2004年04月13日

<ご参考>

トヨタ、米ウェストバージニア工場でオートマチックトランスミッション用ギアを生産

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、米国のウェストバージニア工場、Toyota Motor Manufacturing, West Virginia, Inc. (以下、TMMWV)において、2006年初頭より新たにオートマチックトランスミッションの主要構成部品であるギアの生産を開始する。追加雇用は50名、追加投資額は8千万ドルで、TMMWVの累計投資額は、約8億ドルになる。

 現地時間の4月12日11時30分(日本時間4月13日0時30分)から行われた記者会見には、ジェイ・ロックフェラー上院議員、ボブ・ワイズ州知事、TMMNA新美篤志社長、TMMWVの水野豊社長ほか、トヨタの現地事業体関係者らが出席した。

 TMMWVは、1998年11月にエンジン工場として立ち上がり、オートマチックトランスミッションは2001年5月より生産を開始した。現在、TMMWV製のオートマチックトランスミッションは、北米で生産しているカムリ、カムリ・ソラーラ(ケンタッキー工場)、シエナ(インディアナ工場)およびRX330(カナダ工場)に搭載されている。TMMWVのオートマチックトランスミッションの生産能力は、年間36万基。

 TMMWVで生産しているエンジンは、直4エンジンがカローラなどに、V6エンジンがアバロン、シエナ、RX330などに搭載されている。同工場のエンジンの生産能力は、年間54万基。

 [TMMWV概要]
会社名 Toyota Motor Manufacturing, West Virginia, Inc.
所在地 米国ウェストバージニア州パットナム郡バッファロー地区
社長 水野 豊(みずの ゆたか)
設立 1996年5月
生産開始 1998年11月
総投資額 約8億ドル
生産能力
直4エンジン 年間34万基
V6エンジン 年間20万基
オートマチックトランスミッション 年間36万基
敷地面積 93万m2
従業員数 約1000名

以上