000人(05年~06年見込み)
主な研修内容
(1)ブランド導入・浸透(対象:全スタッフ)
  ブランドの重要性やレクサスの目指す方向性に関する研修
(2)商品研修(対象:全スタッフ)
  チーフエンジニアやデザイナーを講師とした、開発思想・商品知識に関する研修
  富士スピードウェイを活用した新型車の試乗会による商品理解
(3)サービス技術習得(対象:全テクニカルスタッフ)
  新機構や新装備の、構造と作業整備方法・故障診断方法の習得
 また、あわせて開業時の人員数および販売店の体制についても、以下の通り公表した。
人員数
約2,000人(2005年8月時点)
体 制
セールスコンサルタント 約1,000名
 
 
テクニカルスタッフ 約600名
以上