2001年12月13日

トヨタ自動車株式会社
世田谷パブリックシアター

「トヨタ コレオグラフィーアワード~次代を担う振付家の発掘~」を創設

 

 トヨタ自動車株式会社は、世田谷パブリックシアターと提携のもとメセナ活動の一環として、このたび「トヨタ コレオグラフィーアワード」を創設した。

 当アワードは、これからの次代を担う振付家の発掘、育成を目的に、本年より新たに創設するもので、一般公募と全国の舞台関係者から寄せられた推薦の中から選考委員会にて選ばれた8名の振付家が世田谷文化生活情報センター内において作品を上演し、公開審査により受賞者(1名)およびオーディエンス賞(2名)を決定する。

 公開審査は山海塾主宰天児牛大(アマガツ ウシオ)氏を審査委員長とし、評論家の國吉和子氏、ヨーロッパ、アメリカから劇場のディレクターを迎え、国際的な視野による審査とする。
 また、アワードを受賞した振付家は、次年度(2003年度)に世田谷パブリックシアターから、世田谷シアタートラムでの作品発表の場を提供され、トヨタ自動車からその作品製作費の一部として100万円が授与される。

 トヨタ自動車では、実力・将来性のある若手の芸術家の支援を幅広い分野で行っているが、このたびのアワードもこれらの一環として、コンテンポラリーダンスなどの舞踊分野における人材育成の一助となり、当分野の活性化につなげることを目的としている。
 なお、構造図、公募概要および審査委員、選考委員プロフィールは、別紙のとおり。

■実施の枠組み
名 称 「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD」 ~次代を担う振付家の発掘~
トヨタ コレオグラフィーアワード
開催時期 公募期間―2001年12月13日~2002年2月20日
公開審査公演―2002年7月5日、6日
主 催 TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD実行委員会、 トヨタ自動車(株)
提 携 世田谷パブリックシアター ((財)世田谷区コミュニティ振興交流財団)
運 営 トヨタ コレオグラフィーアワード事務局
協 力 NPO法人Japan Contemporary Dance Network(JCDN)
以上

〈「トヨタ コレオグラフィーアワード」に関するお問い合わせ先〉
トヨタコレオグラフィーアワード事務局
〒151-0071東京都渋谷区本町6-2-17-103
Tel:03-3373-1166
e-mail:t-award@abox9.so-net.ne.jp

TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002構造図

 

TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002公募概要

 
1.目 的 年齢・キャリアに関係なく、次代を担う振付家を発掘、育成することに主眼をおいております。
 
2.募集期間 2001年12月13日~2002年2月20日
 
3.応募資格 自身の振付作品を発表した経験のある人
特にダンスのジャンルは問いません。
 
4.応募要項
応募作品のテーマに制限はありません。
応募者自身による1998年以降に製作・発表された振付作品のビデオ、自身のプロフィールを送付してください。
応募者お一人、一作品とさせていただきます。
 
5.審査方法
一般公募と全国の舞台関係者から寄せられた推薦の中から、選考委員会にて8人の振付家を選出。選考に通った方には、2002年3月上旬に書面にて通知いたします。選出された振付家は作品を2002年7月5、6日に最終審査のため東京・世田谷文化生活情報センター内において作品上演(30分)を行っていただき、審査委員による公開審査にてアワード受賞者を決定いたします。
 
6.賞
[次代を担う振付家賞] 1人/賞状、副賞100万円
  次年度世田谷シアタートラムにおける作品発表の場の提供および、副賞の100万円を作品製作費の一部として授与いたします。
[オーディエンス賞] 2人/賞状
  観客からの投票により各日1名選出いたします。

7.応募・問い合わせ
トヨタ コレオグラフィーアワード事務局
〒151-0071東京都渋谷区本町6-2-17-103
TEL&FAX : 03-3373-1166
e-mail : t-award@abox9.so-net.ne.jp

●その他
本要項はトヨタコレオグラフィーアワード事務局が定め、実施いたします。
応募用紙は所定の用紙を使用してください。(コピー可)。
ホームページからもダウンロードできます。(http://www.toyota.co.jp/mecenat/)
その他の用紙、ファックスは受付できません。
なお、提出いただいたビデオはご返却いたしませんので、ご了承ください。
 

TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002審査委員・選考委員プロフィール

審査委員長

天児牛大(あまがつ うしお) 山海塾主宰・舞踏家・演出家
1949年横須賀市生まれ。75年に山海塾を創設。82年以降の全作品は、パリ市立劇場で初演し、世界37カ国で公演を重ねる。92年、バニョレ国際振付賞の審査委員長を務める。近年では、オペラの演出も手がけ、98年にリヨン国立歌劇場にて初演されたオペラ『三人姉妹』は、2001年11月にパリ・シャトレ座にて再演された。02年3月には、ベルギーのラ・モネ劇場、4月にはリヨン国立歌劇場にて再演される。

 

審査員

國吉和子(くによし かずこ)舞踊研究・評論家
早稲田大学大学院修士課程修了。現在、近畿大学等で非常勤講師。舞踊学会、国際演劇評論家協会、World Dance Alliance Japan会員。「ダンスマガジン」「オン・ステージ新聞」等に執筆。論文に「消滅する構造」「暗黒舞踏再考」など。著書に「夢の衣裳、記憶の壷-ダンスとモダニズム-」(近刊、新書館)編著に「見ることの距離-ダンスの軌跡1962ー1996-」(市川雅著、新書館)


1979年よりドイツ・デュッセルドルフ・Tanzhaus nrwディレクター。近年、H・アール・カオス、伊藤キム+輝く未来、解体社など、日本のコンテンポラリーを招聘している。
1993年よりEDDC(European Dance Development Center)ディレクター
1997年よりWorld Dance Alliance Europe エクゼクティブディレクター
2002年の the Global dance Festival ディレクター

Linda Shelton(リンダ・シェルトン)
ジョイス・シアターのエグゼクティブ・ディレクター。ジョイス・シアター財団の理事、ダンス/USAの理事長。また、ニューヨーク大学大学院でアーツ・アドミニストレーションの教鞭をとる。これまでに、ジョフリー・バレエやトワイラ・サープ・ダンス財団などでマネジメントに携わり、全米芸術基金やマサチューセッツ文化カウンシルなどで専門委員を務めている。1999年にはフランス政府よりシュバリエ章を受章。

 

選考委員

唐津絵理(からつ えり)愛知芸術文化センター学芸員
お茶の水女子大学院人文科学研究所修了。大学在学中より多くのダンス公演に出演。愛知芸術文化センターでは、様々なダンス公演やワークショップ・トーク・上映会等を企画・プロデュース。著書に『身体の知性』(文化情報センター)、共著に片岡康子編『20世紀舞踊の作家と作品世界』(遊戯社)。愛知万博時に舞台芸術フェスティバル開催を目指す2005演劇ネットワークに立ち上げより参加、様々なイベントをコーディネート。

桜井圭介(さくらい けいすけ)舞踊評論家
作曲家・ダンス批評。1960年生まれ。ダンス関係の著書に『西麻布ダンス教室~舞踊鑑賞の手引き』『ダンシング・オールナイト~グルーヴィな奴らを探せ!』。『朝日新聞』『太陽』『美術手帖』『artscape』『PT』など様々な媒体にダンス批評を執筆。現在『バレエ』誌においてダンス時評「リアルの条件」を連載中。

志賀玲子(しが れいこ)プロデューサー
兵庫県伊丹市立演劇ホール(アイホール)プロデューサーとして<アイホールダンスコレクション>を中心に企画製作。滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール舞踊アドバイザー、夏のフェスティバルプロデューサー。JCDN(Japan Contemporary Dance Network)ボードメンバー。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科非常勤講師、同舞台芸術研究センター特別研究員。(有)シューツアンドルーツ代表。岩下徹制作。

佐東範一(さとう のりかず)JCDNディレクター
1960年北海道生まれ。80年から94年まで、舞踏グループ「白虎社」の舞踏手兼制作者として活動。96年アメリカ・NY、ダンス・シアター・ワークショップにて1年間のアートマネジメント研修。98年京都にてJapan Contemporary Dance Network(JCDN)設立準備室、制作事務所・Groovism Companyを設立。2001年4月JCDN正式発足。NPOとして社会とダンスを結ぶ様々な活動を行っている。

楫屋一之(かじや かずゆき)プロデューサー
1952年、兵庫県生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。70年代中頃より、演劇活動を開始する。83年から、NOISEのプロデューサーとなり、公演、ワークショップ等全ての事業をプロデュースする。97年より、世田谷パブリックシアターの契約プロデューサーとなり、パフォーマンス、コンテンポラリーダンス等の制作を担当する。

 

ゲスト選考委員
*さまざまなジャンルより毎年選出

清水 永子(しみず ながこ)プロデューサー
芸術文化地域活動「楽の会」 代表・プロデューサー
1941年東京生まれ。92年芸術・文化の振興と普及を目的とした「楽の会」を設立。98年、フランスより新進気鋭のダンスカンパニーを招聘するなど、常に独創的な公演をプロデュースし、先駆的・実験的なアート活動を行っている。

武藤大祐(むとう だいすけ)美学専攻
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(美学藝術学専攻)。専門は近代イタリア思想史および舞踊美学。2001年1月より隔月刊誌「Ballet」(音楽之友社)にコンテンポラリーダンスの公演評を寄稿。