2002年03月28日
<ご参考>
トヨタ、NYオートショーでサイオンの活動内容を発表
米国トヨタ自動車販売(Toyota
Motor Sales,U.S.A.,Inc.,以下TMS)は27日、米国ニューヨーク市で開催されている「2002年ニューヨーク国際オートショー」で、同社の若年層向けマーケティンググループ「サイオン(SCION)」の活動内容を公表した。
TMSでは、99年から社内にジェネシス(genesis)というマーケティンググループを設け、近い将来の顧客となる若年層に向けたマーケティングを検討してきた。本年から、このジェネシスグループを「サイオン」に名称変更し、若年層を対象とした新商品と新しい販売手法を展開していくことを決定した。
サイオンは、2003年6月に、2車種の商品ラインナップで販売を開始する。このうちの一つは、今回のニューヨークオートショーで展示しているコンセプトカー「bbX」を商品化したものとなる。bbXは、2000年から日本で販売されている「bB」をベースにしたモデルである。2003年に販売される2車種のメーカー希望小売価格は、18,000ドルを下回る見込みである。
サイオンの商品は、米国内のトヨタ店で販売されるが、独立した販売コーナーで専任の販売スタッフが担当する。インターネットの活用も重視しており、サイオンのWebサイトは、重要な情報収集の場として機能するよう設計される。
2003年6月の販売開始から8カ月間は、サイオンの商品はカリフォルニア州のみで販売される。その後、販売地域を徐々に拡大し、販売開始12カ月後には全米で販売し、同時に3車種目の商品がラインアップされる。3車種合わせての販売は年間10万台を目標としている。
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