トヨタグループ*1(以下グループ)は、2005年日本国際博覧会(以下、愛・地球博)長久手会場においてパビリオンの建設、ショー演出などの準備を進めてきたが、このほど準備が整い、本日、関係者によりトヨタグループ館の完成修祓式、開館式を実施した。
トヨタグループ館は、21世紀の「モビリティの夢、楽しさ、感動」を出展テーマに、3月25日の開幕から185日間運営される。トヨタグループ館の主な内容は以下の通り。
パビリオンは、地球の再生メカニズムに沿って循環する地球循環型パビリオンを基本コンセプトに建設、運営。建物は、解体・リユースを前提とする鉄骨構造体を採用したほか、再生可能材料として、外壁には古紙再生紙の壁材を、内装の一部にはケナフ材などを採用している。また、パビリオンで消費するエネルギーは風力を活用。会場外に建設した風力発電機により、愛・地球博終了までに消費する電力相当分を発電し、トータルでCO2の発生をゼロにする計画としている。
メインシアターで行うパフォーマンス・ショーは、ウエルカムショーとメインショーの2部構成で、約30分間の華やかなステージを展開。ウエルカムショーでは、トヨタ・パートナーロボットにより構成される楽団「CONCERO*2(コンチェロ)」が登場し、バンド演奏やDJロボットによるラップパフォーマンスを披露する。メインショーは、一人乗りの未来コンセプトビークル「i-unit(アイユニット)」、搭乗歩行型ロボット「i-foot(アイフット)」が登場し、観客席を取り巻く360度の大型スクリーンやパフォーマー、ダンサーの演技が一体となったモビリティ・パフォーマンス・ショーを展開する。
アプローチエリアであるテクノシーズガーデンには、グループが取り組んでいる様々な環境技術を展示しているほか、花の植栽や屋上緑化、ミスト発生装置などにより快適な環境を備えている。
退出ゾーンの技術展示エリアでは、「i-unit」ショーケースでi-unitの展示、走行映像を紹介するほか、テクノギャラリーで近未来を見据えた動力源の革新や、ロボット技術、グループの先端要素技術の一端を紹介する。
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トヨタグループとして出展に参加している企業は以下の16社 (株)豊田自動織機、トヨタ自動車(株)、愛知製鋼(株)、豊田工機(株)、トヨタ車体(株)、豊田通商(株)、 アイシン精機(株)、(株)デンソー、トヨタ紡織(株)、東和不動産(株)、(株)豊田中央研究所、 関東自動車工業(株)、豊田合成(株)、日野自動車(株)、ダイハツ工業(株)、(株)東海理化
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CONCERO:CONCERT(演奏)とROBOT(ロボット)から命名 |
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建物本体は、解体・リユースを前提とした鉄骨構造体を採用。新開発の摩擦締結工法で組上げることにより、可能な限りボルト穴を開けたり、溶接をしないようにし、解体後のリユース性に配慮。 |
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再生可能材料を積極的に活用する観点から、外壁には、古紙再生紙の壁材を採用。
また内装の一部には、グループが商品化を進めているケナフ材などを活用。 |
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愛・地球博終了後は、解体、分別回収を徹底し、全ての建設資材をリユース、リサイクルすることによって、建設廃棄物をゼロとする計画。 |
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エネルギーは、再生可能エネルギーとして風力を活用。会場外(愛知県田原市)に建設した風力発電機により、パビリオンで消費する電力相当分を発電し、トータルでCO2の発生をゼロとする計画*。 |
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実際の送受電は、田原での発電分を系統電力(中部電力(株))へ売電、パビリオンでは、あらためて系統電力から受電する仕組み。直接供給する形にはならないが、エネルギー分野でのミティゲーション(Mitigation:米国環境アセスメント制度に位置付けられる「人間活動による自然への負の影響を緩和または補償するための行為」)として取組む。 |
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ウエルカムショー |
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エンターテインメント性豊かな8台のロボット(楽器演奏ロボット7台、DJロボット1台 バンド名:CONCERO)が、来場者を未来の世界へと誘うオープニングステージ。 |
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メインショー |
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演出テーマは「動くことは自由であること、動くことは生きること」。 一人乗りの未来コンセプトビークル「i-unit(アイユニット)」、搭乗歩行型ロボット「i-foot(アイフット)」とパフォーマー、ダンサーが一体となった演技により、「自由に移動すること、生きることの素晴らしさ」と「人とクルマの新しい関係」を紹介。メインショーのタイトルは「MOVE LIVE(ムーブ ライブ)(動く・生きる)」。
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