2002年03月27日
トヨタ自動車株式会社
財団法人トヨタ財団
財団法人トヨタ財団
"グローバル500賞"受賞記念
「トヨタ環境活動助成プログラム」2002年度の募集を開始
トヨタ自動車(株)および(財)トヨタ財団は、「持続可能な発展」のための環境改善や保全に向けた活動を助成する「トヨタ環境活動助成プログラム」の2002年度助成対象の応募受付を開始する。
この助成プログラムは、トヨタ自動車(株)が1999年に国連環境計画*から「グローバル500賞」を受賞したことを記念して、社会貢献活動の一環として2000年度より開始したもので、「持続可能な発展のための社会的投資」を基本テーマとし、「技術」と「教育」の2分野で、地域に根差した国内外の実践型プロジェクトを助成する。
これまで国内8団体、海外14団体の計22団体に助成。本年度の助成総額は、約2.7億円を予定している。
募集概要は以下のとおり。
この助成プログラムは、トヨタ自動車(株)が1999年に国連環境計画*から「グローバル500賞」を受賞したことを記念して、社会貢献活動の一環として2000年度より開始したもので、「持続可能な発展のための社会的投資」を基本テーマとし、「技術」と「教育」の2分野で、地域に根差した国内外の実践型プロジェクトを助成する。
これまで国内8団体、海外14団体の計22団体に助成。本年度の助成総額は、約2.7億円を予定している。
募集概要は以下のとおり。
| 《「トヨタ環境活動助成プログラム」募集概要》 |
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1.助成分野
基本テーマ:「持続可能な発展のための社会投資」
2.助成期間
2002年11月より、1~3年間
3.応募期間
2002年4月1日(月)~4月30日(火)(当日消印有効)
4.助成の決定
国内外の有識者等8名で構成する選考委員会で選考の上、決定
結果については、8月下旬に通知予定。 5.応募方法および助成プログラム詳細の問い合わせ先
(財)トヨタ財団(TEL:03-3344-1701)[URL http://www.toyotafound.or.jp]
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| * | 国連環境計画(UNEP:United Nations Environment Programme) |
| 1972年、国連諸機関が実施している環境に関する活動を総合的に調整管理するとともに、新たに発生する環境問題に対して国際協力を進めていくことを目的として発足した国連の機関。ナイロビに本部を置く。 |
以上
<参考>
| ■2001年度の助成実績 | ※は2000年度からの継続案件 |
| 分 野 | プロジェクト(活動対象地域) | 団体名(所在地) | |
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技 術 |
1 |
ミクロネシア・ポンペイ島の陸地生物多様性の保護 (その他) |
ポンペイ保全協会 (ミクロネシア連邦) |
| 2 | グァテマラにおける慣習的料理燃料の植物油への代替-実用実験(中南米) |
熱帯・亜熱帯農業技術研究所 (ドイツ) |
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| 3 | カスピ海におけるチョウザメとエビ養殖の両立生産システム(欧州) |
アトゥラウ州政府 (カザフスタン) |
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| 4 | 中央・西ヒマラヤの地域社会における薬用植物資源の産業化プロジェクト(アジア) |
ヒマラヤ地域天然薬物資源研究会 (日本) |
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| 5 | 中国農村部におけるガス供給のためのバイオマスのガス化(アジア) |
浙江大学〔浙江省杭州市〕 (中国) |
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| 6 | 中央カリマンタンにおける荒廃熱帯泥炭生態系回復プロジェクト(アジア) |
北海道大学大学院農学研究科 (日本) |
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教 育 |
1 | ドミニカ共和国中央山岳地帯における環境教育ガイドの作成(中南米) |
モスコソ・プエロ財団 (ドミニカ共和国) |
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2 ※ |
ブルガリアとハンガリーにおける学校の環境教育のための「グリーン・パック」(欧州) |
中東欧地域環境センター (ハンガリー) |
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| 3 | 内モンゴルにおけるステップ環境の保全と改善を目指す実践的教育プログラム(アジア) |
イミン・ソム環境問題研究会 (日本) |
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| 4 | 「ルーツ&シューツ」環境プログラムを日本の青少年に普及、展開するプロジェクト(日本) |
ジェーン・グドール研究所 (日本) |
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| 5 | 「若者から若者へ」-持続可能な未来のための相互研鑚(中南米) |
ユカタン半島自然保護 (メキシコ) |
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| 6 | グァテマラのタイガー・ラグーン国立公園における環境教育(中南米) | コンサーベーション・インターナショナル プロ・ペテン(グァテマラ) | |
| 7 | 地域資源活用についてのタイの若者の参加体験学習(アジア) |
エコ・コミュニティー活性化財団 (タイ) |
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8 ※ |
環境と開発のためのリーダーシップ・プログラム (日本) |
LEADジャパン (日本) |
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| 9 | 「みどりのゆび」マーク運動の推進による環境意識の形成・実践(日本) |
みどりのゆび〔東京都町田市〕 (日本) |
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| ■トヨタ環境活動助成プログラム選考委員(敬称略) |
| 名 前 | 所 属 |
| 委員長) 中村 桂子(なかむら けいこ) | JT生命誌研究館 副館長 |
| 小倉 紀雄(おぐら のりお) | 東京農工大学大学院農学研究科 教授 |
| 細田 衛士(ほそだ えいじ) | 慶應義塾大学経済学部 教授 |
| Peterson Myers (ピーターソン・マイヤーズ) | 前 アルトン・ジョーンズ財団代表(米国) |
![]() |
王立工科院エネルギー・環境委員会 委員長(スウェーデン) |
| Somsak Sukwong (ソムサック・スクウォン) | アジア地域コミュニティフォレストリー研修センター センター長(タイ) |
| 木村 尚三郎(きむら しょうさぶろう) | (財)トヨタ財団 理事長 |
| 張 富士夫(ちょう ふじお) | トヨタ自動車(株) 取締役社長 |




