2011年03月30日
トヨタ自動車、トヨタの森 フォレスタヒルズ・モデル林でSEGES(シージェス)最高位を取得
| トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、社会貢献活動の一環として、緑化活動の公開や体験型プログラムを実施している「トヨタの森 フォレスタヒルズ・モデル林」が、(財)都市緑化基金※が運営する「社会・環境貢献緑化評価システム」(通称シージェス SEGES:Social and Environmental Green Evaluation System)の最高位であるスパラティブ・ステージ(Superlative Stage)に認定されたと発表した。今回の最高位認定は、2005年にシージェスが発足して以来初となる。
(財)都市緑化基金は、政府の環境施策の大網を定める「環境基本計画」の第三次計画、「生物多様性国家戦略2010」、及び「生物多様性民間参画ガイドライン」において、企業などの緑の保全・創出活動による社会や環境への貢献度を評価・認定するシステムの一つとして2005年にシージェスを立ち上げた。各活動は5段階評価で認定を受ける仕組みになっており、最高位スパラティブ・ステージは、その前段階であるエクセレント・ステージ3を6年継続して認定を受けた後に取得できるものである。 「トヨタの森 フォレスタヒルズ・モデル林」は、里山再生を通じた環境保全ノウハウの共有を狙いに、1997年10月に、愛知県豊田市郊外の荒れた里山の地に開設され、「整備」、「保全」、「活用」の3つのゾーンに分けて整備を進めている。また、1998年からはこの地域の里山を詳しく知るための「エコモニタリング」や環境教育プログラム「エコのもりセミナー」を開催するなど、"自然との共生"を目指して、様々な試みが行われている。 今後もトヨタは、今年で15年目を迎える「トヨタの森」、中国やフィリピンにおける植林活動、及び国内の森林再生モデル構築に向けた三重県内の山林取得など、地球と社会の持続可能な発展に向けた環境保全活動に幅広く取り組んでいきたいと考えている。 |
| ※ | (財)都市緑化基金は、市民・企業・行政参加による花と緑のまちづくりの支援、及び市街地の過半を占める民有地の緑化推進を目的に設立。緑化推進活動は、財団基金の他、全国各地で300以上の地方公共団体に設けられている都市緑化基金で賄われている。(代表:高原慶一朗会長、所在地:東京都文京区) |
| <「トヨタの森 フォレスタヒルズ・モデル林」の概要> |
| 所 在 地 | 愛知県豊田市岩倉町一本松(フォレスタヒルズ敷地内) |
| 敷 地 面 積 | 「トヨタの森」45ヘクタールの内、15ヘクタールがモデル林 |
| 開 設 | 1997年10月 |
| 概 要 | 里山再生のモデルとして緑化活動の公開・体験型プログラム等の実施 |
| 開 場 時 間 | 9:00~16:30(日曜およびゴールデンウィーク、夏期、年末年始のトヨタ長期連休中は休み) |
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